JO1・川尻蓮、地元福岡のラジオ番組に生出演! デビューシングル『PROTOSTAR』に込めた思いを語る

2019年に放送されたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から選ばれた11名で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)。まだデビュー前にもかかわらず、ファンミーティングの開催やテレビCMへの出演などで、大いに注目を集めています。

メンバーの一人である川尻蓮(かわしりれん)さんは、出身地である福岡県のラジオ番組に生出演。地元福岡の魅力や3月4日(水)リリースのデビューシングル『PROTOSTAR』に込めた思いを語りました。(FM FUKUOKA『SUPER RADIO MONSTER ラジ★ゴン』2月24日(月・祝)放送分)

川尻蓮はJO1唯一の福岡出身! 初の生放送に「すごい緊張してます」

JO1(ジェイオーワン)は、豆原一成さん、川尻蓮さん、川西拓実さん、大平祥生さん、鶴房汐恩さん、白岩瑠姫さん、佐藤景瑚さん、木全翔也さん、河野純喜さん、金城碧海さん、與那城奨さんの11名からなるボーイズグループ。2019年に放送されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)の101人の練習生の中から、視聴者である国民プロデューサーの投票によって結成されました。グループ名には、『PRODUCE 101 JAPAN』で一緒に夢を目指した練習生たちがひとつになって、世界の頂点を目指していくという意味が込められているそうです。

デビュー前ですが、既にワイモバイルのテレビCM出演、ABCマート×NIKEのコラボプロジェクト「NIKE_ONE」の広告モデル、ファンミーティングの開催、初の冠番組『JO1 HOUSE』(GYAO! )のスタート、複数の雑誌で特集が組まれるなど、今最も勢いのあるグループのひとつとして日々注目を集めています。

BUTCH:今日はJO1からご当地福岡出身、川尻蓮(かわしりれん)さんのご登場です。ようこそ!

川尻:よろしくお願いします!

BUTCH:生放送は、この番組のこの瞬間が初ということで……。

川尻:はい、生放送すごい緊張してます。

放送当日のお昼に出演告知をしたばかりにもかかわらず、川尻さんを一目見ようと、スタジオ観覧には多くのお客さんが詰めかけました。

BUTCH:みんな「川尻蓮!」って書いてあるボード持ってるけど、なんで同じやつを持ってるの?

川尻:あれはスローガンと言って、ライブとかに持ってきて応援してくれるグッズなんです。

BUTCH:なるほど!

小雪:「福岡の誇り」って書いてありますよ!

川尻:ありがたいです(笑)。

川尻蓮が苦手な食べ物&彼女に作ってあげたい料理とは?「甘いものが好きなので…」

川尻さんが、番組パーソナリティ・BUTCHさんに福岡の魅力を聞かれ「ごはんが美味しいところ」と答えたところから、トークは食べ物の話題へ。実は苦手な食べ物がたくさんあるそうで……。

BUTCH:ダメな食べ物ってありますか?

川尻:実は、いっぱいあります。卵とか。

小雪:卵! それは生?

川尻:全部です。

BUTCH:ゆで卵も?

川尻:ゆで卵もダメです。

小雪:オムライスとかの上の卵もダメ?

川尻:ダメです(笑)。

そんな流れの中、ガチャガチャ(ゲストがテーマを引く)から川尻さんが引いたテーマは、「彼女にごはんを作ってあげるとしたら、何を作りますか?」というもの。

小雪:卵料理じゃないっていうのは分かるよ……何でしょう?

川尻:僕、甘いものが好きなので。甘いもので唯一作れるのが、フレンチトーストなんですよ。

BUTCH:え、ちょっと待って。卵!?

川尻:(笑)。でも、フレンチトーストにすると食べれちゃう……不思議(笑)。

川尻蓮の憧れのアーティスト&デビューが決まった時の気持ち

元々ダンサーとして、人にダンスを教えるほか、有名アーティストのバックダンサーとしても活躍していた川尻さん。

BUTCH:お手本にしていたダンサーはいたんですか?

川尻:僕はダンサーじゃないんですけど、BIGBANGさんを見て、この世界に憧れました。

BUTCH:圧倒的ですもんね、キレッキレだし。それと体幹をちゃんと鍛えてないとあの動きはできない。ダンスって結構地道な努力だよね。(中略)もう毎日毎日空いている時間があったら、踊っていたクチですか?

川尻:そうですね。スーパーとかにお母さんと買い物に行った時とかも、スーパーに流れている「お肉〜お肉~」みたいな音楽で踊っていたみたいです(笑)。

また『PRODUCE 101 JAPAN』で、最終順位2位でデビューが決まった時の気持ちも語りました。

川尻:オーディションでは、国民プロデューサーの方に投票してもらったり、応援してもらったりで、すごく与えてもらうことが多かったんですけど。デビューできたからには、これからは僕たちが幸せだったり、素敵な時間をお届けしたりして、ファンに恩返しができるチャンスをやっと掴めたなって気持ちでした。

デビューシングル『PROTOSTAR』に込めた思い&レコーディング裏話!

JO1は、3月4日(水)にシングル『PROTOSTAR』をリリース。デビュー曲「無限大(INFINITY)」のミュージックビデオは、2月17日(月)の公開から初日で100万回再生を突破したことも話題になりました。

BUTCH:『PROTOSTAR』というタイトルに込められた思いを教えてください。

川尻:『PROTOSTAR』っていうのは、日本語で言うと原始星、星の赤ちゃんのことなんです。惑星って宇宙にある氷とか、塵とかが集まって星になっていくんですけど、そんな風に僕たち11人のメンバーもひとつに集まって、輝くスターになれますようにっていう願いを込めたものになっています。

そして韓国で行われたミュージックビデオ撮影とレコーディングでは、大変な場面もあったようで……。

川尻:ちょっといけないことなんですけど、レコーディングの時にメンバー4人くらい熱が出てしまいまして、その中でレコーディングした思い出があります。なんとか病院に行って点滴を打って……。

異例のゲストコーナー延長! JO1に今後も大注目!!

生放送で話が盛り上がる中、なんと特別にゲストコーナーを延長! ファンの方々から届いたメールを元に、川尻さんは福岡のおすすめスポット(もつ鍋のお店)、思い出の場所(天神の大画面前)などを語りました。

そして来週3月2日が23歳のお誕生日ということで、スタジオではハッピーバースデーを歌ってお祝いする場面も。

川尻:やったー! ありがとうございます‼︎

川尻さんの柔らかい雰囲気にスタジオもとても癒やされていた様子。いよいよ3月4日(水)にデビューするJO1からますます目が離せませんね。

「デビューが決まって人生で一番変わったことは電車に乗れなくなったこと」、「家の鍵にドラクエのキャラクターのキーホルダーをつけている」、「好きなケーキはチョコケーキ(生クリームは苦手)」など、ファン必聴の内容も盛りだくさんの楽しい放送は、ぜひタイムフリーでお楽しみください。

SUPER RADIO MONSTER ラジ★ゴン
放送局:FM FUKUOKA
放送日時:毎週月曜 15時00分~15時55分
出演者:BUTCH、小雪
番組ホームページ
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#fmrajigon」

※放送情報は変更となる場合があります。

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小林聡美「基本、誰にも読まれていないから大丈夫精神で好きなこと書いています」

5月3日放送回のゲストは、小林聡美 さんでした。

小林さんのエッセイが好きで読んでいたという砂鉄さん。お会いするのは初めてです!そんな小林さんとの唯一の接点は『サンデー毎日』という雑誌でお互い書評連載の経験があることです。


砂鉄:これまで本当にお会いしたこともなかったんですが、接点が唯一あるとしたらですね、『サンデー毎日』という雑誌で小林さんが書評連載をされていて、それがまとまった本を読んでいたら、どんな雑誌でもそうですけど、書評コーナーってある本は誰かが紹介したら紹介できないというルールになっていて、「これを読みたいです。」というふうに編集者の人に言っても、「誰か取っていて、もう書く予定になってるんですよ。」というので、ちょっと諦めたみたいなことを書かれたんですよね。可能性あるなと思ったんです。

小林:今思い出しました。前のページにいつも武田さんがいました。

砂鉄:僕も逆にその編集者に「これお願いします。」と言ったときに、「いやちょっともう書く人がいるんで…。」というふうになったときに、可能性はあるなと思って、あれはでも編集者はその正体は言わないですからね。誰が取ってるかというのは言わないので。

小林:まだ続けてらっしゃるんですか。

砂鉄:まだ続けてますね。

小林:流石ですね。

砂鉄:これは結構大変でしたか?月に2冊選んでという感じの連載でしたよね。

小林:今も思えばよくできたなという感じはありますよね。

砂鉄:なんかそれは本屋さん行って、「これにしようかな…。あれにしようかな…。」という。

小林:はい。本屋さんに行きました。そんなに新しい本とか一生懸命読むタイプではなかったので、新刊コーナーというところをウロウロしてもなんか遅いんですよね、いろいろやることが、気がつくことが。なので、新刊とかあんまり読んでなかったので、こんなにいっぱい世の中には本があるんだなと思うと、逆にちょっと緊張して何も読めてない自分みたいな感じで強迫観念が。


「エスカレーターの空いてる片側に立つ」「ホットコーヒーのプラスチック蓋で飲まない」小林さんのこだわり

新著『茶柱の立つところ』では日々過ごす中での小林さんのこだわりが書かれており、砂鉄さんも共感の嵐でした。


砂鉄:今回『茶柱の立つところ』という新しいエッセイ集を読んで、これも最大の論点になるところはこの番組でも何度か言ってるんですが、エスカレーターの片側を何で開けているんだろうかと、その片側つまり空いている方に立とうという運動を個人的にやってたんですけれども、小林さんも高らかに「立つ」と私は。

小林:はい。立ちます。だって、すごい空いてるのにすごく並んでるじゃないですか。あれはなぜ。

砂鉄:今割とみんなルールに従う人たちですからなんか日本人はそういうふうに言われがちですけど、あれに関してはものすごく全員で逆らってるという。不思議ですよね。

小林:不思議ですよね。

砂鉄:割と今だと止まって歩くなと書いてあって、2列で行けって言うふうに書いてあるんですけどね。止まるっていう字をわざわざなんか加工して、ちゃんとエスカレーターに見せたりしてるのに。

小林:そうなんですよね。でも私一度ちょっと若者の多い駅で、右側に立っていたら、すごい明らかに後ろで舌打ちしてる女子がいて、降りた途端にバーンて体当たりされて、すごい怖かったんですよ。こんなに怒られるものなんだと思って。

砂鉄:むしろ小林さんがルールを守れてない人みたいになってるわけですよね。

小林:なんか後ろの学生とかが「この人外人なんじゃないの」とか言って、「エクスキューズミー」って言われて(笑)。

砂鉄:「アンタちょっと間違ってるよ!」というのを英語で。でも、あの背後からの視線を感じるとゾクゾクしますよね。

小林:なにくそ!と思いますよね。

砂鉄:譲ってたまるか!と思うけど、でもちょっと何か他に例がないぐらいのゾクゾク感じゃないですか。怖いですよ。だからあれ。

小林:ほんと怖いです。

砂鉄:それでも乗り越えて。

小林:そう。でも最近ようやくだから歩かないでくださいというのが貼られるようになったから、前よりちょっと堂々と立てるようになりましたけど。
(中略)
砂鉄:本の中にホットコーヒーのプラスチックの蓋あるじゃないですか。あれでうまく飲めないみたいなことを書いてて。これも僕も長年思ってたことなんですよ。あれなんでプラスチックで何か見えないのに、みんな注ぎに攻めていけるんだろうかというのは思ってましたね。

小林:そうですか。そしたら他にも思ってる人がいるってことですよね。

砂鉄:どうなんでしょうかね。みんな果敢に口付けてよく行ってるなと。

小林:私も初めて経験したのはアメリカかどこかのハンバーガー屋さんのコーヒーでそれは感動したんですよ。歩きながら飲んでもこぼれないし、便利ってそのときは思ったんですけど、飲んで「あっつ!」みたいな感じで飲めなかったし、とにかく飲む分量が調節できないですよね。熱いし。なんでプラスチックの蓋でみんな飲んでるんですかね?

砂鉄:だからすごいみんな失敗してると思うんですよ。火傷したりとか。だけどやっぱりプラスチックの蓋でみんな飲んだ方がいいんだろうとなんか思い込んでるだけなんじゃないですかね。

「基本誰にも読まれてないから大丈夫精神で、好きなこと書いていいと思いながら書いています」

長年、エッセイを書き続けている小林さん。しかし、どこかエッセイを書くことに対して前のめりではない節をお見受けします。その真相とは…?


砂鉄:エッセイをもう20代ぐらいの頃からずっと書いてらっしゃるけどでも、どこかいつもエッセイを書くときにすごい積極的に書きたいわけでもないという感じのことをちょいちょい出されてますよね。やや書きたくない感は何でずっと続いてんだろうなって。

小林:物理的に書くのに頭を使うのが疲れるという(笑)。

砂鉄:最低限の姿勢を有してない感じがありますけどね(笑)。

小林:あと酒井順子さんもおっしゃってましたけど、「全てのエッセイは自慢話」というそういう感じも何かちょっと。

砂鉄:ちょっとそう思われるのは嫌だみたいな感じがあるというわけですか。

小林:そういうところもあったりして、何か調子に乗ってる感じが嫌だなとか思ったりするんです(笑)。

砂鉄:そうすると、僕なんかは読んでいて、いわゆる自慢と思うようなちょっと贅肉とも言わないけども、そういう部分というのが小林さんの文章には無いなと思って、いつも「読んで!読んで!」という感じではない空気感というのはどうやったら出せるものなのかなというふうにいつも思ってるんですけどね。

小林:基本誰にも読まれてないと思って書くようにして自分を盛り上げて、誰も読んでないから大丈夫。好きなこと書いていいみたいに思いながら書いてますけど。

砂鉄:でもずっと書き続けてても慣れないという。

小林:だから舞台のお芝居とかもそうなんですけど、続けてる人は何が楽しいんだろうと聞くと、ジェットコースターが落ちる前みたいなそういうワクワク感とかがあると言うんですよ。

砂鉄:あとは行くだけだという。

小林:あとなんかすごくやって楽しかったという人もいるし、それはいつか味わえるんじゃないのかなと思って舞台とかも続けてるんですけど、まだ味わえない。書くことも何か書くことで新しい自分とかが見つかるのではないかと思いながら書いてるけど、別にないみたいな。

砂鉄:そうすると、小林さんは一体何になれてるんですか。

小林:そうなんですよね。もうきっと何もならないんですよね、こういうことだから。もうそういうことを思わないでいいのではないかと還暦を前にちょっと思いました。

今回はここまで!次回の放送をお楽しみに。

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