アンタッチャブル・柴田、10年ぶりの漫才に「これから復活していくのかしら」

11月29日(金)放送のフジテレビ系『全力!脱力タイムズ(以下:脱力タイムズ)』で、10年ぶりにコンビ共演を果たしたアンタッチャブル・柴田英嗣さん。水曜パートナーとしてレギュラー出演している文化放送『なな→きゅう』では、多くの人に衝撃を与えたアンタッチャブル復活の裏側を語りました。(文化放送『なな→きゅう』12月4日(水)放送分)

「ありがとうございます」に込められた意味とは?

アンタッチャブル復活の瞬間をリアルタイムで観ていたという、メインパーソナリティ・上田まりえさんは、柴田さんの姿に「涙が止まらなかった」と語りました。

上田:もう柴田さん、凄かったですよね! 私もいつも観ている番組なんですよ。「ああ、柴田さん、すごく楽しそうにやってるな」と。朝の『なな→きゅう』とは違って、「テレビの柴田さん、いいなあ」って思いながら観てたわけですよ。

柴田:夜バージョンの俺だから(笑)。

『脱力タイムズ』の放送直後、さまぁ~ず・三村マサカズさんがTwitterで反応するなど、芸能界からも大きな反響がありました。

柴田:三村さんはお礼の連絡をしてるんですけど、一切繋がらないんですよね(笑)。いつ繋がるんだろう。ミムさん、ありがとうございます!  大竹(一樹)さんはすぐに繋がったんですけどねえ。

リスナーから、「漫才を始める前、柴田さんが相方の山崎(弘也)さんに対して頭を下げた瞬間が1番グッときた」というメッセージが届きました。

上田:すごい勢いで頭を下げてましたよね?

柴田:俺もVTRで観て確認したけど、本当にありがたいと思ったんじゃない? ここを選んでくれたこと、そして俺に言わないでそれ(漫才)をやろうと。本人(山崎)の方が大変じゃん? 俺は番組の頭から出てて、アイドリングもできてるけどさ、本人は緊張するでしょ。さすがにあそこから出てきて、人を笑わせますみたいな感じ。そういうのに含めてじゃない? あとは関係確認(笑)。ご迷惑をかけた人に対して「ありがとうございます!」だよね。

上田:いろんな意味が込められていたんですね。

柴田:でも「ありがとうございます」とか言ってても、そのあとふざけるんだから(笑)。結局ふざけちゃってるんだよ(笑)。

相方・ザキヤマを見た瞬間は…

柴田さんが『脱力タイムズ』にゲスト出演した際は、「偽物の相方と漫才をする」という”お約束”があり、今回も俳優・小手伸也さんが山崎さんに扮して漫才を披露するという展開でした。

上田:有田(哲平)さんが一旦スタジオの裏側に行って「小手さん、小手さん」って言って、戻っていらっしゃったじゃないですか。あのザキヤマさんを見た瞬間は、どんな感じだったんですか?

柴田:何をやらされるんだろうなみたいな感じだったけど、瞬時に気づいた。山崎が出てきて、ここで漫才を1回やって、「これから復活していくのかしら、俺たちは」みたいな。俺も半信半疑だからね。

上田:そこでちょっと、復活の瞬間を。

柴田:なんせあそこ(番組)で4回も騙されてるから。ワンチャンよ? 本当に(山崎に)すごい似てるやつが来たみたいな感覚もあったのよ。

上田:小手さんからさらにもう一人似たやつが来たみたいな。

柴田:そうそう。本当に世界で1番似てるやつがきたんじゃないかくらいな……(笑)。「でも本物じゃないよね?」くらいな感覚だったね。マジであのときはまだ分かんなかった。それと同時に、「漫才やるのかな」、「今後アンタッチャブルで何かやっていくのかな」みたいな。復活って言っても、別に俺たち解散してるわけじゃないからね。「ふたりでの活動をするきっかけなのかしら」っていう判断を事務所(人力舎)も山崎もしたのかしらっていう感じだよね。

コンビ不仲説に「誰も信じないんだから」

10年のブランクを感じさせない、息の合った漫才を繰り広げたアンタッチャブルですが、柴田さんは現在のコンビ仲についても言及しました。

柴田:みんなが信じないから言うんだけど、俺と山崎は会ってたからね! 会ってなくないのよ。誰も信じないんだから!

上田:『なな→きゅう』の中でも、楽屋が近かったら挨拶に行くとか、一緒に飲んだりするっていう話もしてましたよね?

柴田:そのへんで飲んでるのに、飲んでることとか誰もリークしないんだもん。リークされてりゃあね、多少は信じてくれたかもしんないけど、お店の人とかやたら守ってくれたのかしら。

山崎さんとはプライベートで「ちょいちょい会ってた」と語る柴田さんでしたが、山崎さんとの久々の漫才に緊張したとか。

柴田:漫才はちょっと種類が違う。漫才は緊張した。作品じゃん。「プライベートなトークしていいですよ」って言ったら全然違うけど、ネタって作品じゃん? 緊張度が違うよ。「作ったものを見せます」みたいな。俺たちはいつも「作ってる最中を見せてます」だから。

上田:アドリブだからこそ、作りあげてるところをっていう。

柴田:普段の漫才も一応作ってはいるんだよ。作ってはいるんだけど、結局変わっちゃうから。俺たちは「プラモデルを作ってる最中を見せます」っていう感じなのよ。でも、他の人たちの漫才のネタっていうのは、「完成しました。このプラモデルをご覧ください」って感じじゃん。でも、ああいう場で漫才をやるっていうことは、完成したものを見せてくれるんでしょ感があるから緊張すんのよ。

10年ぶりの復活を遂げたアンタッチャブル。12月8日(日)放送のフジテレビ系『THE MANZAI 2019 マスターズ』では、新作漫才を披露します。

柴田さんが赤裸々に語るアンタッチャブル復活の裏側を、ぜひタイムフリーでもお楽しみください!

なな→きゅう
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜~金曜 7時00分~9時00分
出演者:【メインパーソナリティ】 上田まりえ 【パートナー】 柴田英嗣(アンタッチャブル) 【TOKYO2020 エール ゲスト】 平野早矢香
番組ホームページ
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※放送情報は変更となる場合があります。

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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 選手には「理論を立てて言えるような意思を持ってほしい」

1月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、最も影響を受けた人について訊いた。

――仁志敏久さんは指導者としてどのような信念をお持ちでしょうか?
仁志「技術に関して言うと、僕の考えはフィジカルの上に技術が成り立っていると考えています。今後はさらにそういう考えが強くなっていくと思います。できない技術に手先を変えても変わるものではないです。例えばスイングをしてみてスイングの軌道がよくない時、軌道を直せばよくなるわけではない。いいスイングの軌道になるような身体の使い方は元々持っているので、身体の動き出しが原因なのか、それとも体のアライメント、元々の骨格の問題なのかとか、フィジカルの上に技術が成り立っていると思うところは色々あります。選手としては自分の考えや意思を持って行動、決定を大事にしてほしいかなと思うんですよね。自分勝手な意思ではいけませんけど、ちゃんと人に説明を順序よくできる、理論を立てて言えるような意思を持ってほしいなとは思います」

――仁志さんは過去に関わった恩師のなかで最も影響を受けた方を常総学院高校時代の木内幸男監督とおっしゃっていましたが、今はいかがですか?
仁志「今も変わらないですね。考えの根本は木内さんで、野球に対して考えるきっかけをくれた人ですね。木内さんと野球をやっていると、ひとつのサインが出ただけで『何でこのサインを出したのかな』と考えるようになるんですよね。『何でここでバントなんだろう』、『監督がエンドランを出すということはここでこうなってほしいんだろうな』とか。監督の考えに依存しすぎてはいけないですけど、野球は固定観念が根本にあるので、木内さんの野球というのは奇策みたいな風に言われるんですけど、固定観念を外せば別に奇策でもなかったりするので」

――外から見て奇策でも、木内監督のもとでやっている部員たちにとっては、あり得る、準備できていたということでしょうか?
仁志「特に昔の高校野球は0アウト、ランナー1塁の場面はバント、この場面だったらスクイズみたいな形式があったんですけど、木内さんは形式的にこだわらない。木内さんのなかでは常識的なんですよ。形式と常識の違いは、野球に関する常識はその人によって違い、形式は誰もが同じことをすること。だから木内さんのやることが分からない人は、形式にこだわっていればいるほど分からない」

――これだけ野球に携わってきた仁志敏久さんも野球の常識を自分なりに作られているんですね。
仁志「そうですね。色々考えて今があるんでしょうね」

――仁志さんの常識がライオンズに受け入れられたということですね。
仁志「そうですね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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