サンドウィッチマンのラジオ生ワイド番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』の魅力

2021年10月にスタートしたサンドウィッチマンの冠番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』(ニッポン放送)。本記事では、番組の聴きどころや過去の放送内容をご紹介します。

サンドウィッチマン出演 ニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』

ニッポン放送で2021年10月2日からスタートした、サンドウィッチマン(伊達みきおさん、富澤たけしさん)の冠ラジオ番組。番組進行役のパートナーは、ニッポン放送・東島衣里アナウンサーです。ニッポン放送では、2020年9月からお昼の時間帯に生放送の帯番組『ザ・ラジオショー』を放送しており、月曜から木曜はナイツ、金曜は中川家、そして土曜のサンドウィッチマンと「漫才サミット」(※)の3組が勢ぞろいでパーソナリティを務めています。

『ザ・ラジオショー』では、全体的に深夜ラジオやお笑いファンのリスナーを意識した内容で構成されており、『ザ・ラジオショー サタデー』でも、オープニングでは20分~30分近くにわたりオープニングトークを展開。レギュラー番組の収録裏話やライブの振り返り、サンドウィッチマンの地元、宮城県のプロ野球チーム・東北楽天ゴールデンイーグルスなど、さまざまな話題で盛り上がります。

サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
放送局:ニッポン放送 他2局ネット
放送日時:毎週土曜 13時00分~15時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:サンドウィッチマン、東島衣里
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#サンドラジオショー」

※放送情報は変更となる場合があります。

「とにかくメールをたくさん読む」というコンセプトのもと、リスナーからのメールも時間の許す限りたっぷりと紹介。「カレーに合う具材は何?」、「何曜日が一番好き?」、「あなたの好きなベスト・オブ・アイスを教えて」など、誰でも気軽に参加しやすく、土曜お昼の雰囲気にぴったりのテーマでメッセージを募集しています。メッセージが採用された人の中から抽選で、漫画家・ゆでたまご先生がデザインした番組特製ステッカーをプレゼント。

サンドの後輩芸人も度々登場したり、交通情報の時間には富澤さんが担当者に感謝の投げキッスを行ったりなど、隅から隅まで存分に楽しめる番組です。

※2012年に中川家・礼二さんが発起人となり結成された、中川家・ナイツ・サンドウィッチマン3組の漫才師によるお笑いユニット。同名のお笑いライブで漫才やコント、漫才について語り合うトークコーナーを全国各地で展開。

番組コーナー紹介

サンド伊達による選曲「みき推し」

オープニングトーク直後、伊達さんの選曲による音楽紹介コーナー。宇多田ヒカルさんの楽曲を紹介することが多く、「宇多田ヒカルさんのコーナー」と称することも。宇多田さんがゲスト出演するまでコーナーを続けるとした上で、2022年7月16日放送分より、伊達さんが心を打たれた昔の名曲を紹介する「みき推し」へと徐々にシフトチェンジ。

リスナーからの好評を受けて、2022年8月13日の放送では「みき推し」から派生した音楽フェス「みきフェス」を開催。放送前の時点で500~600通のリクエストメールが届き、大盛況といきたいところでしたが、伊達さん独特の選曲基準に富澤さんやリスナーが混乱してしまい、賛否両論の意見が飛び交うなど、主催者の伊達さんも悔しさを滲ませました。

不摂生な生活エピソードを叱っていく「サンドクリニック」

伊達さんが「サンドクリニック」院長、富澤さんが副院長、東島アナが看護師となり、リスナーから寄せられた不摂生な生活エピソードを叱っていくコーナー。診断結果は「経過観察」、「即入院」、「手術」など、紹介されたエピソードに応じて不摂生の度合いを判定していきますが、伊達院長の「カロリーゼロ理論」を始めとした解説で「経過観察」で終わることがほとんどで、富澤副院長と東島看護師からダメ出しされることも。

最近では「サンドクリニック」がスペシャルウィークの特別企画として充てられることが多く、「石塚総合病院」院長・石塚英彦さんによる"総回診"が恒例となっています。過去には「なにわ小杉クリニック」院長・小杉竜一さん(ブラックマヨネーズ)や、研修医・安藤なつさん(メイプル超合金)らも出演し、食にまつわる熱い討論が繰り広げられました。

正式コーナーではない!?「2時です!」

正式コーナーではないものの、14時の時報直後に実施。2022年3月頃から、伊達さんが「2時です!」の時報ナレーションをモノマネしたことをきっかけに、当初は「3時です!」や「5時です!」など、違った時刻を言うおふざけ程度だったものが「楽天、銀次です!」(2022年6月25日放送)、「ざわ…ざわ…カイジです!」(2022年8月6日放送)など、リスナーからのリクエストが殺到してしまい、今では「サンドクリニック」と並ぶ人気を誇ります。

採用したリスナーの投稿を読み上げる伊達さんと、「コーナーじゃねえつってんだろ!」、「(リスナーが)混乱するからやめろ!」と困惑する富澤さんのやりとりも恒例になっています。

番組のメインコーナー「ザ・ゲストショー」

14時台に放送される番組のメインコーナー。週替わりでゲストを迎え、サンドウィッチマンとのトークをお送りします。これまで和田アキ子さんや高田文夫さん、鈴木杏樹さんといったニッポン放送でもお馴染みの人たちに、ナイツや中川家、ロケット団ら芸人仲間、サンドと同じ宮城県出身の山寺宏一さんや大友康平さんらがゲスト出演しました。

番組中のフリートークで、「◯◯さん、ゲストで来てほしいよね」という発言をきっかけにゲスト出演が決定するケースも多々あり、その例としてTVドラマ『マイファミリー』(TBS系)で富澤さんと共演した玉木宏さんや、宮城県出身で楽天ファンの乃木坂46・久保史緒里さんのゲスト出演が実現しています。

控え室の様子を覗き見「みきおとたけしのちょっとブレイク 控え室のボヤき」

サンドの2人が放送前に控え室で話した内容を覗き見するトークコーナー。オープニングと同様に、仕事の裏話や食べ物の話など話題は多岐にわたります。

東北のリアルな情報を提供「東北来てけさいんショー」

サンドウィッチマンのお膝元・東北のリアルな情報を提供するコーナー。サンド行きつけのお店やお気に入りグルメ情報のほか、東日本大震災後の東北復興を目指す人々と電話を繋いで、東北の人々の本音を紹介します。

過去放送のゲスト&エピソード紹介

『いいかげんに1000回』和田アキ子との交流(2021年10月2日、2022年8月6日放送)

『ザ・ラジオショー サタデー』前の時間帯には、『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11時~)が放送されていることもあり、サンドの2人が『いいかげんに1000回』の放送中、和田アキ子さんへ挨拶しに行ったり、お土産を渡したりなど、番組を通じての交流が行われています。

和田さんは『ザ・ラジオショー サタデー』の記念すべき初回を迎えた、2021年10月2日の放送にゲスト出演。TikTokを中心に大人気となった「YONA YONA DANCE」のレコーディング裏話や、和田さんプロデュースの飲食店「お菜屋 わだ家」にサンドウィッチマンが訪れた際のエピソードで盛り上がりました。

2022年8月6日の放送では、『いいかげんに1000回』のアシスタントを長年務める垣花正さんが、病欠した富澤さんの代理で出演しました。オープニングで和田さんよりも遅い現場入りを伊達さんにいじられた垣花さんは、「(アッコさんを)呼びますよ」と無茶振りをしてしまい、スタジオは不穏な空気に。その後、ニッポン放送時代の後輩・東島アナを深掘りするなど番組は順調に進む中、メールテーマの発表中に『いいかげんに1000回』の放送を終えたばかりの和田さんが乱入! 和田さんからは「喋り過ぎなんだよ!」と代役について注意されたり、『いいかげんに1000回』アシスタント就任初回に遅刻したエピソードを掘り返されたりと、終始タジタジの垣花さんでした。

木梨憲武登場! 木梨ワールド炸裂(2021年10月9日、2022年6月4日放送)

続いて、とんねるず・木梨憲武さんがゲスト出演した2021年10月9日、2022年6月4日の放送回をピックアップ。ラジオでも自由奔放な立ち回りを見せた放送を振り返ります。

■2021年10月9日放送
番組2回目のゲストとして、ミッツ・マングローブさんと出演。木梨さんは、スタジオ入りする前にスポーツショップでお土産を購入し、伊達さんには楽天の「まーくん」、「まついかずお」、富澤さんにはサッカーアルゼンチン代表の「バティツゥトゥータ」、「まらどーな」、「まきしんじ」などの寄せ書きが入ったユニフォームがプレゼントされました。

サンドとのトークでは、ミッツさんとマツコ・デラックスさんとコラボした楽曲「命綱」の制作エピソードや、ミッツさんとの出会い、ミッツさんが女装家として活動する原点となった木梨さんの女装キャラの魅力について語りました。

■2022年6月4日放送
『土曜朝6時 木梨の会』(TBSラジオ、毎週土曜朝6時~)で話題となった、とんねるずのライブについて言及。スタッフ側が会場に東京ドームを押さえたものの、時期が8月であったことや「(石橋)貴明の確認も取ってねえ」とキャンセルに至ったやりとりを明かし、ライブ開催は相方・石橋貴明さんの動向次第であることを語りました。

そして、サンドの事務所の後輩・カミナリが『木梨の会』にゲスト出演した際、所ジョージさんに短時間で楽曲を作ってもらったエピソードを語ると、木梨さんはサンドの2人にも曲を作ってもらうよう、その場の思いつきで所さんに生電話。突然の電話に驚く所さんでしたが、木梨さんの無茶振りもあっさりと受け入れ、作曲に取り掛かるのでした。数日後、所さんは自身のYouTubeチャンネル「SETAGAYA BASE 工作部」(現在は閉鎖)で「サンドウィッチマンのテーマ 〜正義のめかた〜」を披露しています。

志村けん、ラミレス、観月ありさ…SixTONES・ジェシーの広すぎる交友録(2022年6月4日放送)

2022年6月4日の放送は、先述の木梨さんに続いてSixTONES・ジェシーさんがゲスト出演しました。登場早々にジェシーさんの飲み仲間に関する話題となり、過去には志村けんさんと飲んだことを明かすと、伊達さんは「なんなの、本当に…」と絶句。伊達さんに「緊張してしゃべれもしないわって人、いないでしょ?」と訊かれると、ジェシーさんは「1人とか無が嫌なんで」、「"ジェシー、今1人でいる"って思われるのが嫌なんで」と答えました。

その後も木梨さんやアレックス・ラミレスさん、瀬戸大也さん、観月ありささんら錚々たる芸能人の名前が挙がり、サンドの2人は「勘弁してくれよ…」とお手上げ状態。連絡先の交換は「これが最初で最後かもしれない」と、意を決して行っていることを明かしました。最近ではバイきんぐ・小峠英二さんと2人でお店を4軒はしごしたり、「2人だと話しやすい」、「大人数だとそれぞれの人生観が分からない」と、2人きりでの食事が好きだと打ち明けたりする場面も。

最後には伊達さんのリクエストで、ドナルドダックのモノマネが得意なジェシーさんと、ミッキーマウスのモノマネが得意な富澤さんによる夢の会話が実現。ジェシーさんがドナルドの声マネを器用にこなす一方で、富澤さんは「ミッキーだよ」の一言しか話せないため会話が全く成り立たず、スタジオの中は笑いに包まれました。

名言連発!「サンドクリニック」石塚院長の総回診(2022年1月29日、4月23日、6月18日、9月3日放送)

先述のように「サンドクリニック」で恒例となっている、「石塚総合病院」石塚英彦院長による総回診。TVドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)のテーマに乗せて現れては、毎回強烈なインパクトを残して去っていきます。伊達院長と不摂生なエピソードを披露し続けた結果、伊達院長は栄養士から便箋7枚分のお叱りの手紙が事務所に届き、石塚院長は「不健康を煽るようなこと言っちゃダメだよ」と、かかりつけ医から注意されたことを番組で明かしています。

これまで、ゲスト出演した「なにわ小杉クリニック」小杉竜一院長や安藤なつ研修医とともに独自の理論を展開し、「Muscle Stoic Clinic(マッスル・ストイック・クリニック)」ドクター・庄司智春さん(品川庄司)と「D(デブ)対M(マッチョ)論争」を繰り広げてきた石塚院長の口からは、数々の金言・名言が誕生しました。過去の放送で生まれた名言の一部をご紹介します。

■2022年1月29日放送
・「歩くって必要なの?」
・「揚げ玉はサプリメントだ」
・「一日3食って誰が決めたんだ?」
・「キャベツってのは、とんかつが滑らないように敷いてあるだけ」
・「セレブじゃない、セデブだ」

■2022年4月23日放送
・「石塚家では5分以上の距離はタクシーに乗れ」
・「赤いキャップを信じろ」
・「生八ツ橋はフリスク」
・「目の前の脂は飲め」
・「ようかんをスニッカーズ感覚でいく」

■2022年6月18日放送
・「目に入ったものは基本的に口に入れろっておふくろに言われた」
・「体重135kgの時に体から変な音が鳴り出した」
・「(サイズ)フリーのシャツに殺されそうになったよ」
・「基本的にそばとかうどんっていうのは、つゆを飲むためのアイテムだからね」

■2022年9月3日放送
・「鶏の唐揚げのむね肉と円周率は要らない」
・「人間ってさ、布団から起き上がれるだけの筋肉があれば、もういいんでしょ?」
・「ドレッシングを飲みたくて野菜を食べてる」
・「布団から1歩出たら罰ゲーム」
・「太るのって、食べてすぐ寝ればすぐ太れる」
・「マッスル脂肪」

そのほか、以下の記事でも『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』について詳しくご紹介しています。

サンドウィッチマンとゲストのトークが面白いラジオ『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』

サンドウィッチマン×ナイツ『ザ・ラジオショー』で本音トーク炸裂!

この記事を書いた人

radiko編集部

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「コンブチャ」が爆発!? 堀内貴之&ノイハウス萌菜、新番組『FLIP FRIDAY』で“発酵”トーク

新番組『FLIP FRIDAY』ナビゲーターの堀内貴之&ノイハウス萌菜が、コンブチャの失敗談や旅の楽しみ方、あだ名をめぐるエピソードなどを語った。

この内容をお届けしたのは、10月2日(金)からスタートしたJ-WAVEの新番組『FLIP FRIDAY』(ナビゲーター:堀内貴之、ノイハウス萌菜)。「耳で読む“大人のカルチャー・マガジン”」をコンセプトに、身近なニュースや出来事を、その背景にある熱量や構造まで掘り下げ、独自の視点で読み解いていく知的発見プログラムだ。

番組タイトルに込めた「視点を変える」思い

『FLIP FRIDAY』のナビゲーターを務める堀内貴之は、1990年代に雑誌『Fine』や『Warp』など、ストリート雑誌で編集者を経験。その後、雑誌編集者にとどまらずラジオDJ、プロデューサーと幅広く活動してきた。2023年10月から3カ月にわたって放送したJ-WAVE『MID NITE ZINE 〜WANDERLUST〜』では、覆面ユニット・Sir SLowとしても活動。

ここでは、初回となる10月2日の放送から注目のコーナーをピックアップ。『FLIP FRIDAY』ならではの視点と楽しみ方を紹介する。まずは、堀内とノイハウスが番組タイトルに込めた思いを語った。

堀内:ノイさんはイギリスで育ったこともあって英語が達者ですよね。「FLIP」と聞いたら、どんなイメージですか?

ノイハウス:いろんな意味があると思うんですけれども、先ほど一緒に話していたのが、コインをフリップすること。たとえば、AかBか、どちらにするか決められないときに、イギリスだと「Just flip a coin」みたいに、運命にまかせてコインを投げて決めることがあります。それから、マガジン的な意味もありますよね。

堀内:ページをめくるという意味での「フリップ」ね。

ノイハウス:あとは、考え方をフリップして変えていく。何かが変わるかもしれない、ひっくり返るかもしれない。そういう思いも込められていますよね。

堀内:そうですね。3時間の番組のなかで、リスナーのみなさんと一緒に、今、世界で話されていることや、日本列島でみんなが考えていること、東京で起きているムーブメントなどをうまくキャッチしていきたいと思っています。そして、それを番組のなかで一緒に考えることで、何かのきっかけになって、考え方がくるっと変わる。そういうことがあったら面白いなと思います。

ノイハウス:週末が楽しくなるトピックスを、金曜日ということで、どんどんお伝えしていきたいと思います。みなさんの参加も大事なので、リスナーのあなたとのコミュニケーションもどんどん取っていきたいと思います!

発酵に挑戦した堀内の「コンブチャ」体験

「XROSS VIEW」のコーナーでは、日常の小さな「?」を入り口に、堀内とノイハウスが、いまハマっていること、気になっていることを持ち寄り、ふたりの知識と体験をクロスさせる。今回は、「健康にいいもの」をテーマにトークが進行した。

堀内:このコーナーでは、この1週間ぐらいのあいだに僕とノイさんが感じたことについて話します。僕とノイさんは、性別もジェネレーションも違うけれど、同じ街で生きていて、この東京でそれぞれが見ている景色があります。本来なら全然違う生き方をしているけれど、何かクロスするようなところもあるんじゃないか。そんなことで、お互いの話を少ししていこうというコーナーです。僕、初めてノイさんに会ったときに、事前に「オーガニックに詳しくてベジタリアンの人だよ」と聞いていたんですよ。それで初めて会ったときに「コンブチャ」の話をしたんだよね。

コンブチャとは、紅茶や緑茶などのお茶に砂糖と菌の集合体を加え、発酵させて作る飲み物だ。

堀内:「発酵」っていう響きが、やっぱり健康と直結しているじゃん。「発酵はすべからくよし」ぐらいの感じが世の中的にもあるじゃないですか。それで「発酵を取り入れてみよう」と思って家に持ち帰ったんですけど、その次の日から出張で3日ぐらいいなくなっちゃって。帰ってきて開けたら「ボカーン!」ってなっちゃって(笑)。

ノイハウス:発酵が進みすぎたんですね。

堀内:そのあとも飲むようにはしていたんですけど、自分の手には余るぐらいになってきて。生き物ですからね。

ノイハウス:菌だからね。

堀内:ノイさんから「発酵がゆっくりになるから冷蔵庫に入れたらいいよ」って言われたんだけど、その直後ぐらいに友だちが遊びに来て。体調が悪いっていうから、得意げに「発酵とかコンブチャがいいよ」なんて話していたら、すごく興味を持って「ほしい」って言うんですよ。

ノイハウス:育てているものをそのまま?

堀内:そう。「じゃあ、あげる」って言っちゃった(笑)。爆発しちゃったから、観葉植物よりも凶暴なんじゃないかと思っちゃった(笑)。それまで、いろんなところを旅していて、コンブチャって日本以外でもすごく名前が出てくるなと思っていたんですよ。

ノイハウス:よく間違えられるんですけど、海藻の昆布のお茶ではないし、梅昆布茶みたいなものでもありません。ブヨブヨした「紅茶きのこ」と呼ばれるものが菌として入っていて、それが砂糖を食べて発酵するドリンクなんですよね。

堀内:「いよいよ僕もコンブチャを始められた」と思ったんだけど、ちょっとビビっちゃったのかもしれない。でも、今後も健康にまつわることはチャレンジしていきたいです!

ノイハウス:うちもコンブチャを作っているから、来週に持ってくるね!

堀内:う、うん……(笑)。

ノイハウス:何その反応(笑)!

「歩く」ことから旅を見つめ直す

「WORLD, CITY & ME」のコーナーでは世界、日本、東京の気になるトピックをテンポよくFLIPしながら、「今知っておきたいこと」をピックアップする。今回は、イギリスで広がりを見せている「ウォーキングホリデー」に注目した。

堀内:最近はいろんなニュースで「オーバーツーリズム」という言葉が出てきますよね。最初はバルセロナなどで、人が来すぎてしまって、地元の人たちが「これは苦しい」と声を上げるようになり、「もう来ないでください」というムーブメントになっていった。そういう動きを受けて、ほかの大きな都市でも同じようなことが相次いでいます。そんななか、最近イギリスで出てきた言葉が「ウォーキングホリデー」。ちょっとピンと来ない言葉ですよね。

ノイハウス:どれくらい歩くのかとか、いろいろ気になりますよね。都心部の1カ所にずっといるんじゃなくて、少し歩けるような場所に移動したり、歩くこと自体を目的にした旅行ということですよね?

堀内:そうそう。歩くことを、旅の日程のなかにうまく織り込むというか。たとえば、イギリスの人たちだったら、週末に「天気がよくなったよ」となったら「大きな公園に行こうか」とか、日を浴びたり自然のなかに身を投じたりしたくなるじゃない? やっぱり自然のなかをゆっくり歩きながら、ちょっと田舎方面に行ったときには田舎の街を歩いてみる。「歩く」というなかには、自分たちが見たり、感じたりするところまで含まれていると思うんだよね。

ノイハウス:なるほどね。イギリスの民宿で面白い仕組みがあるんですよ。ロンドン市内とかではないんですけど、ちょっと郊外に行くと、民宿同士で荷物を移動させてくれるサービスがあって。自分たちはハイキングなどをして、次の民宿まで行けばいいってことですね。

堀内:ありがたいね!

ノイハウス:身軽に歩くだけでいいという感覚で、ウォーキングホリデーを実現できますね。

堀内:旅行って、下手すると交通機関に乗ってポイントからポイントへ移動して、観光地から観光地へ行って、見るものだけを見ているみたいなことになっちゃう。でも実際は、その途中で出会った人や、途中で見た景色がずっと心に残ったりするものだよね。

「あだ名がほしかった」悩みにふたりが回答

「ASK THE WIND」のコーナーでは、誰にも言えない「これ、自分だけ?」というモヤモヤを持ち寄り、みんなで考えながら、その悩みの出口を探していく。初回は、番組スタッフが抱える「あだ名」にまつわる悩みを取り上げ、ナビゲーターのふたりが耳を傾けた。

<番組スタッフが抱える悩み>
あだ名で呼ばれる人生を送りたかった。周りも大人になり、今でも学生時代のあだ名で呼ばれている人がいると、ちょっと羨ましくなります。もちろん、今から友だちに「○○って呼んでよ」と言えばいい話なんですが、そういうことじゃないんです。気づいたら自然とあだ名がついていて、そのまま大人になりたかったです。


初回放送ということで、お互いを「ノイさん」「ホーリー」と呼び合うことにしたナビゲーターのふたり。堀内はこれまでの人生を振り返り、「ニックネームだらけでした」と明かす。

堀内:「いいな」とか「嫌だな」とかも多少はあるんですけど、「しょうがないな」ぐらい。

ノイハウス:しょうがない?

堀内:自分で決めることではないからね。成り行きにまかせよう、みたいな感じで生きてきました。ノイさんはどうですか?

ノイハウス:友だちからあだ名で呼ばれたことは、あまりないかも。家族のなかで「もんもん」って呼ばれたりとか(笑)。

堀内:かわいい(笑)。付き合った人から特別なあだ名を付けられたことはないですか?

ノイハウス:それもないかもしれない。そもそも海外だと、あだ名をあまり考えなかったかもしれない。学校の場合だと、あだ名というより、名前を省略する人はいる。キャサリンを「キャス」とか。

堀内:エリザベスさんが「ベス」みたいなこと?

ノイハウス:そうそう。日本だと、学生時代、あだ名がつく人・つかない人って分かれていて。最近は小学校なんかでも、あだ名がよくない方向に働いてしまうといじめにつながるから、そういうところには気をつけて「さん付けで呼ぼう」みたいな流れもあるみたいですよね。

堀内:そうですよね。僕らが小さいころはそういうのも全然なくて、付けちゃいけないようなあだ名のオンパレードみたいな世界だったから、それが当たり前だったんですよ。でも、あるとき友だちが、そのあだ名に傷ついた顔を見せたから「やめよう」と思って。そこからは、その人にとって好ましくないことをデフォルメしたようなあだ名は言っちゃいけないなと思っています。たまに、その人にドンピシャで最高なあだ名ってあるじゃないですか。それをもらった人にとっては、やっぱり「ギフト」だよね。もし、自分にピッタリなあだ名を思いついたのなら、名乗っちゃえばいいと思いますよ。

ノイハウス:「自分で考えるのは……」ってときは、仲がいい友だちに考えてもらうのもいいかもしれないですね。

堀内:ラジオを聴いている人たちが最高なのは、自分で考えたあだ名を「ラジオネーム」として付けて、もうひとつの名前を持てることだよね。だから、ラジオネームを付けちゃえばいいんじゃないかな?

金曜日の午後を一緒に楽しむ番組へ

番組のラストでは、ナビゲーターのふたりが初回放送を振り返りながら感想を交わし、これから番組で取り組んでいきたいことについても語った。

ノイハウス:すごく楽しい時間でした。みなさんにも、こういう番組なんだなって伝わったと思います。あとは音楽性とかもね。

堀内:そうですね。このチームは音楽好きな人がすごく多いし、ノイさんも音楽が大好きだから。みんなでひとつのノリみたいなものが、半年ぐらいあれば出てくるのかなぐらいに、ゆっくり考えているんですよ。焦って「こういうかたちにしよう」とするよりも、チームで作っていくものとして。とにかくみんなで仲良く、楽しく。金曜日の午後をリスナーのみなさんと一緒に、いい時間にできたらいいなと思っていますけどね。

ノイハウス:本当にそうですね。これからもう週末という方もいると思いますし、土日も仕事だけどご機嫌で仕事したいという方もいると思います。いろいろ忙しいと思いますけれども、この時間は一緒に楽しんでいけるといいですよね。

週末を前に、新しい視点と出会い、凝り固まった思考をFLIPするJ-WAVE『FLIP FRIDAY』の放送は、毎週金曜13時からオンエア。

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