ヒャダイン、松任谷正隆、佐橋佳幸、武部聡志…音楽プロデューサーのラジオ番組

今回は、ヒャダインさんや松任谷正隆さん、佐橋佳幸さん、武部聡志さんら音楽プロデューサーがパーソナリティを務める番組をピックアップ。ゲストとの楽しいトークやこだわりの選曲、未来のアーティスト発掘など聴きごたえある企画をお楽しみください。

冨田明宏出演 ニッポン放送『NEXT-RAD 超発掘!尖ったキッズたち』

冨田明宏さんは、黒崎真音さんや内田真礼さんらの音楽プロデュースを手掛けているほか、アニメソング評論家として『マツコの知らない世界』(TBS系)や『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)といったバラエティ番組にも出演しています。

『NEXT-RAD 超発掘!尖ったキッズたち』は、まだ世に出ていない才能豊かな若者を探す発掘バラエティ番組です。構成作家・北本かつらさんとともに、注目のクリエイターや演出家たちをゲストに招いて「バズる」魅力を紹介します。2021年1月31日(日)の放送では、『うっせぇわ』で注目を集めた歌手・Adoさんが出演し、音楽トークで盛り上がりました。

NEXT-RAD 超発掘!尖ったキッズたち
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週日曜 20時40分~21時00分
出演者:北本かつら(放送作家)、冨田明宏(音楽プロデューサー)
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#NEXTRAD」

※放送情報は変更となる場合があります。

佐橋佳幸出演 InterFM897『さはしひろし(仮)』

渡辺美里さんや藤井フミヤさんら、数多くの歌手に楽曲提供を行ってきた佐橋佳幸さん。ギタリストとしては、山下達郎さんや竹内まりやさん、佐野元春さんら日本を代表するアーティストのツアーサポートも長年行っています。

『さはしひろし(仮)』は、佐橋さんとエフエム東京(TOKYO FM)のエグゼクティブプロデューサー・延江浩さんが「東京のどこかにある隠れ家のようなロック・バー」を舞台に、映画や本、音楽など楽しい話を繰り広げるトーク&音楽番組です。2021年7月24日(土)の放送では、佐橋さんのギターによるイントロが印象的な小田和正さんの名曲『ラブ・ストーリーは突然に』の制作秘話を語りました。

さはしひろし(仮)
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 19時30分~20時00分
出演者:佐橋佳幸、延江浩
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

保本真吾出演 InterFM897『ジョイミューラジオ!』

ライブプロデューサー・石川淳さんとの音楽プロデューサーユニット「CHRYSANTHEMUM BRIDGE」のクリエイターとして活動する保本真吾さん。これまで、SEKAI NO OWARIやゆずをはじめとしたアーティストの楽曲プロデュースやライブ音源制作を手掛けてきました。

『ジョイミューラジオ!』は、保本さんが主催する新人発掘プロジェクト「Enjoy Music!」のラジオ版として、作詞家・zoppさんと未来のアーティストを発掘し、紹介していきます。保本さんとzoppさんによる音楽クリエイターとして興味深い話も満載です。

ジョイミューラジオ!
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 23時30分~24時00分
出演者:保本真吾、zopp
番組ホームページ

Twitterハッシュタグは「#ジョイラジ」

※放送情報は変更となる場合があります。

武部聡志出演 TOKYO FM『武部聡志の SESSIONS』

武部聡志さんは、一青窈さんや今井美樹さんらの楽曲プロデュースを手掛けるほか、40年近くにわたって松任谷由実さんのコンサートツアーの音楽監督を担当しています。

『武部聡志の SESSIONS』では、ミュージシャンや映画、ファッションなど注目の人物をゲストに迎えて音楽談義を繰り広げます。これまでシンガーソングライター・平原綾香さん、ジャズピアニスト・小曽根真さんらが出演しました。

武部聡志の SESSIONS
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週木曜 26時00分~27時00分
出演者:武部聡志
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

松任谷正隆出演 TOKYO FM『松任谷正隆の…ちょっと変なこと聞いてもいいですか?』

伝説的グループ「キャラメル・ママ」、「ティン・パン・アレイ」のメンバーとして、学生時代からプロのスタジオプレイヤーとして活動してきた松任谷正隆さん。アレンジャー・プロデューサーの活動がメインとなった現在は、尾崎亜美さんや熊谷幸子さんらの楽曲プロデュースや、妻である松任谷由実さんのコンサートツアーの総合演出を手掛けています。

『松任谷正隆の…ちょっと変なこと聞いてもいいですか?』は、松任谷さんが聞き手となってゲストの新たな魅力に迫る番組です。音声コンテンツ「AuDee (オーディー)」では、本放送では収録しきれなかった内容も加わったスペシャルエディット版を配信しています。

JINS presents 松任谷正隆の…ちょっと変なこと聞いてもいいですか?
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週金曜 17時30分~17時55分
出演者:松任谷正隆
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

小袋成彬出演 J-WAVE『FLIP SIDE PLANET』

音楽レーベル「TOKA」の代表を務め、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、アーティストとしてマルチに活躍する小袋成彬さん。約1年9か月振りとなる新曲「Parallax」は、9月10日(金)公開の小松菜奈さん主演映画『ムーンライト・シャドウ』のコラボレーションソングに決まりました。

番組では小袋さんによる選曲で、リスナーに向けて音楽に対する好奇心を刺激してくれます。音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」では、オリジナルのプレイリストも公開中です。

FLIP SIDE PLANET
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週金曜 26時30分~27時00分
出演者:小袋 成彬
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#FlipSidePlanet」

※放送情報は変更となる場合があります。

Shusui出演 bayfm78『あしたの音楽』

Shusuiさんは音楽ユニット・canna(カンナ)でメジャーデビュー後、修二と彰(亀梨和也さん、山下智久さん)の『青春アミーゴ』をはじめ、ジャニーズへ数多くの楽曲提供を行ってきました。現在は「育音」プロジェクトを立ち上げ、都内の障害者施設を中心に紙芝居や弾き語りのボランティア活動を積極的に行っています。

『あしたの音楽』では、シンガーソングライター・曽根由希江さんとともに、毎週いろいろなテーマを設けて音楽を特集します。時にはアーティストをゲストを招き、楽曲の制作秘話やその人の魅力に迫ります。

あしたの音楽
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週金曜 22時30分~23時00分
出演者:Shusui、曽根由希江
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#あしたの音楽」

※放送情報は変更となる場合があります。

ヒャダイン(前山田健一)出演 NACK5『キリン一番搾り One More Pint!』

ヒャダイン(前山田健一)さんは、ももいろクローバー『行くぜっ!怪盗少女』の楽曲を手がけ、AKB48や私立恵比寿中学、でんぱ組.Incなどのアイドルはもちろん、ゆず、郷ひろみさんら多くのアーティストへの楽曲提供を行うほか、アニソン・CM音楽・映画劇伴の制作など多岐にわたり才能を発揮し、タレントとしても活動しています。

『キリン一番搾り One More Pint!』は、ヒャダインさんが毎週さまざまなゲストを迎えてトークする1時間。Twitterでは「キリン一番搾り」に合うおすすめのおつまみを募集し、採用された人には「キリン一番搾り」1ケースがプレゼントされます。

キリン一番搾り One More Pint!
放送局:NACK5
放送日時:毎週金曜 18時00分~20時20分
出演者:ヒャダイン
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#ヒャダワン」

※放送情報は変更となる場合があります。

小倉良出演 LuckyFM 茨城放送『小倉良のAll That Music! ~US&UK Pops』

小倉良さんはロックバンド・PARTYでデビュー後、数百曲にわたる作曲・編曲活動を行ってきました。松田聖子さんの作曲、プロデュース、コンサートツアーの音楽監督も手掛けており、代表曲『あなたに逢いたくて』はミリオンヒットを記録しました。

『小倉良のAll That Music! ~US&UK Pops』は、懐かしの曲から最新曲までさまざまなジャンルの洋楽をお届けする番組です。リスナーからのリクエストも随時受け付けています。

小倉良のAll That Music! ~US&UK Pops
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週日曜 18時00分~18時30分
出演者:小倉良

※放送情報は変更となる場合があります。

田中良幸出演 FBCラジオ『田中編集長のサントラ大作戦』

田中良幸さんは産経新聞社時代、1997年にクラシック音楽情報誌『モーストリー・クラシック』を創刊し、2005年まで初代編集長を務めました。独立後は音楽プロデューサーとして活動する傍ら、WEBサイト「月刊音楽祭」の編集長を務めています。

『田中編集長のサントラ大作戦』は、映画やテレビなどのサウンドトラックにスポットを当ててお届けする音楽番組です。誰もが知っているような作品のテーマ曲や隠れた名曲を、1人の作曲家やあらゆるシチュエーションに沿って特集しています。

田中編集長のサントラ大作戦
放送局:FBCラジオ
放送日時:毎週日曜 17時00分~17時30分
出演者:田中良幸、早見英里子
番組ホームページ
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

長戸大幸出演 e-radio FM滋賀『OLDIES GOODIES』

長戸大幸さんは、1978年に音楽制作会社・ビーイングを設立。音楽プロデューサーとしてBOØWY、B‘z、ZARD、WANDSといった数多くのアーティストのプロデュースを手掛けてきました。

『OLDIES GOODIES』は、長戸さんとフォークシンガー・ばんばひろふみさんが、1950年代から70年代の洋楽やヒット曲を中心にお送りする番組です。この番組でしか聴けないようなレア音源をオンエアするなど、オールディーズの魅力をたっぷりとお届けします。

OLDIES GOODIES
放送局:e-radio FM滋賀
放送日時:毎週土曜 12時00分~12時55分
出演者:ばんばひろふみ、長戸大幸
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

ラジコをスマートフォンで聴く

ラジコをパソコンで聴く

ラジコプレミアムに登録して
全国のラジオを時間制限なし
で聴く!

勅使川原真衣が懸念を抱く!「大手商社の『自分史採用』は吉報なのか!?」

フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。11月12日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が大手商社の人事の採用基準についての記事に懸念を示した。

勅使川原真衣「今日はちょっと就活の話をしたいと思ってます。『志望動機はもう古い? 自分史採用は吉報なのか?』と題したいんですけども、これ元ネタがありまして、先月末に日経新聞を見ていましたらこんな記事が目に飛び込んできました。三井物産の渡辺徹(てつ)執行役員が語る『学生時代に好奇心深める経験を』と書かれた記事ですけども、三井物産、大丈夫ですか?」

武田砂鉄「全然大丈夫ですよ。把握してます」

勅使川原「知ってますね。一応言っといてもいいですか? 日本の五大商社のひとつと言われています。いきなり下世話な話をしますけども、平均年収は1996万円」

武田「え? もう一回言ってもらっていいですか?(笑)」

勅使川原「1996万円が平均年収ということで、『ザ・エリート街道』と言ってもいいのかな? と思いますが、この人事管掌役員である渡辺さんが取材に応じていて、記者にこう聞かれていました。『選考で重視するのは何ですか?』と。これに対してちょっと途中省略しながら読みますと、『コミュニケーション能力などの人柄と、それを支える意味で学生時代の経験です。エントリーシートでは志望動機は聞かず、自分史を書いてもらっています』」

武田「自分史?」

勅使川原「自分の歴史ですね。学生の時にしかできないことを色々経験して、好奇心をどんどん深めていってほしい』。ここちょっとポイントなんですけども『1年生の時から就活のことを考えてアルバイトなどを選ぶ人は嫌ですね』と。『嫌ですね』と言われちゃったんですけども、どうなんですかね、これ地味な記事だと思いますよ。就活業界研究の記事なので。ですが、結構話題になりました。
色々SNSでも反応がありまして、例えばあの西村ひろゆきさんもXでこの記事をリプライする形でこの取り組みをXで肯定していました。『従来型のテストマシーンみたいな人はもういらないですよね』と」

武田「テストマシーン……」

勅使川原「『テストだけが出来るような人はいらない、テストだけに強い人はいらないよね』みたいなコメントです。あと、あるベンチャー経営者の方はこう言ってました。『表面的な就活スキルではなく、本物の好奇心と粘り強さ。それが何十億円のディールを生み出す源泉だと彼らは知っているんです』と、豪語していたんですね」

武田「スケールでかいですね!」

勅使川原「なんかそんな感じしますけども『どうなのかな?』と私は思っています。やっぱり当たり前を一応疑う教育社会学っていうのをやってきて、さらに仕事としても『仕事ってこんなもんだよね』っていうのを疑う仕事をしてきているので、ちょっとこれも疑ってみようかなと思うわけですけども、これ多くの人が『なるほど、新しい潮流だ!』って思ってるかも知れないんですけども、『ほとんどの人にはあんまり吉報にはならないんじゃないかな、なりにくいんじゃないかな』と考えてます。
3つほど懸念があります。1つはですね、これ生まれの影響を多分に受ける選抜方法じゃないかなと思うんですよ。就活対策なんかしてね、『嫌ですね』と言われようがなんだろうが、人生のある時期につけ焼き刃をしてでも評価機関に合わせて自分の将来を切り開くって、普通のことじゃないですか。『そんな悪いことだったのかな?』と思うわけです。
なんか最近やたらと個人が事前に対策できることを『表面的』とか、もっと言うと『実力がこれじゃわからない』みたいな言い方をすることがあるんですけども、いやいや、実力って何なんですか? 何が問われるのかを事前にちゃんと把握した上で、問われたものに対して自分なりの答えを用意していくって、これ機会の平等に近いと思います」

武田「そうね」

勅使川原「なので、ある意味でフェアだったはずなんですけども、果たして自分史採用ってどうなのかな? 評価機関で言うとこれ人生全体ですよね? これまでの生き様みたいな」

武田「全部出さなきゃいけない」

勅使川原「全部出さなきゃいけなくなる。『これで本当に実力が見えるんですか?』っていう問題があると思います。自分史でわかるとされている実力と呼ばれているものも、これ案外『育ち』。『育ち』の話になっていくんじゃないかと懸念してます。ちなみに育ちを決めているのは能力ですか?」

西村志野「違いますよね?」

勅使川原「100万%偶然じゃないですか。どの家庭に生まれ落ちるか、自分じゃどうにもできないです。選んだことある人、いません。この偶然の生まれのことを起点にして、その後の人生っていうのは教育社会学で『水路づけられる』っていう言い方をするんですよ」

武田「水路づけられる?」

勅使川原「完全に決定はしないけども、この学校に行くとこれぐらいの職業について、こういう人と結婚して……みたいなのがある程度あるでしょ、というのは実証研究で示されているので、この選抜対策不能にしようっていう意図はあると思いますけども、そもそも偶然性を引きずってますので、初期値、最初の生まれの影響がかなり大きいんじゃないかなと思うんです。生まれの影響が大きいと何が困るかって、結局番狂わせみたいなのが起きにくいんじゃないかと思うんですよ」

武田「そうかそうか」

勅使川原「『階層再生産』って言うんですけども、言い方あれですけど、お金持ちの家に生まれると、子供も三井物産のようなところに入ったりとかお金持ちになっていく、みたいなのが起きないかなと。老婆心ながら心配しております」

この後も、勅使川原さんによる熱い問題提議が続きました。気になる方は、Radikoのタイムフリーでご確認ください。

Facebook

ページトップへ