「最初は意味すら分からず辞書を引いた」講談師・神田蘭が明かす、古典芸能の世界と“真打昇進”までの14年
提供:TOKYO FM
フリーアナウンサーの森遥香がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「KANEKA Good Chemistry」(毎週金曜14:30~14:55)。第一線で活躍するゲストを迎え、その輝きの源を探るインナーケア・ラジオプログラムです。多彩なゲストの日々の習慣や大切にしている想いに触れながら、心と体を整えるヒントをお届けします。
10月30日(金)の放送は、講談師の神田蘭さんがゲストに登場。講談師を志したきっかけや講談の魅力、最新著書について話を伺いました。

◆寄席との出会いから始まった講談師への道
神田蘭さんは、俳優やナレーター、パーソナリティとして活動したのち、2004年に講談師・神田紅さんに入門。2018年には真打に昇進しました。古典講談にとどまらず、女性の生き方や恋愛、歴史上の人物を題材にした創作講談も得意とし、JFN系列のラジオ番組「恋する日本史」でも活躍しています。
もともとは俳優として活動してきた蘭さんが講談師を目指したきっかけは、偶然訪れた寄席でした。それまで古典芸能にはほとんど関心がなかったものの、初めて観た落語の「一人芸の素晴らしさに感動してしまい、そこから寄席通いが始まった」と振り返ります。
寄席に通い詰めるうちに、登場人物のセリフだけでなく、物語の情景や背景をナレーションとして自ら語り分ける「講談」の表現力に魅了されました。「これを学べば役者としての引き出しも増えるかもしれない」と講談教室の門を叩き、そのままプロの道へ進むことに。最初の4年間は前座として礼儀作法や厳しい師弟関係を学び、二つ目(前座の次に位置する階級)を経て、入門から14年目となる2018年に見事、真打へと昇進を果たしました。
講談の歴史は、江戸幕府が開かれた頃にまでさかのぼります。祖とされる赤松法印が徳川家康の前で「太平記」などを読んだ記録も残っており、江戸から明治初期にかけては「講釈師」と呼ばれ、近代に入って「講談」の名が定着しました。
古典講談には武士や歴史上の人物を題材にした作品が多く、昔の言葉づかいも受け継がれています。歌舞伎の「忠臣蔵」にあたる「赤穂義士伝」には「かたじけのうございます」といった武士言葉が登場します。入門当初は意味が分からず、「辞書を引いて、ありがとうございますだとわかった」とエピソードを明かします。
古典講談には武士や歴史上の人物を扱った作品が数多くあり、古風な言葉遣いもそのまま受け継がれています。例えば、歌舞伎の「忠臣蔵」にあたる「赤穂義士伝」に出てくる「かたじけのうございます」という武士言葉。入門当初はその意味すら分からず、「辞書を引いて初めて『ありがとうございます』という意味だと知った」とエピソードを明かします。
もともと歴史好きではあったものの、特別詳しかったわけではないという蘭さん。講談で語られる歴史について、「史実をベースにしてはいるけれど、基本はフィクション。事実は4割程度」と語ります。パーソナリティの森から「そうした物語が、当時の人々の娯楽だったのですね」と向けられると、「当時の人にとっては“テレビドラマ”みたいなものだったんでしょうね」と頷きました。
◆講談と学術を融合した幕末史の楽しみ方
高座に上がる前のルーティンについて尋ねられると、特別な決まり事はないとしつつも、出番の直前には「ふーっと息を吐いて、下っ腹にぐっと力を入れる」と明かす蘭さん。その原点には、前座時代に師匠から「客席の一番後ろまで届くように声を出しなさい」と徹底して叩き込まれた経験があります。
「最初から縮こまってしまうと、それ以上の表現は出せませんから。稽古のときはバーンと大きく声を出すんです」と蘭さん。「大きな声が出せて初めて、小さな声の表現もできるようになる」と、下腹に力を込める理由を語りました。
また、ラジオ番組「恋する日本史」で講談を披露する際には、舞台とはまた違う難しさがあるといいます。5分番組のなかで実際に語れる時間は、わずか2分半ほど。最初の半年ほどは尺に収めるのに苦心したものの、今では「このテンポで語ればちょうど2分半になる」という体内時計のような感覚を掴んだそう。ただ、「生の高座であそこまでの早さではやれません」と笑い、電波に乗せるラジオと対面の高座とでは、話す速度や間の取り方がまったく異なると振り返ります。
続いて話題は、2026年8月に刊行された歴史作家・河合敦さんとの共著「面白すぎる!幕末史の授業:ドラマチック講談×最新歴史研究で一気にわかる』(あさ出版)へ。幕末の志士たちの鮮烈な生き様や知られざる恋模様を、最新の歴史研究を織り交ぜて紐解いた一冊です。
本書は全3章構成。第1章では長州藩・薩摩藩・江戸幕府それぞれの視点から幕末の全体像を描き、第2章では激動の事件の数々を深掘り。そして第3章の人物伝では、まず蘭さんが親しみやすく綴った原稿に、河合さんが最新の学術的知見を肉付けしていく形で執筆が進められました。「エンタメと学術がいい感じでミックスされた、とても分かりやすい本です」と太鼓判を押す蘭さん。「やっぱり楽しさや面白さがないと、人は興味を持ってくれませんから」と、まずはエンターテインメントとして歴史の面白さに触れてほしいと呼びかけました。
次回11月6日(金)の放送は、引き続き神田蘭さんをゲストに迎えてお届けします。還元型コエンザイムQ10のカネカ提供「KANEKA Good Chemistry」、ぜひチェックしてください。
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<番組概要>
番組名:KANEKA Good Chemistry
放送日時:毎週金曜 14:30~14:55
パーソナリティ:森遥香
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10月30日(金)の放送は、講談師の神田蘭さんがゲストに登場。講談師を志したきっかけや講談の魅力、最新著書について話を伺いました。

(左から)パーソナリティの森遥香、神田蘭さん
◆寄席との出会いから始まった講談師への道
神田蘭さんは、俳優やナレーター、パーソナリティとして活動したのち、2004年に講談師・神田紅さんに入門。2018年には真打に昇進しました。古典講談にとどまらず、女性の生き方や恋愛、歴史上の人物を題材にした創作講談も得意とし、JFN系列のラジオ番組「恋する日本史」でも活躍しています。
もともとは俳優として活動してきた蘭さんが講談師を目指したきっかけは、偶然訪れた寄席でした。それまで古典芸能にはほとんど関心がなかったものの、初めて観た落語の「一人芸の素晴らしさに感動してしまい、そこから寄席通いが始まった」と振り返ります。
寄席に通い詰めるうちに、登場人物のセリフだけでなく、物語の情景や背景をナレーションとして自ら語り分ける「講談」の表現力に魅了されました。「これを学べば役者としての引き出しも増えるかもしれない」と講談教室の門を叩き、そのままプロの道へ進むことに。最初の4年間は前座として礼儀作法や厳しい師弟関係を学び、二つ目(前座の次に位置する階級)を経て、入門から14年目となる2018年に見事、真打へと昇進を果たしました。
講談の歴史は、江戸幕府が開かれた頃にまでさかのぼります。祖とされる赤松法印が徳川家康の前で「太平記」などを読んだ記録も残っており、江戸から明治初期にかけては「講釈師」と呼ばれ、近代に入って「講談」の名が定着しました。
古典講談には武士や歴史上の人物を題材にした作品が多く、昔の言葉づかいも受け継がれています。歌舞伎の「忠臣蔵」にあたる「赤穂義士伝」には「かたじけのうございます」といった武士言葉が登場します。入門当初は意味が分からず、「辞書を引いて、ありがとうございますだとわかった」とエピソードを明かします。
古典講談には武士や歴史上の人物を扱った作品が数多くあり、古風な言葉遣いもそのまま受け継がれています。例えば、歌舞伎の「忠臣蔵」にあたる「赤穂義士伝」に出てくる「かたじけのうございます」という武士言葉。入門当初はその意味すら分からず、「辞書を引いて初めて『ありがとうございます』という意味だと知った」とエピソードを明かします。
もともと歴史好きではあったものの、特別詳しかったわけではないという蘭さん。講談で語られる歴史について、「史実をベースにしてはいるけれど、基本はフィクション。事実は4割程度」と語ります。パーソナリティの森から「そうした物語が、当時の人々の娯楽だったのですね」と向けられると、「当時の人にとっては“テレビドラマ”みたいなものだったんでしょうね」と頷きました。
◆講談と学術を融合した幕末史の楽しみ方
高座に上がる前のルーティンについて尋ねられると、特別な決まり事はないとしつつも、出番の直前には「ふーっと息を吐いて、下っ腹にぐっと力を入れる」と明かす蘭さん。その原点には、前座時代に師匠から「客席の一番後ろまで届くように声を出しなさい」と徹底して叩き込まれた経験があります。
「最初から縮こまってしまうと、それ以上の表現は出せませんから。稽古のときはバーンと大きく声を出すんです」と蘭さん。「大きな声が出せて初めて、小さな声の表現もできるようになる」と、下腹に力を込める理由を語りました。
また、ラジオ番組「恋する日本史」で講談を披露する際には、舞台とはまた違う難しさがあるといいます。5分番組のなかで実際に語れる時間は、わずか2分半ほど。最初の半年ほどは尺に収めるのに苦心したものの、今では「このテンポで語ればちょうど2分半になる」という体内時計のような感覚を掴んだそう。ただ、「生の高座であそこまでの早さではやれません」と笑い、電波に乗せるラジオと対面の高座とでは、話す速度や間の取り方がまったく異なると振り返ります。
続いて話題は、2026年8月に刊行された歴史作家・河合敦さんとの共著「面白すぎる!幕末史の授業:ドラマチック講談×最新歴史研究で一気にわかる』(あさ出版)へ。幕末の志士たちの鮮烈な生き様や知られざる恋模様を、最新の歴史研究を織り交ぜて紐解いた一冊です。
本書は全3章構成。第1章では長州藩・薩摩藩・江戸幕府それぞれの視点から幕末の全体像を描き、第2章では激動の事件の数々を深掘り。そして第3章の人物伝では、まず蘭さんが親しみやすく綴った原稿に、河合さんが最新の学術的知見を肉付けしていく形で執筆が進められました。「エンタメと学術がいい感じでミックスされた、とても分かりやすい本です」と太鼓判を押す蘭さん。「やっぱり楽しさや面白さがないと、人は興味を持ってくれませんから」と、まずはエンターテインメントとして歴史の面白さに触れてほしいと呼びかけました。
次回11月6日(金)の放送は、引き続き神田蘭さんをゲストに迎えてお届けします。還元型コエンザイムQ10のカネカ提供「KANEKA Good Chemistry」、ぜひチェックしてください。
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<番組概要>
番組名:KANEKA Good Chemistry
放送日時:毎週金曜 14:30~14:55
パーソナリティ:森遥香
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/gc/
会社の危機から生まれた「北欧、暮らしの道具店」クラシコム代表が明かす、どん底からの逆転劇
提供:TOKYO FM
鷲見玲奈がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ALFALINK presents BRAND NEW LINK」(毎週土曜 7:00~7:25)。ひとつの成功に満足することなく、新たな分野へと越境し挑戦を続ける人。既存の枠にとらわれず、業界に新しい潮流を持ち込み、ゲームチェンジを起こしてきた企業。そうした方々をゲストに迎え、挑戦にまつわるエピソードや発想の原点、そしてこれから目指すヴィジョンについて伺っていきます。
10月31日(土)の放送は、株式会社クラシコム 代表取締役社長の青木耕平(あおき・こうへい)さんをゲストに迎え、会社を立ち上げた経緯や、商品選びに込めた価値観について話を伺いました。
◆会社の危機から生まれた新たなビジネス
株式会社クラシコムは、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営しています。北欧雑貨や食器を扱うネットショップとして始まり、現在では洋服の販売や記事、動画、オリジナルドラマの制作・配信まで幅広く事業を展開しています。
同社は、代表の青木さんが妹とともに2人で創業しました。当初手がけた不動産関連サービスが失敗し、会社の存続すら危ぶまれるなか、青木さんは妹への感謝とお詫びの気持ちを込めて北欧旅行をプレゼントします。
この旅が、会社にとって大きな転機となりました。「現地で商品を仕入れてオークションで販売し、少しでも資金を回収しよう」と考えた青木さんは、妹から「北欧のヴィンテージ食器は日本でも需要がある」と助言を受けます。現地でその魅力に惹かれた青木さんは、個人のクレジットカード限度額いっぱいまで食器を買い付けました。これが「北欧、暮らしの道具店」の原点です。
現在では北欧アイテムにとどまらず、世界観に合う他国製品やオリジナル商品へとラインナップを広げています。商品選びの軸にあるのは、「フィットする暮らし、つくろう」というミッションです。青木さんは「他人からの見え方以上に、自分自身が心から満足できることを大切にしたい」と語ります。見栄えや高級感ではなく、「使っていて心地よいか」「着ていて自分らしくいられるか」を重んじるその姿勢が、現在の独自性ある店づくりを支えています。
◆1人ひとりが感じる「フィットする暮らし」
「北欧、暮らしの道具店」の強みは、商品販売にとどまらず、記事や動画、ドラマ、音楽の制作・配信まで自社で手がけている点にあります。青木さんは、実店舗と異なり開設しただけでは人が集まらないECサイトだからこそ、広告に頼りすぎない顧客接点の構築が不可欠だと語ります。
そこで、SNSやYouTube、ポッドキャストなどを通じて、購入前から顧客と良好な関係を育むことを重視。「コンテンツを通じて僕らの考えや表現したいことを気持ちよく知っていただいたうえで、商品を提案するほうが、結果として効率がいい」と、その狙いを話します。
象徴的なのは、サイト内に「人気商品ランキング」を設けていない点です。青木さんは「他人が何を好むかではなく、自分が何に惹かれるかに集中してほしい」と説明します。ランキングによって、もの選びの基準が「自分」から「他人」へ移ってしまうのを防ぐためです。
また、掲げるミッションを「豊かな暮らし」や「幸せな暮らし」ではなく、「フィットする暮らし」とした背景にもその哲学が息づいています。何をもって豊か・幸せと感じるかは人それぞれだからこそ、「このシャツは着心地がいい」「この味付けがちょうどいい」といった、自分自身の感覚で捉える心地よさを大切にしてほしいという願いが込められています。
2006年の創業から20年。青木さんが理想の組織像として挙げるのは、映画『もののけ姫』に登場する「タタラ場」です。厳しい環境下でも、性別や障がい、病気の有無に関わらず互いに支え合い、経済活動を通じて自らの居場所と幸福を守る姿に共鳴したといいます。
社員の約8割が女性、約6割が未就学児を育てているという現在のクラシコム。「理想通りになれているかはまだ分からない」としつつも、多様な立場の人が助け合い、それぞれの生活を守りながら働き続けられる組織づくりは、創業時から変わらない同社の根底に流れる経営理念です。
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音声版「BRAND NEW LINK」
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<番組概要>
番組名:ALFALINK presents BRAND NEW LINK
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25(TOKYO FM / FM大阪)
パーソナリティ:鷲見玲奈
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/brand_new_link/
番組公式Instagram:@alfalink.tfm
10月31日(土)の放送は、株式会社クラシコム 代表取締役社長の青木耕平(あおき・こうへい)さんをゲストに迎え、会社を立ち上げた経緯や、商品選びに込めた価値観について話を伺いました。
(左から)パーソナリティの鷲見玲奈、株式会社クラシコム 代表取締役社長 青木耕平さん
◆会社の危機から生まれた新たなビジネス
株式会社クラシコムは、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営しています。北欧雑貨や食器を扱うネットショップとして始まり、現在では洋服の販売や記事、動画、オリジナルドラマの制作・配信まで幅広く事業を展開しています。
同社は、代表の青木さんが妹とともに2人で創業しました。当初手がけた不動産関連サービスが失敗し、会社の存続すら危ぶまれるなか、青木さんは妹への感謝とお詫びの気持ちを込めて北欧旅行をプレゼントします。
この旅が、会社にとって大きな転機となりました。「現地で商品を仕入れてオークションで販売し、少しでも資金を回収しよう」と考えた青木さんは、妹から「北欧のヴィンテージ食器は日本でも需要がある」と助言を受けます。現地でその魅力に惹かれた青木さんは、個人のクレジットカード限度額いっぱいまで食器を買い付けました。これが「北欧、暮らしの道具店」の原点です。
現在では北欧アイテムにとどまらず、世界観に合う他国製品やオリジナル商品へとラインナップを広げています。商品選びの軸にあるのは、「フィットする暮らし、つくろう」というミッションです。青木さんは「他人からの見え方以上に、自分自身が心から満足できることを大切にしたい」と語ります。見栄えや高級感ではなく、「使っていて心地よいか」「着ていて自分らしくいられるか」を重んじるその姿勢が、現在の独自性ある店づくりを支えています。
◆1人ひとりが感じる「フィットする暮らし」
「北欧、暮らしの道具店」の強みは、商品販売にとどまらず、記事や動画、ドラマ、音楽の制作・配信まで自社で手がけている点にあります。青木さんは、実店舗と異なり開設しただけでは人が集まらないECサイトだからこそ、広告に頼りすぎない顧客接点の構築が不可欠だと語ります。
そこで、SNSやYouTube、ポッドキャストなどを通じて、購入前から顧客と良好な関係を育むことを重視。「コンテンツを通じて僕らの考えや表現したいことを気持ちよく知っていただいたうえで、商品を提案するほうが、結果として効率がいい」と、その狙いを話します。
象徴的なのは、サイト内に「人気商品ランキング」を設けていない点です。青木さんは「他人が何を好むかではなく、自分が何に惹かれるかに集中してほしい」と説明します。ランキングによって、もの選びの基準が「自分」から「他人」へ移ってしまうのを防ぐためです。
また、掲げるミッションを「豊かな暮らし」や「幸せな暮らし」ではなく、「フィットする暮らし」とした背景にもその哲学が息づいています。何をもって豊か・幸せと感じるかは人それぞれだからこそ、「このシャツは着心地がいい」「この味付けがちょうどいい」といった、自分自身の感覚で捉える心地よさを大切にしてほしいという願いが込められています。
2006年の創業から20年。青木さんが理想の組織像として挙げるのは、映画『もののけ姫』に登場する「タタラ場」です。厳しい環境下でも、性別や障がい、病気の有無に関わらず互いに支え合い、経済活動を通じて自らの居場所と幸福を守る姿に共鳴したといいます。
社員の約8割が女性、約6割が未就学児を育てているという現在のクラシコム。「理想通りになれているかはまだ分からない」としつつも、多様な立場の人が助け合い、それぞれの生活を守りながら働き続けられる組織づくりは、創業時から変わらない同社の根底に流れる経営理念です。
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音声版「BRAND NEW LINK」
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<番組概要>
番組名:ALFALINK presents BRAND NEW LINK
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25(TOKYO FM / FM大阪)
パーソナリティ:鷲見玲奈
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/brand_new_link/
番組公式Instagram:@alfalink.tfm
