『安元洋貴の笑われるセールスマン(仮)』インタビュー! 宣伝に振り切りつつも、トークショーとして面白いところを探す「楽しい」が軸の番組

声優・安元洋貴さんがパーソナリティを務める文化放送『安元洋貴の笑われるセールスマン(仮)』、通称『笑セル』。話題のアニメやゲーム、声優、特撮に関するさまざまな情報を紹介し、安元さんとゲストとの軽快なトークが楽しい番組です。

今回は安元さんに番組のセールスポイントや、今後挑戦してみたいこと、また好きなラジオ番組についてお聞きしました。

毎回楽しい、人に救われているラジオ

ーー『安元洋貴の笑われるセールスマン(仮)』は2020年1月にスタート。放送が始まって1年経ちましたが、今のお気持ちはいかがですか?(取材は2021年1月)

ただただ感謝です。急拵えで始まった番組ですが、この御時世に一年もやらせていただけているのは感謝しかありません。

ーー今までに印象に残っている放送やエピソードを教えてください。

たくさんあります。西山宏太朗くんがゲストの回(第2回・3回 2020年1月12日・19日放送)で何となく方向性が決まったり、藍井エイルさんがいらした時(第33回 2020年8月15日放送)にチャレンジ企画をしてみたり、小野坂昌也さんがいらした時(第54・55回 2021年1月9日・16日放送)にほとんど使えない話をしてくださったり(笑)。毎回楽しいんです。本当に人に救われているラジオです。

『笑セル』のセールスポイントは?

ーーご自身が思う番組の魅力”セールスポイント”を教えてください。

ゲストがアピールしたい物を掘り下げる事でしょうか。ガッツリ宣伝に振り切りつつも、トークショーとして面白いところを探す。この工程は僕自身も楽しくやらせていただいています。

安元洋貴が好きなラジオ番組

ーー元々ラジオはお好きでしたか? 好きだった番組や、普段聴いている番組などを教えてください。

元々俺個人が持っていた"娯楽ギア"がラジオしかなかったので、めちゃめちゃラジオを聴いていました。ラジオに救われた人生といっても過言ではありません。

普段聴いているラジオもたくさんありますが、他局の物もありますので……(笑)。T○Sラジオの深夜帯の芸人さんのラジオはよく聴いています。昔聴いていたのは、やはり『オールナイトニッポン』ですかね。ほぼ毎日聴いていたと思います。ナインティナインさんのは初回を聴いた記憶もありますね。あとは電気グルーブさんとか、短かったけど古田新太さんのとか、パンチ力のある物を好んでいました。

2部(現在の『オールナイトニッポン0(ZERO)』枠)の伊集院光さんとか。福山雅治さんの2部時代も楽しかったなぁ。今でも星野源さんの『オールナイトニッポン』は聴いています。何というかとてもラジオっぽくて好きなんです。今風のチャレンジもしつつ、オールドスタイルのラジオ感もある。凄い仕上がりだと思います。

アニラジはやはり文化放送さんですね。『ノン子とのび太のアニメスクランブル』(1991年〜2010年放送)とか、『佐竹雅昭の覇王塾』(1993年〜1996年放送)とか、よく聴いていました。

『笑セル』は「楽しい」が軸!

ーーこれから番組に呼びたいゲスト等、また挑戦してみたいことを教えてください。

良い意味で特にありません。どんな方がゲストにいらしても、どんな案件が来ても、「絶対に楽しくしよう、楽しんでもらおう、楽しもう」しか思っていないので。だからこれからいらっしゃるゲストの方も肩肘張らず、気楽に来て欲しいですね。当番組は「楽しい」が軸ですから。

ーー最後に番組を聴いているリスナーの方や、radiko news読者に向けたメッセージをお願いします。

気楽に聴いてください。ラジオって”疾走感みたいなもの”も大切だと思うんです。当番組は元気に楽しく貴方の御耳を駆け抜けていきますから、何にも構えずに聴いてくださいね。

安元洋貴の笑われるセールスマン(仮)
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 26時30分~27時00分
出演者:安元洋貴
番組ホームページ
公式Twitter
公式YouTube

twitterハッシュタグは「#笑セル #文化放送」

※放送情報は変更となる場合があります。

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あの「ラジオでしか見せないぼくを」 『オールナイトニッポン0(ZERO)』火曜パーソナリティ就任インタビュー

3月16日(木)、ニッポン放送の深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』の2023年度ラインナップ発表記者会見がイマジンスタジオで行なわれ、『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送、月~土27:00~)のラインナップ発表にて、あのが火曜日を担当することが発表された。

これまで単発の『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを3度経験したあの。その際の反響のすさまじさから、オールナイトニッポンプロデューサーの冨山雄一は「新しい『オールナイトニッポン0(ZERO)』をつくってくれるように思いました」と期待を語る。

『オールナイトニッポン0(ZERO)』火曜パーソナリティに就任した あの

この度、記者会見を終えたばかりのあのにインタビュー。レギュラー化決定時の心境や、過去3回を振り返っての感想、“ラジオ”への想いを聞くと、熱量のあるメッセージが返ってきた。

嬉しい気持ちと不安な気持ちと

――パーソナリティ就任、おめでとうございます!

ありがとうございます。これまで3度パーソナリティを務めましたが、その時に調子に乗って「レギュラー化決定だな」と言ってきたことが現実となり、もちろん嬉しいのですが、不安な気持ちもあって……いろんな感情が一気に押し寄せてきました。

――ご自身として「レギュラー化したい」という想いはあったのですか?

いやいや。過去の放送でも「これで良いのかな?」と不安もありましたし、「しっかりできた」という手ごたえもなかったのですが……今回起用いただいた理由のひとつに「過去3回の反響がすごかった」とのことだったので、ぼくの話に共感してくれた方がいたのなら、レギュラーになってもがんばりたいと思いました。

――逆に楽しみにしていることはありますか?

これまで1週間の出来事を誰かに話す機会がなかったので、それをラジオでさらけ出せるとなると精神が安定するんじゃないでしょうか。……と思いつつ、つい“毒”が出てしまうかもしれない。炎上には気をつけて、言いたいことを言うようにしたいです。

先輩パーソナリティ・三四郎との約束

――『オールナイトニッポン』は、パーソナリティの趣味やハマっていることが企画になることもあります。何かコーナーにしたいことはありますか?

最近ハマっているのは、動物が交尾している動画を見ることなので、コーナー化してみたらおもしろいかまおしれません。いろんな動物の交尾する様子を、ぼくがなりきって演じるとか……?

――難しいとは思いますが、期待しています(笑)。他に、番組内でやってみたいことはありますか?

記者会見で司会をしてくれた三四郎さんと、「お互い一度は(お互いの番組に)呼び合おうね」と約束しました。なので、『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』とコラボしてみたいです。

――呼びたいゲストはいますか?

願望は、本田圭佑さん。サッカー選手としてすごい方なのに、ちょっとお茶目なところがかわいらしくて、話してみたいです。あと、プロフィール帳の交換がしたい。好きな食べ物とか知りたい(笑)。

テレビや音楽の活動では見せない一面を

――どんな番組にしたいと思っていますか?

「饒舌圧巻トーク」をテーマにはしたのですが、「自分らしくまったり喋ってもいいかな?」とさっそく迷い始めています(笑)。『オールナイトニッポン0(ZERO)』でしか聞けないような話もたくさんしていく予定なので、テレビや音楽の活動では見せない一面をお見せしたいと思います。

――これまで3度パーソナリティを務めて、ラジオに関する意識は変わりましたか? あのさんにとっての“ラジオ”とは。

寂しかったり孤独だったりするときにサラッと聞けて、カンタンに触れられる割に救ってくれたり、明日も頑張ろうと思えたりする。これは、ラジオの魅力だと思います。そしてそれは、リスナーだけじゃなくてパーソナリティも言えることです。

これまで3度パーソナリティをやらせていただいて、リアルタイムでリアクションが感じられることのすごさを感じました。皆さんの反応に僕も救われたので、レギュラー化してもリスナーの皆さんとそんな関係を築いていきたいです。

(おわり)

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