「北海道」と「沖縄」のラジオ番組を聴き比べ!ご当地ラジオ番組をチェック!

「日本って、広いな~」と思うことがあります。昨年は観測史上初めて、沖縄に雪が観測された日がありました。沖縄のラジオ番組を聴いていると「ラジコプレミアムを使って、北海道から聴いています。沖縄は寒いそうですが、大丈夫ですか? 私の住む北海道は、いつもよりは暖かいです」というメールが紹介されていました。ちなみにその日、沖縄は3度、リスナーが住んでいた所は氷点下10度だったそうです。「全然、暖かくないじゃないか!」と思ったのは言うまでもありません。

実は北海道も沖縄もローカル番組が多く、いずれも「ご当地ラジオ番組王国」です。そこで今回は、北海道と沖縄で放送されている独特の持ち味の番組を紹介します。まずは、寒い季節なので、暖かい沖縄の、王道の音楽番組から。

沖縄のラジオ番組をピックアップ!

■RBCiラジオ『民謡で今日拝なびら』(月曜~金曜 16時~16時54分)

「みんようで ちゅう うがなびら」と読みます。「ちゅう うがなびら」は「こんにちは」という意味で、放送開始54年を迎えた超・ご長寿リクエスト番組です。沖縄の方言で放送されるため、沖縄のゆったりした雰囲気を味わいたい方におすすめです。(といっても、沖縄の方言は独特なので、内容がサッパリわからないことも多々有ります)

曲目リストには「十五日模合小」(じゅうぐにちむぇーぐゎ)、「我んうれまさ小しみゆんなー「(わんうれまさぐゎーしみゆんなー)など、民謡の名曲が並びます。懐かしのレコードをかけて、針が飛んでしまうこともありますが、そこはご愛嬌ということで…。

 

■RBCiラジオ『おきなわのホームソング』(月曜~金曜 10時45分~10時50分)

「子どもたちが歌える新しい沖縄の歌を作ろう」というコンセプトで、BEGINと沖縄のミュージシャンが作った曲を紹介しています。いわば、沖縄版「みんなのうた」です。例えば「ソウル チャンプルー」という曲は、「父ちゃんも母ちゃんも、ソウルチャンプルーを食べて、海と大地の恵みに感謝して、長寿の島を取り戻せ」という内容の歌詞です。

 

■RBCiラジオ『7!!ナナマイのうさがみそーれー!』(日曜 18時30分~19時)

沖縄の4人組バンド「7‼︎」(セブンウップス)のメンバーで、トークに定評のあるヴォーカルのNANAEさんと、ドラムのMAIKOさんによる番組です。ヴォーカルのNANAEさんは、tvk(テレビ神奈川)の人気音楽番組「sakusaku」のMCを担当しています。「sakusaku」では沖縄のイントネーションは控えめですが、「うさがみそーれー!」では沖縄弁で話すので、そのギャップにも注目です。

 

では、ここからは一気に北に飛んで北海道へ。

北海道のラジオ番組をピックアップ!

■HBCラジオ『北乃カムイのもにょもにょラジオ!(適当)』(土曜25時~25時40分)

北海道生まれのバーチャルアイドルで、テンポの良いトークに定評のある北乃カムイがパーソナリティをつとめる番組です。リスナー参加型で、リスナーからアイデアを募りながら、北海道に関する商品を企画・開発することもあります。ツイッターで気軽に参加できる企画もあり、番組がトレンドワードに入ることも! TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」の人気企画「全日本ラジオ新番組選手権2014」グランプリ受賞。

 

■STVラジオ『アイヌ語ラジオ講座』(日曜 7時~7時15分 再放送:土曜23時45分~24時)

初心者向けのアイヌ語講座です。テキストも用意されていて、ダウンロードすることができます。「道は良い状態ですか?」「シカの通る道より悪いです」等の会話をアイヌ語に訳した例文や丁寧な解説が豊富に掲載されています。

 

■AIR-G’(※FM北海道)『鈴井貴之 ラジヲの時間』(金曜 19時~20時)

「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)の「ミスター」こと鈴井貴之さんの番組です。応援しているコンサドーレ札幌の話や、リスナーからの相談など、やや高めテンションでしゃべり尽くします。「水曜どうでしょう」で全国を行き尽くした鈴井さんだけあって、地方の話が出た時に、その地域の鉄道や観光地にまつわる話がさりげなく出るのはさすがです。

 

おまけに…こんなところにも注目!

■STVラジオのコールサイン(毎日早朝 4時59分〜5時)

余談ですが、北海道のSTVラジオは、コールサインも聴きごたえがあります。北海道は広いため、中継局も多く、1分間に15の中継局の名前と周波数を一気に読み上げます。網走局、遠軽(えんがろ)局、名寄局、留萌(るもい)局、遠別局…と次々と北海道の地名が登場するため、北海道以外に住んでいる私にとって、非常に新鮮です。

(ラジオファンの中には、色々な放送局のコールサインや、日曜の深夜に流れる「放送終了のお知らせ」をラジコプレミアムで聴き比べている人もいます。私もそのうちの一人です)

みなさんもぜひ、北海道と沖縄のラジオ番組を聴き比べてみてください。

この記事を書いた人


やきそばかおる
子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

「まずは自分を褒めて」「絶対に糧になる」「自分を信じて」受験不合格のリスナーに、こもり校長・アンジー教頭・SGがエール

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。
全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。

3月の特別コーチは、日韓ミックスのシンガーソングライター「SG(エスジー)」さんが担当。3月21日(金)の放送では、受験生の生徒(リスナー)から届いたメッセージを紹介しました。


(左から)アンジー教頭、SGさん、こもり校長



SGさんは日韓ミックスのシンガーソングライターとして活躍。J-POPとK-POPの垣根を超えて、日本語と韓国語を織り交ぜて歌う独自のスタイルが人気を博し、2023年11月にメジャーデビュー。令和の卒業ソングとしてロングヒット中の楽曲「僕らまた」で自身初のストリーミング総再生数1億回を突破。2024年11月にリリースした「僕らまた (吹奏楽 ver.)」は、「カロリーメイト」の受験生応援CM第11弾「それぞれの音色」で使用され話題を呼んでいます。



こもり校長:昨日(※3月20日)から国公立大学の後期試験の合格発表も始まったわけだけども、まずは合格を掴み取った君! 本当におめでとう!

アンジー教頭・SG先生:おめでとう!

こもり校長:一方で、望んでいたのとは違う結果になって、悔しい思いをしている受験生もいると思う。

アンジー教頭:書き込みが届いています。

<リスナーからのメッセージ>
模試でA判定が出たこともあった第1志望校。合格が見えていただけに、まだ気持ちは切り替えられません。別の大学に行くことにしたけど、もし受かっていたらどんな未来があったかなとか、そんな想像ばかりしてしまいます。(18歳)

こもり校長:そうだよな。だってそこに受かるために頑張ってきたんだからね。

SG先生:でも、受からなかったからこその未来も、今、自分で作っていけるんじゃないかなと思いますね。

<リスナーからのメッセージ>
第一志望の合格発表がありました。結果は不合格でした。全力で挑んだ結果の不合格なので、とても悔しい結果になってしまい、応援の期待を裏切ってしまったことへの罪悪感でいっぱいです。来年、再度第一志望の大学にチャレンジしようと思います。(18歳)

こもり校長:もう1年、戦うことにしたんだね。

SG先生:自分のために戦ってほしいですね。

<リスナーからのメッセージ>
一緒に合格を目指していた友達は合格したけど、僕は不合格になってしまいました。
考えないようにしていた結果を、急に現実として突きつけられて、まだ気持ちが整理しきれていません。進むしかないのはわかっているけど、受け入れたくないです。(15歳)

こもり校長:まあな。しかも、一緒に頑張っていた友達が合格したっていうこともあるから、なおのこと受け入れづらいよね。こればっかりはな。

<リスナーからのメッセージ>
第一志望の合否が出ました。結果は不合格でした。1年半以上目標としてきただけに、とても悔しくて人生で一番泣きました。悔しい気持ちはまだまだあるけど、気持ちを切り替えて、新生活に備えていきたいと思います。(17歳)

SG先生:切り替えは大事ですね。

<リスナーからのメッセージ>
国立2次、不合格でした。国立に行きたかったですが、共テ利用で受かっていた私立に進学することに決めました。昨年と形式が変わった2次試験に対応できなかった自分に、悔しさが募っています。対応力が問われていたのだと受け止めていますが、この無念はたぶん、人生を支えるものになると思います。(18歳)

こもり校長:本当にそうだと思うし、逆にね、自分のなかで何かが起きたときに選択肢があるということは、自分の実力だと思う。だから、まずはその自分を褒めてあげてほしいなとも思うね。

アンジー教頭:しっかり頑張ったうえでの結果だとしても、それって絶対に糧になることだと思うから。

こもり校長:みんなが今、抱えている気持ちってたぶんネガティブなものがあるかもしれないけど、それは当たり前だと思う。自分の望む未来を掴むために頑張ってきたものだから、そこと違う道になってしまい、現実を見たときに後悔が残るっていうのは、間違った感情でもないと思う。悔しさで心がいっぱいになっても俺はしょうがないと思う。

ただ、そこからどうするか。積み上げてきたものが崩れるのって本当に一瞬だけど、そのあとどうするかっていうことが、きっと今は大事な時期だと思うから。その悲しみを、悔しさを、申し訳なさを、無理に消す必要はないと思う。最後の最後まで自分自身を振り返りながら、でもその先はまだまだ続いていくからね、その一歩を踏み出してもらいたいなと思います。

SG先生:もう結果にこだわらず、この先も自分を信じて進んで行ってほしいな、と思います。

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3月21日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限3月29日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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