有村架純、松本穂香と事務所オーディションを振り返る「誰も居ない階段の踊り場で一人で泣いた(笑)」

女優・松本穂香さんが駆け出しの新米記者としてゲストに取材をする、TBSラジオ『新米記者・松本穂香です。』。1月31日の放送は、事務所の先輩・有村架純さんをゲストに迎え、事務所オーディションや仕事にまつわるトークで盛り上がりました。(TBSラジオ『新米記者・松本穂香です。』1月31日(日)放送分)

有村架純が役者人生で悔しかった事

1月31日・2月7日(日)放送のTBSラジオ『新米記者・松本穂香です。』は、松本さんの事務所の先輩でもあり、現在公開中の映画『花束みたいな恋をした』で菅田将暉さんと共に主演を務めた有村架純さんをゲストに迎えます。

松本さんからゲストへ一問一答形式による質問コーナー「ワンミニッツクエスチョン」では、有村さんが「役者人生で特に悔しかった思い出」について語りました。

有村:本当にね、常に悔しいんだけど、やっぱり1番の原点は、フラーム(所属事務所)に1度落ちてるんだけど、1回落ちた時に学校で母親から電話がかかってきて(不合格の報せを)聞いて、誰も居ない階段の踊り場で一人で泣いた(笑)。「悔しい!」って思って泣いた。

有村さんの回答を深掘りしていく形で、松本さんも所属事務所のオーディションを受けた当時の様子を振り返りました。

松本:私もそういう事ありました。フラームのオーディションに応募して、なんか受かったんだか受かってないんだか分からない状況でフワフワしている中で、「フラームに新人3人入りました!」みたいなのがバーッて出た時に「あれ、私?」ってなって、家の下の公園で泣きました(笑)。

有村:ははは(笑)。似てるね(笑)。

松本:そうですねえ。

有村:曖昧にされるんだよ(笑)。

松本:今日、事務所の人いっぱい来てるのに……(笑)。二人でこんな……(笑)。でもさっき、チラッと「毎回悔しい思いをしている」っておっしゃってましたけど、私には全然そういう風に見えなくて。

有村:え〜、そんな事ないよ〜。オーディションを受けてた時も監督にすごく言われて。オーディション中に泣いたとか。

松本:例えば、何を言われるんですか?

有村:自分が思っている事を表現するじゃない。オーディションだからセリフを言ったり。「もっとこうして」、「もっとああして」、「もっと、もっと」って言われてもパニックになっちゃって、「……分からない!」みたいな風になって何も出来なくなって、ただポロポロ涙が出てくるみたいな。

松本:うーん、辛っ(苦笑)。

有村:圧迫面接みたいな(笑)。それはすごく憶えてる。

有村架純、2021年仕事の抱負は「継続する事」

有村さんは「2021年お仕事の抱負」の質問に対し、「継続する」と回答しました。

有村:自分はもう27、28(歳)になって、一時期バーッて走り続けた時期から比べると、ちょっと自分と向き合う時間だったり、もっと丁寧にお仕事が出来るというか取り組めるようになったりしてきた時に、「今後何が大事かな」って考えたら、やっぱり自分がもちろん「あれも欲しい、これも欲しい」ってあるけど、とにかく焦らずやり続けていく事。自分の仕事はやり続けていかないと見えていかないから。どの職種もそうかもしれないけど。

だから結局、やり続けていくしかもうないんだなあっていう。諦めないというか、先々のどういう女優さんになりたいとか、どうなりたいかっていうのは今は正直無くて。とにかく続けていくっていう事に重きを置いているのが今の私の現状、って感じ。

松本:わあ、素敵です(笑)。私も今「将来、どういう女優さんになりたい」とか訊かれたりするんですけど、今の現状も自分でよく分かってないのに、どうなりたいかとかも確かに分からないから。途中でやっぱり逃げ出したいとか、それこそ諦めてしまいたいっていう気持ちになった事はありますか?

有村:うん、ある。

松本:よかった(笑)。

人生に影響を与えた曲『守ってあげたい』は「好みの原点」

番組終盤、有村さんは「人生に影響を与えた曲」に、松任谷由実さんの『守ってあげたい』(1981年)を挙げました。

有村:両親が好きで、家に元々アルバムがあったんですね。そうすると、車でお出かけする時とかに必ずかけて聴いていたんですけど、ずうっと永遠にリピートで流れていて、自然と体に染み込んでいたのか、こういった曲調をいつしか好むようになってて。今でも好きだし、自分が選択する曲調に激しい歌はあまり無いというか。だから考えてみたら、自分の好みの原点ってこういうところから来ているのかなあっていう意味で選びました。

『守ってあげたい』は、松本さんがLINE MUSICのプロジェクト「Old To The New」でカバーしており、有村さんも松本さんの歌声を聴いた事を明かしました。

有村:難しい曲じゃないですか? すごく見事に歌い上げられて。

松本:いやいや、もう必死の必死でした。もう、いいですっ! そんな写真……(笑)。よく分からない写真なんで(笑)。

有村:ちょっと写真がなんかポラロイド風だなって。

松本:ちょっと懐かしい感じでやらせてもらったんですけど。すごく素敵な曲ですよね。

有村:すごく素敵な曲。

松本:「守ってあげたい」って、女性側の男性に対する気持ちを歌っている曲って、あるようで珍しいというか。でも、なんかすごく共感できる部分もあったりして。架純さんはこれをカバーしてみたいなあとかいう気持ちは……(笑)。

有村:え、難しすぎて歌えない(笑)。私、高い声が出ないから。

松本:私も全然、(キーが)高過ぎて。

有村:本当に? 歌えてたよ、全然。

松本:いや、もう本当に必死でした(笑)。ひと言必死(笑)。

『新米記者・松本穂香です。
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週日曜 12時30分~13時00分
出演者:松本穂香、ゲスト:有村架純
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#新米記者松本穂香です」

※放送情報は変更となる場合があります。

ラジコをスマートフォンで聴く

ラジコをパソコンで聴く

プレミアム会員登録をして全国のラジオを聴く!

戦争賠償の請求は放棄したはずなのに…またも浮上・日中関係の負の遺産

慰安婦問題に関して、日本政府を相手にした訴訟が中国国内で起こされた。「日本側からすると、頭の痛いテーマがまたひとつ増えた」。東アジア情勢に詳しい、飯田和郎・元RKB解説委員長は言う。4月25日に出演したRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』で語った。

Facebook

ページトップへ