アンタッチャブル『シカゴマンゴ』最終回! ザキヤマ「10年前の最終回のときの方が…」

『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』が10年ぶりの復活! 5月24日(日)に放送されたTBSラジオ『JUNKアンタッチャブルのシカゴマンゴ 最終回スペシャル』では、放送当時を振り返るフリートークや人気コーナーで盛り上がりました。(TBSラジオ『JUNKアンタッチャブルのシカゴマンゴ 最終回スペシャル』5月24日(日)放送分)

シカマン、本当の最終回!

山崎さんが「本当の最終回を行いたい」と言い残した最終回から丸10年。レギュラー放送当時のスタッフ一同がスタジオに集まった『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』本当の最終回、気になる第一声は……。

柴田:うわうわ、うわあ!

山崎:どうも~! え~"伝説の番組"が帰ってまいりました。

柴田:言うな言うな、伝説の番組とか! 伝説になるほど長くもやってねえだろ。

当時の勢いを感じさせるオープニングトークは、柴田さんの"不在ネタ"で盛り上がります。

山崎:テレビ朝日(※)の来なかったよねえ? ははははは……(笑)。

柴田:テレビ朝日だけ行けねえ(苦笑)。

山崎:本当に信じられない。

柴田:あの日だけ午前中に体調崩して、そっから全然大丈夫だったのよ?

山崎:そりゃアンタッチャブルみたいなね、冠でやらせてもらった番組に来ない。だから、私はヒヤヒヤでしたよ。今日、ちゃんと来てくれるんだもん。ただでさえ"来ない"で有名なラジオだからね? 

柴田:そんなことはない……(笑)。

山崎:"すぐいなくなる"でおなじみなんだから。今日は最後までいるよね!?

柴田:今日はいます。今日はやらせてください(笑)。

山崎:嫌々よ? スタッフさんだって、本当に。はははは……(笑)。

柴田:なんだったら、ちょっと(局の)入り早かったから(笑)。

※テレビ朝日『THEアンタッチャブル ~人気芸人が昔の相方と“禁断”ご対面~』(4月11日放送)の収録当日、柴田さんが体調不良で欠席したため。

"ザキヤマ"のルーツを辿る

放送では番組を初めて聴く人に向けて、番組名「シカゴマンゴ」の由来が”コンビ名になりかけた名前”だったことを明かしつつ、山崎さんの愛称の由来についても振り返りました。

柴田:だって、"ザキヤマ"っていう名前も、このシカマンから生まれてるんでしょ?

山崎:あれ、シカマンだったっけ?

柴田:いや、俺もはっきり覚えてないんだけど。

山崎:でもとにかく、あれは言ってたよ。たぶんラジオで、「山崎」っていう人が何人かいると、邦正さん(現・月亭方正)とかね。そのあと、ジョーダンズの山崎(まさや)さんとかもいたりとか、山崎努さんとかね、名優の。ひな壇の「山崎さん」って言われたら、努さんなのか、まさよしさんなのか、ちょっとわからないってことに……(笑)。

柴田:いや、わかるだろ(笑)。お前をまさよしさんだと思う人いないよ。

山崎:努さんも返事しちゃって、俺も返事しちゃうときあったから。これはちょっと申し訳ない、あんな大俳優さんに被るわけにはいけないからって言って……。

柴田:何の番組で横並びになったんだよ! 俺たち当時、ひな壇しかやってねえのに。

山崎:だから、たぶんここで決めたのよ。パターン決めたんじゃなかったっけな。「ザキヤマでいいです」って言って、「お前、誰もそんなの呼んでねえよ」っていうボケで、浸透させていこうみたいな感じになったんじゃなかったっけな。

柴田:いや、そうだったと思うよ。確かね。

山崎:で、そのツッコミが途中離脱してるから(笑)。「ザキヤマですよー」みたいな。「誰も呼んでねえよ」がいなくなっちゃったから。

柴田:そう呼ぶと言ってた男が、いなくなっちゃった(笑)。

最終回は不完全燃焼?

放送では「私のネツ(捏造)」をメールテーマに、リスナーの身に起こった出来事をベースとした捏造話で盛り上がりました。また、当時の人気コーナー「ツッコミ先行宣言」と「モテない才能」では、番組を盛り上げた懐かしのはがき職人も多数登場!

エンディングで、柴田さんに最終回の感想を訊かれた山崎さんは……。

山崎:ここの場でこういうことを言うのも失礼なのかもしれないけど、10年前の最終回のときの方がやっぱグッときたね。

柴田:いや、ちょっと待ってくれよ……。それがそうなっちゃうと、俺だけじゃない!?

山崎:いや、ごめんごめん(笑)。通常回くらいの、いやいや、あのときの方がなんかねえ。なんかこう、ちょっと、急に(柴田さんが)いなくなっちゃったからね? なんか乗りきってないかなあ、「またやりましょうね!」ってときの方が、どっちかといえば……。

柴田:違う違う。あれは未来に繋ぐ最終回でしょ? これが本当の最終回なんだよ?

山崎:集まってみたら……「うーん、こんなもんか」みたいな(笑)。「柴田さん、こんなもんだったか」みたいな(笑)。

柴田:腕なくなってるみたいな(笑)。

山崎:もうちょい感動するかなあと思ったらねえ(笑)。申し訳ないね。だからなんか、「やろうやろう」っていうときが1番ドキドキするのよねえ。

柴田:そうなんだよ。

山崎:やったらなんか本当に、「いつもどおりだなあ」みたいな(笑)。

JUNKアンタッチャブルのシカゴマンゴ 最終回スペシャル
放送局:TBSラジオ
放送日時:2020年5月24日 日曜日 25時00分~27時00分
出演者:アンタッチャブル

Twitterハッシュタグは「#sikaman」

※放送情報は変更となる場合があります。

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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 選手には「理論を立てて言えるような意思を持ってほしい」

1月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、最も影響を受けた人について訊いた。

――仁志敏久さんは指導者としてどのような信念をお持ちでしょうか?
仁志「技術に関して言うと、僕の考えはフィジカルの上に技術が成り立っていると考えています。今後はさらにそういう考えが強くなっていくと思います。できない技術に手先を変えても変わるものではないです。例えばスイングをしてみてスイングの軌道がよくない時、軌道を直せばよくなるわけではない。いいスイングの軌道になるような身体の使い方は元々持っているので、身体の動き出しが原因なのか、それとも体のアライメント、元々の骨格の問題なのかとか、フィジカルの上に技術が成り立っていると思うところは色々あります。選手としては自分の考えや意思を持って行動、決定を大事にしてほしいかなと思うんですよね。自分勝手な意思ではいけませんけど、ちゃんと人に説明を順序よくできる、理論を立てて言えるような意思を持ってほしいなとは思います」

――仁志さんは過去に関わった恩師のなかで最も影響を受けた方を常総学院高校時代の木内幸男監督とおっしゃっていましたが、今はいかがですか?
仁志「今も変わらないですね。考えの根本は木内さんで、野球に対して考えるきっかけをくれた人ですね。木内さんと野球をやっていると、ひとつのサインが出ただけで『何でこのサインを出したのかな』と考えるようになるんですよね。『何でここでバントなんだろう』、『監督がエンドランを出すということはここでこうなってほしいんだろうな』とか。監督の考えに依存しすぎてはいけないですけど、野球は固定観念が根本にあるので、木内さんの野球というのは奇策みたいな風に言われるんですけど、固定観念を外せば別に奇策でもなかったりするので」

――外から見て奇策でも、木内監督のもとでやっている部員たちにとっては、あり得る、準備できていたということでしょうか?
仁志「特に昔の高校野球は0アウト、ランナー1塁の場面はバント、この場面だったらスクイズみたいな形式があったんですけど、木内さんは形式的にこだわらない。木内さんのなかでは常識的なんですよ。形式と常識の違いは、野球に関する常識はその人によって違い、形式は誰もが同じことをすること。だから木内さんのやることが分からない人は、形式にこだわっていればいるほど分からない」

――これだけ野球に携わってきた仁志敏久さんも野球の常識を自分なりに作られているんですね。
仁志「そうですね。色々考えて今があるんでしょうね」

――仁志さんの常識がライオンズに受け入れられたということですね。
仁志「そうですね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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