さだまさしのラジオ番組

昨年、レコードデビュー50周年を迎えたさだまさしさん。大晦日には毎年恒例のカウントダウンライブを両国国技館で開催予定です。当記事では、文化放送で放送されるカウントダウンライブの特別番組や、TOKAI RADIOで放送されている『さだまさし 1時の鬼の魔酔い』についてご紹介します。

さだまさしのプロフィール

さだまさしさんは1972年11月、吉田政美さんとともにフォークデュオ・グレープとしてデビュー。翌1973年10月、シングル「雪の朝」でメジャーデビューを果たし、「精霊流し」や「無縁坂」などが大ヒット。グレープ解散後の1976年にソロ活動を開始すると、「雨やどり」や「関白宣言」、「秋桜」、「北の国から」など多くのヒット曲を生み出しました。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)には、昨年までに23回の出場歴を誇ります。

ソロデビュー以来、通算4000回以上のコンサートを開催しており、繊細な作風やウィットに富んだトークで多くのファンを魅了しています。小説家としても「解夏」や「眉山」、「風に立つライオン」などを発表し、多くの作品がテレビドラマ、映画化されました。地元・長崎に関連した作品との関わりも多く、2022年後期のNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』では語り役を担当、2024年10月期ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)では、端島にある唯一のお寺の和尚役を演じました。

トークだけのベストアルバムを発売するほどに定評のあるトーク力は、ラジオパーソナリティとしても遺憾なく発揮しており、中でも『さだまさしのセイ!ヤング』(文化放送、1981年10月~1994年4月)は絶大な人気を誇りました。2006年から放送されている『今夜も生でさだまさし』(NHK総合)でも、ラジオのテイストを残しながら、ハガキを通じて視聴者との交流を行っています。

12月31日(火)22時~ 文化放送『さだまさしカウントダウンスぺシャル in 国技館 ~巳(み)来へ 蛇(じゃ)ンプ!頑張って長蛇(ちょうだ)い!!~』

文化放送では、12月31日(火)22時から特別番組『さだまさしカウントダウンスぺシャル in 国技館~巳(み)来へ 蛇(じゃ)ンプ!頑張って長蛇(ちょうだ)い!!~』を放送します。さださんが2009年から開催しているカウントダウンライブの模様を生中継、今年で16回目を迎えます。今回も会場の両国国技館から臨場感溢れるライブ中継をお届けします。

実況には、さださんと40年以上の交流がある寺島尚正アナウンサーを迎え、興奮冷めやらぬライブ終了直後には、毎年恒例の、年明け世界一早いさださんへの独占インタビュー「年越しさだまさし直撃インタビュー」を敢行。さださんが2025年にチャレンレジしたいこと、新年にかける決意や抱負を語るほか、事前に募集したお便りも生放送で紹介します。

TOKAI RADIOほか全国17局ネットで放送『さだまさし 1時の鬼の魔酔い』

2022年10月、さださんのデビュー50周年を記念してスタートした冠ラジオ番組。現在は、制作局のTOKAI RADIO(旧:東海ラジオ)や文化放送を始め、全国17局ネットで放送されています。

TOKAI RADIOで放送されていた深夜番組『ミッドナイト東海』(1968年3月~1983年8月)で「精霊流し」を頻繁に放送し、全国的なヒットに繋がった縁や、2009年の開局50周年トータルアドバイザーを務めるなど、TOKAI RADIOとはさださんのデビュー当初からと関わりが深く、社長に直談判したことでレギュラー放送が実現しました。

さださん自らが企画したこの番組では、先述の『さだまさしのセイ!ヤング』や『今夜も生でさだまさし』と同様に、ハガキでの投稿を募集しているほか、鈴を鳴らしてメッセージを読み上げる演出もあり、深夜放送のスタンスでさださんのトークやゲストとのやりとりが楽しめる1時間です。

さだまさし1時の鬼の魔酔い
放送局:TOKAI RADIO 他16局ネット
放送日時:毎週月曜 18時00分~19時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:さだまさし
番組ホームページ
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※放送情報は変更となる場合があります。

『さだまさし1時の鬼の魔酔い』コーナー紹介

東海どう? 五十三次
東海地区のローカルブームや風習、方言など「さださん、東海ってどう? 面白いでしょ!」といった、さださんの知らない情報を掘り下げるコーナー。

お笑いSDGs(エスディージーズ)
一発ギャグやショートショートを紹介。コーナー名のSDGsは「ショートドラマ、ギャグストーリー」の略。

わたしの1時の鬼の魔酔い
リスナーたちの「ちょっと気の迷いで起きた」エピソードを紹介。

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この記事を書いた人

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「SNS対オールドメディアという構造ではない」選挙とSNSの関係、今年はどうなる?

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、1月15日の放送にジャーナリストの鈴木エイトが出演。自身が取材した2つの問題、「都議選、参議院議員選挙など選挙について」「統一教会問題について」、今年の動きがどうなるかを語った。この記事では前者の部分をピックアップする。

長野智子「さっそくですがきょうの11時から広島県安芸高田市の前市長で去年の夏、東京都知事選に立候補して話題を巻き起こした石丸伸二さんが都内で記者会見を開きました。地域政党、再生の道を立ち上げたと発表したということです。こちらの取材は?」

鈴木エイト「行く予定だったんですよ。都庁の記者クラブの中で開催するということで幹事者に連絡して参加のOKをもらっていた。突然、おとといですかね、そこでやらないと石丸さん側も通知して記者クラブからも連絡があった。きょう都内某所で石丸さん陣営が取材して会見を開いたと。ただかなり参加の条件を出されていて。マス媒体の有無、もしくは登録者100万人以上のネット媒体を有するところしか参加できない、という条件を出されて」

長野「ああ……」

鈴木「一般のフリーの記者、僕も申し込みをしたんですけど丁重にお断りされました」

長野「そうなんですか。なぜなんでしょう」

鈴木「石丸さん側がそういう条件を出したということとt、もともと都庁の記者クラブでやる場合、YouTuberであるとか、そういう人がどんどん入ってくると仕切りが難しいとかで、石丸事務所で会場を借りた、とおっしゃっていましたね。後援会の担当者の方は個人的にはフルオープンでやりたいとおっしゃっていた。でも会見をスムーズに行いたい、ということに主眼をいちばん置いたようですね」

長野「いろんなことを改革したいと発言されていますけど、けっこう守旧派みたいな」

このあとも石丸氏の言動について鈴木がコメントした。昨今、よく取り沙汰される選挙とSNSの関係についても話が及んだ。

長野「(会見で)マスメディアを優先させるということですけど、石丸さんこそSNSを活用した選挙で票を伸ばした、という部分があります。今年は都議選、参院選と、選挙の年でもあります。エイトさんはずっと選挙の取材をしてきて、SNSを舞台にいろいろなことが起きる選挙は今年もつながっていくと思いますか?」

鈴木「はい。つながって、拡大していくと思います。でも別にSNS対オールドメディア、という構図ではないんです。SNSの中で取り扱われている情報、そういうものも、もとをたどればオールドメディアといわれるところがつくったものが回ってもいる。対立構造ではなくSNSをどう活用していくか。その中で、特に兵庫県知事選であったような、デマ情報が広まって結果を左右するようなところにまでなった、という事例を考えると、情報の危うさをどう規制していくか。規制という言葉を使うのは難しいんですけど」

長野「はい」

鈴木「言論の自由もあるし。ただデマ情報をいかに排除していくか、という中でいわれているのが、たとえば収益アカウントをどう規制するか。既に自民党は動いているようですけど。選挙のかたちについてはかなり、夏の参院選、都議選の前に、なんらかの動きはあるでしょうね」

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