『ミルクボーイの煩悩の塊』インタビュー! リスナーの皆さんに『ボンカタ』を作ってもらっている

ミルクボーイがパーソナリティを務めるABCラジオ『ミルクボーイの煩悩の塊』、通称『ボンカタ』。特番を経て、2020年4月からレギュラー化されました。番組名はミルクボーイのおなじみのネタ「コーンフレーク」中の一言から。2人のリラックスしたトークと、ラジオならではの裏話も聴ける人気番組です。

今回は、内海さんと駒場さんに、番組の魅力や今後の目標、また好きなラジオ番組についてお聞きしました。

コンビで、好きなことを話していられるのはとても楽しい

ーー『ミルクボーイの煩悩の塊』は特番を経て、昨年4月にレギュラー化。お二人が感じる周りからの反響はいかがですか?

内海:芸人さんやスタッフさんから「『ボンカタ』聴いてます!」とこんなに言われるとは思っていなかったです。街で会った人から言われたらうれしいです。

駒場コンビで、好きなことをただ話していられるというのは想像通りとても楽しいです。ただ最初は、収録なので放送日と収録日にズレがあることなどは難しかったです。

あと、リスナーさんがすごく面白いので、皆さんに『ボンカタ』を作ってもらっているという感じがしてありがたいです!

『ボンカタ』はリスナーの投稿レベルが高い

ーーお二人が思う番組の魅力や注目して欲しいポイントなどを教えてください。

内海リスナーからの投稿のレベルが高いです。毎回つかみのコーナーを選ぶのが大変です。

駒場:僕らが話したことを次の週にコーナーに勝手にしていくというノリが、完全にリスナーさん発信で始めてくれて、それが無限にあるので。まさに「煩悩の塊」というタイトルにピッタリになっているというところがポイントです。

ミルクボーイが好きなラジオ番組

ーーお二人とも元々ラジオはお好きでしたか? 好きな番組(過去のものでも)や、普段聴いている番組を教えてください。

内海:ダイアンさんの『よなよな…』(ABCラジオ 毎週月曜日)。寝る前に聴くのが好きです。途中から聴くと、昔のノリなどが全く分かりにくいですが、楽しい雰囲気を感じるだけでラジオは楽しいです。

駒場:『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)から始まり、ダウンタウン・松本人志さんと構成作家・高須光聖さんの『松本人志の放送室』(JFN系列 2001年〜2009年放送)を聴いていました。

あとはダイアンさん(ABCラジオ『よなよな…』毎週月曜日)、やすよともこさん(ABCラジオ『やすよとともこのOFF MODE』)、兵動さん(ABCラジオ『兵動大樹のほわ~っとエエ感じ。』)、中川家さん(ニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』毎週金曜日)、ナイツさん(TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』毎週土曜日/ニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』月曜日〜木曜日、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』毎週木曜日)、メッセンジャーさん(MBSラジオ『それゆけ!メッセンジャー』)、神田伯山(TBSラジオ『問わず語りの神田伯山』)さんの番組などを聴いていますが、1週間の時間が足りない! 

皆さんそれぞれの話し方、伝え方、例え方、物事のとらえ方が違って本当に勉強になります。あと、コンビでやられている番組は、2人が楽しすぎてしばらく笑っているだけのような回は聴いていてとても素敵だなと思います。

『ボンカタ』はラジオをあまり聴かない人にも楽しんでほしい!

ーー今後の番組での目標や、挑戦してみたいことを教えてください。

内海「俺は動くよ」のコーナー(世の中や、身の回りの出来事に対して腹が立った事を送ってもらい、その怒りに対して、内海さんが「動く」かどうかを判定するコーナー)で日本一周を目指しているので早く達成したいです。

駒場:一度だけ生放送をさせてもらって楽しかったので、またやりたいです!

ーー最後にリスナーやradiko news読者に向けたメッセージをお願いします。

内海ラジオをあまり聴かない人にも楽しんでいただけるような番組にしたいです。

ラジオを聴くならラジコが便利です。まだ、インストールしていない人がいたら、俺は動くよ!

駒場:以前は外で1人でラジオを聴いていて、どんなに面白くても周りの目が気になってニヤニヤできずに我慢していたと思います。僕もそうでした。

ただ、今はマスクの時代になったので、いくらニヤニヤしてもバレません。思う存分ラジオを聴いてニヤニヤしてください!

ミルクボーイの煩悩の塊
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週月曜 24時30分~25時00分
出演者:ミルクボーイ
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#ボンカタ」

※放送情報は変更となる場合があります。

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野島裕史も感激! 声優・小野大輔、生涯サイクリスト宣言「人と人がつながっていく乗り物だなと改めて感じました」

声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。4月14日(日)の放送は、前回に引き続き、声優の小野大輔(おの・だいすけ)さんを迎えて、お届けしました。


(左から)パーソナリティの野島裕史、小野大輔さん



◆あえて余白を…野島のこだわり

野島:先週に引き続きスペシャルゲストをお迎えしています!

小野:チネラー、チネリストの小野大輔です!

野島:チネラー(笑)。自転車大好き声優に加え、チネラー、チネリスト、(イタリアの自転車ブランド)cinelli(チネリ)のSUPERCORSA声優・小野くんです。

小野:SUPERCORSA声優! それ、いいですね(笑)。

野島:先週、小野くんも僕も(小野くんの新車SUPERCORSAについて)たっぷり語るも語り足りず、今週も引き続きお話を伺っていきたいと思います。

小野:自転車に関して「これほど語れるものなのか!」と先週も思いましたけど、前回お話できなかったところでいうとペダルですかね?

野島:そうですね。今回、ペダルはすごくリーズナブルで、カンパ(イタリアのブランドCampagnolo(カンパニョーロ))ではないんです。これには理由があって、(事前に)小野くんと擦り合わせてはいなかったんですけど、僕のなかで考えていた予算がオーバーしつつあったんですよね。

僕のこだわりとして、いくらこだわりの自転車とはいえ、無尽蔵に予算をかけたくないと思ったんですよ。それこそお金をかければ全部スペシャルビンテージにできる。それはぶっちゃけ簡単なんですけど、イヤだなと思って。

小野:そうですよね。

野島:丼勘定でしたけど、ペダルまでビンテージにこだわると……。しかも、ペダルのビンテージって安くはないので。探せば安いものもあるかもしれないですけど、僕が見つけたものは高かったので、(今回ペダルは)とりあえず的なものをつけました。でも、意外と合っていると思いますよ。

小野:めちゃくちゃ合っているんですよ。しかも、ペダルストラップとかボトルケージとかまだついていない部分、余白の部分があるんですけど、僕はペダルを含めて、あえて余白を作ってくれたんだなって思ったんです。選択肢を与えてくれたのかなと。

野島:そうなんです! ペダルも余白のひとつなんです! ビンディングペダルをつけてもいいと思いますし、ひと手間かかるけどクラシカルなビンディングを探してもいいし。やっぱり、余白を作っておいたほうがカスタムする楽しみがありますから。完全に作っちゃうと何も変えようがないじゃないですか。

小野:すごいな~、面白い。完成じゃなくて先があるっていう。最高じゃないですか!

◆小野大輔、待望の新車の乗り心地は?

小野:ちなみにボトルケージはどうしたらいいと思いますか?

野島:実は(小野くんの新車に合いそうなものが)あったんですけど、あいにくそれはペットボトル専用のもので……。オススメは後でLINEします。

小野:もうこの半年くらいおびただしい量のLINEをしていますよね(笑)。(ボトルケージ選びで)難しいなと思ったのが、フレームが美しいから邪魔をしないようなものがいいなと。

野島:大丈夫です。細くてクラシカルでピッタリなボトルケージがありますから。

小野:スタジオでも頼りになるけど、この人は自転車屋さんとしての信頼度もハンパない(笑)。

野島:それは嬉しいですね。でも、(小野くんの自転車づくりは)本当に自分の自転車を組むのと同じくらい楽しかったです。

小野:納車で『CorsaCorsa』さん(東京・目黒の祐天寺にある自転車ショップ)に行くときも、(2人の)スケジュールがなかなか合わないから「僕が(1人で)取りに行きましょうか?」って連絡したら、「絶対に一緒に行くよ!」って言っていましたよね(笑)。

野島:なんとかスケジュールを合わせて行ったね。しかも、その日は結構寒かったんだけど、僕が先にお店に着いても店に入らず。

小野:そう、外で待っていてくださったんですよね。

野島:なぜなら(小野くんと)一緒に見たいから! 一緒にその瞬間を共有したい!

小野:いい人なんだけど、ちょっとこだわりが……(笑)。

野島:そこはさすがに僕が先に見てはいけないなと思って。

小野:見た瞬間も僕よりも喜んでいるし(笑)。

野島:「ウォー!」って叫んじゃったもんね(笑)。

小野:でも、これは大切に乗らないといけないなと、自転車への愛が深まった、いい経験でした。

野島:(自転車は)“乗る工芸品”だからね。

小野:お~、すごい表現。でも、恐る恐る乗るようになっちゃうかなと思ったら、最近めっちゃ乗っています。

野島:絶対に乗ったほうがいいですよ! 一番聞きたかったことなんですけど、(SUPERCORSAは)クラシカルなバイクで(フレームが)クロモリ(鉄製)。人によってはカーボンのほうが乗りやすいとか、新しいバイクのほうが乗りやすいって方もいるんですけど、乗ってみてどうですか?

小野:これがむちゃくちゃ気持ちいい! 何がいいってレスポンスが速いんですよ。クロモリって(鉄製なので)重いはずですよね。前に乗っていたアルミ(フレーム)はいい意味でしなりがあって、カーボンほどではないにしろペダリングの力を吸収しているなと思っていたんです。でも、SUPERCORSAに乗ったら自分の力がダイレクトに伝わる感覚がして。

野島:なるほどね。それは硬さがちょうど体型に合ったのかもしれないですね。身長や手の長さなど全部測って作っていますし。

小野:そうか! (自分の体に)フィットしているというのもあるんですね。すごくダイレクト感が増していて、自分の意のままに乗れる感じがあって気持ちがいいです。そして、何よりもかっこいい!

◆野島のお気に入り自転車あるある

野島:気に入っている自転車あるあるなんですけど、(自転車に乗って)走っているときに街中にあるウインドウとかに映っている自分の姿を見て、自分ではなく自転車が“かっこいい!”って思うんですよね。

小野:さすが(笑)。

野島:僕のこだわりなんですけど、やっぱり自転車は人が乗って完成なんです。で、そのシルエットがどうなっているのかが僕は一番気になってしまって。自転車だけの写真もよく撮るんですけど、僕が実際に乗ってみるとどう見えるのかが大事。

小野:それはわかりますね。

野島:自転車と自分のフィット感、それが合わさってかっこいいなって思うんですけど、ぜひ小野くんも見てみてください(笑)。

小野:でも、そういう場所ってありますよね。それこそ笹塚と幡ヶ谷の間の81プロデュースの養成所のところとか。鏡ばりになっていてよく映る。

野島:あそこね! わかる(笑)。

◆小野大輔の不安…野島に聞く自転車盗難対策

小野:ちょっと不安もあるんですよ。あまりにもいい自転車なので盗まれないかなって。

野島:そこは一番注意したほうがいいです。

小野:ここはぜひお聞きしたいなと思ってました。とりあえずABUS(アブス)のチェーンロックは買ったんですけど、究極的にいうと(自転車の)全部のパーツが盗まれる対象になってしまうので、今は外ではほとんど止めず家のなかに連れて帰っています。

野島:それしかないんですよね……。コンビニとかに寄りたいときもありますけど、そういうときはできるだけお店に近いところ、電柱や車止めとかに地球ロック(地面に固定されて動かすことができないところでロックすること)しつつ、常にコンビニの店内から目を配るみたいな。

小野:なんかもっとスマートなやり方があるのかなと思ったら、やっぱりそれなんですね。涙ぐましい努力しかないと(笑)。

野島:(他に方法は)ないですね。カフェに入っても(自転車は)見えるところに置いて、窓際やテラス席に座る、それしかない。いろいろなロックがあるんですけど、盗まれない方法はないと言ってもいいぐらいですからね。

盗まれにくくするためにはロックを二重でかけたり、(盗むのが)面倒だなと思わせることで多少の抑止力にはなるものの、盗まれない方法は絶対にないと思っていいと思います。なので、目を離さないのが一番ですね。

小野:タメになりました。でも、(自転車のことを)話せば話すほど、子どもみたいな存在だなって。目を離さないとか、自転車を見てニヤニヤしたり。

野島:そうそう。だからこそ絶対に盗まれないように。家でも室内に入れて、スタジオも最近はほとんどのスタジオで中に入れさせてくれるので入れたほうがいいです。

小野:まだ仕事場には乗って行ったことがなくて、今回TOKYO FMに来たのが初めてなんですけど、ここの方に聞いたら最近は自転車で来る方が多いらしいですね。まぁ、TOKYO FM周辺、半蔵門は自転車に乗っていても楽しいですよね。

野島:走りやすいですし、皇居の周りは自然がいっぱいできれいだし、走っていてもすごく気持ちいいですね。それに(自転車の)イベントもあったりするんですよ。

小野:そうなんですね。それはぜひ参加したいですね。

野島:一緒に参加したいよね。そのときは僕も(倉庫から)SUPERCORSAを引っ張り出して。買ってから17年くらい経っているので、さすがにボロがきているのでリペアやリペイントをして。

小野:リペイント!?

野島:ずっと乗っていたので、もう色が剥げているんですよ。

小野:でも、それすら愛おしいですよね。もうすでに輪行でクイックリリースを何回かやっていて、すでに塗料が少し剥げてきた部分があって。

野島:そうやって育っていくんですよ。

小野:ちなみに何色にするんですか?

野島:小野くんの(新しい自転車の色)Azzurro Laser(アズーロレーザー)を見たら僕も同じ色にしたいなと。お揃いにしたい(笑)。

小野:それは激アツじゃないですか(笑)。

◆小野大輔、生涯サイクリスト宣言!

小野:今回、自転車ってただ乗るだけのものじゃなく、人と人とのコミュニケーション、つながっていく乗り物だなと改めて感じました。

野島:そうだね。僕も自転車に乗るようになって声優以外の友達が圧倒的に増えたしね。いろいろな世界の人と知り合えたという意味では、自転車は本当に世界を広げてくれたという感じがします。

小野:いい話!(野島は)もう声優じゃないですね。プロのサイクリストです(笑)。

野島:まだまだお話をしたいところなんですが、そろそろお別れの時間ということで、今後もいろいろ、この番組の企画も含め一緒に自転車に乗る機会がありましたらよろしくお願いします。

小野:こちらこそぜひ。それこそお兄ちゃん(野島)が「小野くん、これは一生ものの自転車になったね!」って言っていましたけど、僕もそう思いました。車とかもそうですけど、自転車も一生ものの宝物になるんだなと思いました。僕も一生サイクリストでいたいなと思います。

野島:いい言葉をいただきました! じゃあ、一生自転車に乗っていくということで。ちなみに僕はトライアスロンもやるんですけど……。

小野:それはちょっと待ってください! ツーリングからとかじゃないんですか(笑)。

野島:ゆくゆくはトライアスロンも一緒に。

小野:ポタリング(目的地もなく自由に自転車で巡ること)って言葉もありますよ(苦笑)。

野島:ごめんなさい、一足飛びになりました(笑)。ぜひポタリングから。

小野:よろしくお願いします。

野島:かしこまりました。今後ともお互いサイクリストとしてよろしくお願いします! 今回のゲストは小野大輔さんでした、ありがとうございました!

4月21日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、1ヵ月後に開催が迫る「Mt.富士ヒルクライム」特集をお届け。70歳にして初参加となる声優の井上和彦さんをゲストにお迎えします。お楽しみに。

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▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国24局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj

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