ギタリスト鈴木茂、音楽へのこだわりや初ソロアルバムについて語る
8月のTHE WEE HOURS RADIOは『~鈴木茂のEG TIME~』をお届しています!全5回に渡り、鈴木茂がこれまで出会ってきた大好きな音楽や、素晴らしいミュージシャンについて、時にはマニアックなギターの話など、たっぷり語る1時間。出会ってきた素晴らしい音楽を皆さんにご紹介するコーナーの今週のテーマは「セッション・ギタリストとして」。
はっぴいえんどを経て、大滝詠一の「NIAGARA MOON」、細野晴臣の「HOSONO HOUSE」「TROPICAL DANDY」などソロ作品に参加した際の思い出や、荒井由実(松任谷由実)の「やさしさに包まれたなら」「わき役でいいから」などの楽曲を紹介し当時のユーミンとのエピソードも披露。そして、これまでのキャリアで世に送り出したアルバムの中から、毎週1枚をピックアップ!
当時の制作秘話などもまじえてご紹介するコーナー「今週のアルバム」のコーナーでは、鈴木茂が1975年にリリースした初のソロアルバム「BAND WAGON」をピックアップ。まだ海外録音は珍しい時代に単身渡米し、現地のミュージシャンと作り上げた作品。本人だからこそ語れるエピソード満載です。
M1 卒業写真/荒井由実
M2 HURRICANE DOROTHY/細野晴臣
M3 やさしさに包まれたなら/荒井由実
M4 わき役でいいから/松任谷由実
M5 銀河ラプソディー/鈴木茂
M6 砂の女/鈴木茂
M7 夕焼け波止場/鈴木茂
★鈴木茂Info.★
いよいよ今週末!
・8/29(土)@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
『鈴木茂☆大滝詠一を唄う!! Tribute live Vol.5』
※2ステージ(17:00スタート/20:00スタート)
・オフィシャルHP
http://suzuki-shigeru.jp/
・Twitterアカウント
@s_shigeru_info
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※この番組は終了しました。
戦後81年でつくっていきたい「新しい戦後」
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月15日の放送に評論家で近現代史研究者の辻田真佐憲が出演。10月16日に発売となる著書『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』にちなみ、「戦後」とは何なのか、人々はそれにどう向き合えばいいか、解説を展開した。
大竹まこと「難しそうな本(10月16日発売『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』)ですけど、そんなことないんですか?」
辻田真佐憲「ないと思います(笑)。昨年が戦後80年ということで『「あの戦争」は何だったのか』という本を出しまして。これが電子を含めて11万部、行った感じで。80年でひと区切りがついて、今年で81年。戦前が77年でした、明治維新から敗戦まで。もう戦後のほうが長いんです。長いほうの戦後は学校の教科書でもそれほど扱っていない、意外と『これ1冊!』みたいな本がなかった。それに合わせて今年は“戦後とは何だったのか”と。タイトルも重ねてきました」
大竹「日本情勢や世界情勢、国会など、すべてが混乱しているように見えます。どの辺から手をつければ、新しい戦後みたいなことに近づいていくんでしょうか」
辻田「時代の切れ目が来ている、というふうに考えるべきでは、と。戦後ってずっとダラダラと続いている、というイメージがあると思うんですね。敗戦のとき、焼け野原になってすべてが失われた。8月になる度に強調されます。でもその結果、あの印象が強すぎて、それ以降に大きな変化がなかった、という印象が強くなった気がする。1945年の8月が悲惨だったことは事実です。ただそれ以降もいろいろな切れ目があったはずだと」
大竹「うん」
辻田「戦後の切れ目は認めたうえで、これまでの平和を、どういうふうに現代に対応させて維持していくか、と考え方を変えていくほうがいいのでは、と。そう思って『新しい戦後』という言い方をしたんですね」
青木理「タモリさんが数年前に『新しい戦前が来るんじゃないか』といったことをおっしゃって。僕も含め多くの人が、なんとなしに頷いたところはある。新しい戦前にしないために、新しい戦後を考察してつくりあげていかなくてはならない、ということでしょうか」
辻田「いまの我々って戦前か戦後かという二者択一になっていると思うんです。戦後を否定すると『戦前に戻ろうとしている』『戦前回帰なんだ』という批判が起こる。当たり前ですけど我々の世界は戦前か戦後かの二者択一ではない。別の選択肢だってあるはずで。たとえば戦後、中国は相対的に経済力も軍事力も弱かった、冷戦構造のもとでアメリカが日本に配慮してくれたなど。いろいろな条件があって戦後の平和や経済平和があったと思う」
大竹「うん」
辻田「でもその条件ってほとんど変わってしまっているわけです。中国は日本の遥かに先を行っています、冷戦も終わっています、と。アメリカは日本に様々な要求をしてくる。時代が変わっていることをまず認める必要があるのでしょう。でもそれは戦前に戻ろう、ということではない。戦後の良い部分がたくさんあったはずです」
大竹「はい」
辻田「変わったいまの環境の中で、どう守っていくのか、育てていくのか、発展させるのか。こういう観点が必要だと思うので、後ろ向きの『新しい戦前』よりも『新しい戦後』を今後、積極的につくっていこう、と。そういうメッセージを、今回の本には込めました」
このあとも「戦後」について辻田が語った。