FANTASTICS・中島颯太 “後輩とレコードバーへ”

FANTASTICS 中島颯太がDJを務めるFM802のラジオ番組『DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE』。
毎週金曜日20時からFM802でお送りしています。

今週も生放送でお届けしました! お付き合いいただきありがとうございました。

いよいよ大阪・関西万博も閉幕しちゃうと言うことで寂しい限りですが、最近の颯太氏はミャクミャクのソースカツにハマっているそうで、新大阪駅のお土産屋さんで買ってはメンバーに差し入れしたりしているそうですよ(笑)

8月からスタートしたJR東海 推し旅と連動した月イチコーナー『FUN!FUN!JOURNEY with FANTASTICS』FANTASTICSのメンバーと一緒に、夢に向かってJOURNEYしているみなさんを応援するコーナー。
今月のゲストはFANTASTICS・澤本夏輝さん。
ファンタの中ではお兄ちゃん的存在の澤本さん。 澤本さんと颯太氏は最後まで楽屋に残ってゴミや忘れ物がないかを確認しているそうで、 そんな風紀委員コンビで、お金持ちになる為にバイトを頑張っているリスナー、動物看護師を頑張っているリスナーからのメッセージに答えてくれました。 澤本さんからは、目標への近道はない、何事も楽しみながら継続することが大事!と言った力強い言葉をいただきました☆

こんな感じで、現在東海道新幹線の車内で聴くことができるTALKコンテンツ。
JR東海×FM802「FUN!FUN!JOURNEY with FANTASTICS」では澤本夏輝さんと二人で夢への道のり= JOURNEYについてお話ししていますので、そちらもチェックよろしくお願いします!

 

先月、大阪市中央公会堂で開催した番組の音楽イベント「NAKAJIMA FES」の打ち上げで、出演してくれたトータス松本さん、SIRUPさん、PEOPLE1・Itoさんと音楽トークで盛り上がったそうなのですが、その際にトータスさんに教えていただいたオススメのレコードバーに先日早速行った颯太氏。 事務所で仕事をしていて、今日レコードバーに行こうかなぁと思っていたところ、後輩グループ、LIL LEAGUEの山田晃大さんと中村竜大さんがたまたま居たそう。
晃大さんは以前、下北沢のレコードバーに一緒に行ったことがあったので誘ってみたところOK。竜大さんも「今レコードにめちゃくちゃハマっている」とのことで、だったら一緒に行こうとなり、三人でトータスさんオススメのレコードバーへ。
バーではお互いの好きな音楽の話や、「LIL LEAGUEでこんなライブ演出やってみたいんです!」と言った熱い話など、トータスさんが教えてくれたバーをキッカケに同じ趣味を持つ後輩二人と深い話ができて嬉しかったそうです。 今度は生演奏を楽しめるジャズバーにも行きたいなぁと思っているそうですよ!

☆お知らせ☆ 東海道新幹線の車内で聴くことができるTALKコンテンツ。
JR東海×FM802「DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE」FUN!FUN!JOURNEY with FANTASTICS 現在、ゲストに澤本夏輝さんを迎えた#3が配信中です!

今年も新幹線移動中の耳のお供に♪ 

詳しくはこちら

▽聴き逃した方はradikoのタイムフリーで。

DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE
放送局:FM802
放送日時:毎週金曜 20時00分~21時00分
出演者:中島颯太
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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