菅田将暉、冠ラジオで小松菜奈との結婚を生報告!「本当にこんな幸せな事はない」

菅田将暉さんがパーソナリティを務める、ニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』。11月15日(月)の放送では、菅田さんが小松菜奈さんとの結婚をリスナーに生報告しました。(ニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』11月15日(月)放送分)

菅田将暉、結婚を生報告!

放送当日に、女優・小松菜奈さんとの結婚を発表した菅田さん。ファンや業界関係者、そして番組リスナーも注目する中、オープニングで改めて結婚報告をしました。

菅田:私事で恐縮なのですが、私、菅田将暉、小松菜奈さんと結婚致しました。ええ……本当に……ソワソワしますねえ(笑)。

結婚発表後、地元の友達や学校の先生たちといった多くの人たちからお祝いの言葉を貰った事を明かし、感謝の気持ちを述べました。

菅田:本当にプライベートな地元の友達と同じような「おめでとう」という言葉を、すごく有名な先輩陣とかからもいただいてて。いろんな人から同じ言葉を贈ってもらうっていうのも、すごい現象だなあ、と。本当にこんな幸せな事はないなあ、と心から思いましたし。いかに自分がこれまで生きてきて、たくさんの人に支えてもらっていたのかっていうのは、本当に実感しました。ええ……本当に皆様、暖かいメッセージありがとうございます。

番組スタッフへの懺悔

今回の結婚発表に伴い、番組スタッフには少し前に報告を済ませたという菅田さんは、報告が遅れた事に対して「申し訳なく思っている」と語りました。

菅田:正直、ここのスタッフが僕はゲロると思ってたから。100%ゲロると思ってたから。なんならもう100%バレると思ってたから。少し前に伝えたんだよね。でも、今日の予定通りの時間まで漏れる事無く、ちゃんと報告ができたんやから、「あ、そっか。うちのスタッフは誰もゲロらんかったんやな」って(笑)。いや、ごめん、それはマジで信用してなくて申し訳ない。

人気者になるためなら手段を選ばない……そういう連中やと思ってたから(笑)。ちょっと申し訳ない。仕事の便宜上伝えなっていうのあったけど、出るやろなとは思ったけど、出ぇへんかったから。なんか地元の友達とかに「なんか菅田、結婚するらしいで。俺ラジオやってんねん」って(笑)。「来週放送やねん! 発表やねん!」って。ごめん、正直言うと思ってた。「せやねん、報告があるねんてな! ちょっと合コンしようや!」。正直、俺は言う奴らやろなって思ってたから、だから申し訳なく思ってる。それもなんなら覚悟で言ったみたいなところもあったけど(笑)。

アルコ&ピース・酒井からのアドバイス

菅田さんは、11月1日(月)の放送で「絶対に普段だったら触れる話題」をスルーした事を明かしました。その内容とは……?

菅田:アルコ&ピースの酒井(健太)さんが、ラジオのアシスタントの方と婚約という。SBSの矢端(名結)アナウンサーと先週結婚されたみたいです。本当におめでとうございます。それを先々週、僕は触れずに。こんな激おもろニュースを(笑)。

先日結婚を発表したばかりのアルコ&ピース・酒井健太さんとは、家族ぐるみでの交流がある菅田さん。酒井さんと親交がある人たちの番組で結婚について触れていく中、菅田さんは「こっちはこっちでそれどころじゃなかったから」、「このタイミングでかい!」と当時の心境を語りました。

菅田:酒井さんが「ちょっと先の先輩だけど」っていって、これから1週間いろんな仕事の現場に行くと、みんないろんなお祝いの品をくださると。だから、ここから1週間はお前「デカめのカバンを持っていけよ!」っていう(笑)。素晴らしいお言葉をいただきました。いや、だから本当に、あんまり考えてなかった角度のちゃんと実用的なコメントをくださったから。「あ、酒井さんって、なんか意外とちゃんとしてる人かも」って思いました。ありがとうございます。

リスナーからの反応は

番組には、菅田さんの結婚をお祝いするメッセージがたくさん寄せられました。

(メール)「一人のリスナーとして、まるで自分の事のように嬉しいです。末永くお幸せに。ところで、質問なのですが、結婚報告の直筆メッセージ、あれはもっと細いペンは無かったんですか? シンプルに読みづらいです」

菅田:マジで(苦笑)。あれ? え、マジで!? これガチなやつやん(笑)。あれ、マジで? いや、俺らなりに研究したんやけどなあ。紙に書いて、それをデータ化して載せるから、逆に細すぎるとあかんかつって。なんなら事務所から支給されたペンとかで、「これぐらいがいいんじゃない」っていう前例を踏まえてもらって書いてったんやけど。読みづらかった? それは良くないな。

因みに俺さ、一応プライベートでTwitterのアカウントもってんねんけどさ。自分たちの報告のやつ見ようと思ったらさ、設定なんかな、「センシティブな表現が含まれているため表示されません」ってなってて、俺まだ見れてないねん(笑)。

さらには、菅田さんの兄と名乗る人物からもメールが届きましたが……。

(メール)「将暉、おめでとう、結婚。まぁ、おめでとうっていうより、俺より先に結婚しやがってっていう気持ちの方が大きいかな。小さい時、公園のジャングルジムの中から出られなくなって、「僕はこのまま死ぬんやあ!」って泣いてた、あのアホの将暉が結婚って。実感湧かないよ。なんか困ったら、たまには俺にも連絡してこいよ。じゃあ、また正月に」。

菅田:お兄ちゃん、これ? いや、ごめんなさい。俺、兄貴いないはずなんですけどね。ただしびっくりしたのは、前半のこのテンション、なんか俺、今日誰かに言われたなあと思ったら、(綾野)剛くんに報告した時こんな感じやったで(笑)。綾野剛さんに電話させてもらったんですけど、その時は「お前、俺より先に結婚しやがって!」っていう気持ちは言ってくれたなあ。

剛くんかなあ? お兄ちゃんみたいな感じあるけど。でも小さい頃に、剛くんとジャングルジムで遊んでないから……。ちょっと分かんないですねえ。あと、近所の公園にジャングルジム無いし。あと、たぶんお兄ちゃん「将暉」って言わんし(笑)。

その後も、菅田さんの妹"マサコ"、2番目の妹"マサヨ"が次々と登場し、エンディングでは"マサヨの彼ピ"と名乗る人物からもメールが届きました。番組前半では菅田さんが感極まり言葉に詰まる場面があったものの、次第にいつものようにリスナーとのやり取りを交わしていく、記念すべき放送となりました。

菅田将暉のオールナイトニッポン
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週月曜 25時00分~27時00分
出演者:菅田将暉
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#菅田将暉ANN」

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勅使川原真衣が懸念を抱く!「大手商社の『自分史採用』は吉報なのか!?」

フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。11月12日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が大手商社の人事の採用基準についての記事に懸念を示した。

勅使川原真衣「今日はちょっと就活の話をしたいと思ってます。『志望動機はもう古い? 自分史採用は吉報なのか?』と題したいんですけども、これ元ネタがありまして、先月末に日経新聞を見ていましたらこんな記事が目に飛び込んできました。三井物産の渡辺徹(てつ)執行役員が語る『学生時代に好奇心深める経験を』と書かれた記事ですけども、三井物産、大丈夫ですか?」

武田砂鉄「全然大丈夫ですよ。把握してます」

勅使川原「知ってますね。一応言っといてもいいですか? 日本の五大商社のひとつと言われています。いきなり下世話な話をしますけども、平均年収は1996万円」

武田「え? もう一回言ってもらっていいですか?(笑)」

勅使川原「1996万円が平均年収ということで、『ザ・エリート街道』と言ってもいいのかな? と思いますが、この人事管掌役員である渡辺さんが取材に応じていて、記者にこう聞かれていました。『選考で重視するのは何ですか?』と。これに対してちょっと途中省略しながら読みますと、『コミュニケーション能力などの人柄と、それを支える意味で学生時代の経験です。エントリーシートでは志望動機は聞かず、自分史を書いてもらっています』」

武田「自分史?」

勅使川原「自分の歴史ですね。学生の時にしかできないことを色々経験して、好奇心をどんどん深めていってほしい』。ここちょっとポイントなんですけども『1年生の時から就活のことを考えてアルバイトなどを選ぶ人は嫌ですね』と。『嫌ですね』と言われちゃったんですけども、どうなんですかね、これ地味な記事だと思いますよ。就活業界研究の記事なので。ですが、結構話題になりました。
色々SNSでも反応がありまして、例えばあの西村ひろゆきさんもXでこの記事をリプライする形でこの取り組みをXで肯定していました。『従来型のテストマシーンみたいな人はもういらないですよね』と」

武田「テストマシーン……」

勅使川原「『テストだけが出来るような人はいらない、テストだけに強い人はいらないよね』みたいなコメントです。あと、あるベンチャー経営者の方はこう言ってました。『表面的な就活スキルではなく、本物の好奇心と粘り強さ。それが何十億円のディールを生み出す源泉だと彼らは知っているんです』と、豪語していたんですね」

武田「スケールでかいですね!」

勅使川原「なんかそんな感じしますけども『どうなのかな?』と私は思っています。やっぱり当たり前を一応疑う教育社会学っていうのをやってきて、さらに仕事としても『仕事ってこんなもんだよね』っていうのを疑う仕事をしてきているので、ちょっとこれも疑ってみようかなと思うわけですけども、これ多くの人が『なるほど、新しい潮流だ!』って思ってるかも知れないんですけども、『ほとんどの人にはあんまり吉報にはならないんじゃないかな、なりにくいんじゃないかな』と考えてます。
3つほど懸念があります。1つはですね、これ生まれの影響を多分に受ける選抜方法じゃないかなと思うんですよ。就活対策なんかしてね、『嫌ですね』と言われようがなんだろうが、人生のある時期につけ焼き刃をしてでも評価機関に合わせて自分の将来を切り開くって、普通のことじゃないですか。『そんな悪いことだったのかな?』と思うわけです。
なんか最近やたらと個人が事前に対策できることを『表面的』とか、もっと言うと『実力がこれじゃわからない』みたいな言い方をすることがあるんですけども、いやいや、実力って何なんですか? 何が問われるのかを事前にちゃんと把握した上で、問われたものに対して自分なりの答えを用意していくって、これ機会の平等に近いと思います」

武田「そうね」

勅使川原「なので、ある意味でフェアだったはずなんですけども、果たして自分史採用ってどうなのかな? 評価機関で言うとこれ人生全体ですよね? これまでの生き様みたいな」

武田「全部出さなきゃいけない」

勅使川原「全部出さなきゃいけなくなる。『これで本当に実力が見えるんですか?』っていう問題があると思います。自分史でわかるとされている実力と呼ばれているものも、これ案外『育ち』。『育ち』の話になっていくんじゃないかと懸念してます。ちなみに育ちを決めているのは能力ですか?」

西村志野「違いますよね?」

勅使川原「100万%偶然じゃないですか。どの家庭に生まれ落ちるか、自分じゃどうにもできないです。選んだことある人、いません。この偶然の生まれのことを起点にして、その後の人生っていうのは教育社会学で『水路づけられる』っていう言い方をするんですよ」

武田「水路づけられる?」

勅使川原「完全に決定はしないけども、この学校に行くとこれぐらいの職業について、こういう人と結婚して……みたいなのがある程度あるでしょ、というのは実証研究で示されているので、この選抜対策不能にしようっていう意図はあると思いますけども、そもそも偶然性を引きずってますので、初期値、最初の生まれの影響がかなり大きいんじゃないかなと思うんです。生まれの影響が大きいと何が困るかって、結局番狂わせみたいなのが起きにくいんじゃないかと思うんですよ」

武田「そうかそうか」

勅使川原「『階層再生産』って言うんですけども、言い方あれですけど、お金持ちの家に生まれると、子供も三井物産のようなところに入ったりとかお金持ちになっていく、みたいなのが起きないかなと。老婆心ながら心配しております」

この後も、勅使川原さんによる熱い問題提議が続きました。気になる方は、Radikoのタイムフリーでご確認ください。

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