気軽にラジオで空の旅へ…TOKYO FM『JET STREAM』を聴こう

皆さん、旅行はお好きですか? TOKYO FM『JET STREAM』は、日本航空(JAL)提供のもと、ラジオを通じて旅行気分が味わえる人気音楽番組です。良質な音楽と落ち着いた語り口のナレーションで、深夜に遠い異国の地に思いを馳せながら、リラックスタイムを過ごせる『JET STREAM』の魅力をご紹介します。

『JET STREAM』ってどんな番組?

『JET STREAM』は、1967年7月にTOKYO FMの前身である東海大学の超短波放送実用化試験局(FM東海)にて放送スタート。来年に放送55周年を迎える長寿番組で、放送開始から現在に至るまで多くのリスナーの心を掴み、根強いファンから愛されています。

番組のコンセプトは「パーソナリティを“機長”に見立て、異国情緒溢れる音楽と情感たっぷりのナレーションで、海外旅行の魅力をリスナーに伝える」こと。現在の機長は福山雅治さんが務めています。

放送開始当初から長らく日本航空(JAL)の一社提供番組(現在は他社スポンサーあり)で、日本人の海外旅行が夢だった時代に、海外への興味を掻き立てる貴重な番組でした。番組中には世界の国や都市の紹介に加えて、それらの国や都市へ行くJALのプランを紹介、さらに番組終了後には日本航空が通常流しているラジオ広告を流していました。

番組テーマ曲は、1964年に全米チャート1位を記録した人気ポップス「ミスター・ロンリー」のオーケストラアレンジ。番組中に流れる音楽はイージーリスニングで、気軽に聴きやすいのも特徴です。

JET STREAM
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~金曜 24時00分~24時55分
出演者:福山雅治
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

歴代機長の紹介

初代:城達也さん(1967年7月~1994年12月)

放送開始から27年半、7387回にわたり機長としてフライトを務めました。番組収録の際、「夜間飛行のお供をするパイロット」という番組コンセプトに入り込むため、必ずスーツを着用してスタジオ入り、スタジオ内の照明も暗く落として収録に臨むなど、徹底した役作りを行っていました。『JET STREAM』は城さんの代名詞と言える番組でもあり、世界各地をロマンチックなナレーションで紹介し、数多くのファンを魅了し続けました。

2代目:小野田栄一さん(1995年1月~2000年3月)

事務所の先輩でもあった城さんから引き継ぐ形で2代目機長に就任。架空のラウンジで同席したリスナー語りかける形式を採っていたため、エンディングの挨拶は「ではまた明日の(金曜日は“来週月曜日の”)午前零時に、このラウンジでお会いいたしましょう」としていました。

3代目:森田真奈美さん(2000年4月~2002年9月)

現時点で唯一の女性パーソナリティです。フライトアテンダントという設定で「乗客」をゲストを迎え、世界中の国や都市をテーマにトークを展開しました。在任中は『LOVE SOUNDS ON JET STREAM』というタイトルで放送していました。

4代目:伊武雅刀さん(2002年10月~2009年3月)

就任当初は1週間を通してのラジオドラマを放送するなど試行錯誤を行っていたものの、徐々に初代・2代目のスタイルに戻し、安定した人気を得るとともに、初代機長・城さんのスタイルを踏襲した語りが好評でした。番組タイトルも『JET STREAM』に戻しての放送となりました。

5代目:大沢たかおさん(2009年4月~2020年3月)

自身初のラジオレギュラー番組にして、5代目機長に抜擢されました。番組構成は4代目機長・伊武さんのスタイルを引き継ぐ形で、パーソナリティを11年間担当。初代機長・城さんに次ぐ在任期間となりました。

6代目:福山雅治さん(2020年3月30日〜現在)

TOKYO FM開局50周年を迎える2020年春の番組改編により、2020年3月30日(月)放送分から6代目機長に就任しました。伊武・大沢両機長時代の番組構成を継承する形で現在も放送中です。

ラジコをスマートフォンで聴く

ラジコをパソコンで聴く

ラジコプレミアムに登録して
全国のラジオを時間制限なし
で聴く!

トランプ関税13時間で部分凍結「くるくる変わるのは仕方ない」その理由とは?

寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が4月11日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、トランプ関税について意見を交わした。

寺島アナ「アメリカのトランプ政権は発動したばかりの相互関税をわずか13時間で部分凍結しました。背景にあったのは、株式や通貨に加えて安全資産とされたアメリカの国債まで売られる「トリプル安」の発生です。市場は貿易戦争だけでなく、債券や通貨までもが攻撃材料となる金融戦争を恐れています。トランプ政権は相互関税のうち9日午前0時1分に積み増した分について、アメリカに交渉を持ちかけた国や地域に90日間の停止期間を設けると明らかにしました。日本からの輸出品にかかる関税は一時的に24%から10%になります。発動してわずか13時間後に変更ということなんですが、内藤さん、この辺りいかがでしょうか」

内藤「もともとこれは生煮えで出たというイメージが非常に強かったですよね。トランプは関税上げることを大統領選挙のときから言っていて、選挙で言っていた公約を、ポリコレ系のやつをやめるとか、USAIDの運用がおかしいので支援をやめるということを言ってたのを実際にやってますし、教育省についても解体に向けて公約通り動いてますから、関税も公約通りにやるということは織り込み済みではあったと思うんですが、ただいかんせん、もうちょっと詰めて出さなきゃいけないところで生煮えだったという印象は拭えないだろうと思うんですね。

もう一つは、本当にその関税をやるというよりも関税をテコに相手と取引をすると。最終的に狙いうちにしたいのは中国だと思うんですけど、敵と味方をレーティングしたいがための取引でやったということであれば、迷惑な話でありますが、取引ですからくるくる変わるのは仕方ないのかなという気がします」

寺島「中国が浮き彫りになってきたというか、結果的にアメリカは145%の関税かけるということですね」

内藤「おそらくトランプとかあの辺は、中国をかつてのソ連と同じような感覚で見てるんだと思うんですよ。覇権を争って確実に潰さなきゃいけないと。ただ問題は、どれだけこちら側の陣営なのか、相手に寄っているのかということを、関税という形である程度序列化したいんじゃないですかね」

Facebook

ページトップへ