【HIP-HOP編】#音ジェニック なラジオ番組!

radiko.jpでは、いろいろなジャンルの「音」を楽しみながら、新しい音との出会いを探しに行く「#音ジェニック」キャンペーンを開催中です!

これまで「【●●編】#音ジェニックなラジオ番組!」と題して、クラシックやジャズが楽しめる番組をご紹介してきましたが、今回は【HIP-HOP編】をお届けします。素敵な音楽に耳を傾けた後は、ぜひ #音ジェニック をつけて、身近な人にシェアしてみてくださいね!

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AK‐69さんが伝えるHIP-HOPの楽しさ

HIP-HOPアーティスト以外にも実業家としての顔を持つAK-69さんの番組。国内外で高い評価を受けるAK-69さんが、注目する音楽やアーティストを紹介し、HIP-HOPの楽しみ方を伝授してくれます。ここでしか聴けないAK-69さんの日常もたっぷりとお届けしますよ!

■番組名:NACK5/レディオキューブ FM三重『HOT69』
■放送日時:毎週金曜日 20時30分~21時(NACK5)、毎週土曜日 18時~18時30分(レディオキューブ FM三重)
■番組サイト:
https://fmmie.jp/program/hot69/

深夜の名古屋からHIP-HOPをお届け

金曜深夜に名古屋からお届けするHIP-HOP専門番組。名古屋を中心にクラブDJや数々のイベントでのHOST MCを務めるG.O.T.Oさんと、次世代ラッパーとしての呼び声高いSOCKSさんがナビゲーターを務めます。この春スタートした新番組ですが、番組連動のイベントも開催予定と今後も要チェックです!

■番組名:ZIP‐FM『POWER JAM』
■放送日時:毎週金曜日 26時~27時
■番組サイト:http://zip-fm.co.jp/program/power_jam/

岐阜のアーティストが送る音楽番組!

レゲェアーティストであるFALCONさんが、パーソナリティを務めています。週替わりでレゲェやHIP‐HOPアーティストが登場して音楽トークを繰り広げます。

■番組名:FM GIFU『うたイズム』
■放送日時:毎週金曜日 21時~21時30分
■番組サイト:http://www.fmgifu.com/blog/detail_1862_0_44_0.html

国内外の最新情報をチェック!

2017年の4月から始まったHIP‐HOPの専門番組です。静岡のHIP‐HOPシーンやイベント情報、カルチャーの歴史まで幅広いコンテンツでお届けしています。また、HIP‐HOPだけでなく、R&Bやレゲェにまつわる最新の情報もチェックできますよ!

■番組名:K-MIX SHIZUOKA『K-mix HIP HOP RADIO SHOW〜THE FRESH〜』
■放送日時:毎週土曜日 26時~27時
■番組サイト:http://www.k-mix.co.jp/topics/fresh.html

クラブミュージックにのせてニュースをお届け!

日本のHIP-HOPクラブシーンにおける女性HOST MC(イベントの主催者がMCも務めること)のパイオニア・AMIさんがパーソナリティを務めます。

TOP-DJや国内外で絶大な信頼を得ているアーティストによる楽曲にのせて、今週注目の経済やカルチャー、気になるニュースをわかりやすくご紹介。音楽もニュースもチェックしたいという、トレンドに敏感な方におすすめの番組です。

■番組名:α-STATION FM京都『JOURNAL CLIPPING』
■放送日時:毎週土曜日 19時~20時
■番組サイト:http://fm-kyoto.jp/blog/journal_clipping-post38767/

自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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