米津玄師の、映画『ラストマイル』主題歌がTOP10入り【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』でBE:FIRSTの『Blissful』が2週連続1位を獲得した。

このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは9月8日(日)付のチャートを紹介!

10位:Sabrina Carpenter『Taste』

最新アルバム『Short n' Sweet』が大ヒット中のSabrina。『Espresso』『Slim Pickins』に続いて今日3曲目の『TOKIO HOT 100』でのエントリーとなった。アルバムはアメリカとイギリス両方のアルバムチャートで1位をゲット。さらにシングルチャートでも今年の夏を代表するサマーアンセムとなった『Espresso』をはじめ、イギリスのシングルチャートトップ3をSabrinaが独占。アメリカでもトップ50のなかにアルバムに収録された全12曲がすべてチャートインしている。そんなSabrinaは日本時間で9月12日(木)の朝にニューヨークでおこなわれる「MTVビデオミュージックアワーズ」でパフォーマンスをする予定だが、授賞式にはかつて「関係があったのでは?」と噂されているShawn Mendesと、Shawnの元交際相手のCamila Cabelloもパフォーマーとして出演。『Short n' Sweet』には「これ、Shawnのことじゃない?」と匂わせる曲があちこちにちりばめられており、3人の共演に「修羅場になるのでは」という声もあるのだとか。

9位:Hana Hope『サマータイム・ブルース』

5週連続でトップ10圏内をキープしているHana Hope。今年の5月に生徒会長も務めていた高校を卒業し、無事アメリカの大学に進学が決定した。いまは入学を来年の秋にずらしてアルバム制作など、絶賛アーティスト活動に没頭中で、アメリカに行ってもアーティスト活動を日米の2拠点で頑張っていく予定だという。そうしたなか、Hana Hope双子の姉がカナダの大学に進学。8月に一緒にカナダに行き姉の寮生活の準備を手伝ったそう。過去にミュージックビデオに姉も一緒に出演しているので、気になる人はチェックしてみては。

8位:米津玄師『がらくた』

先週17位初登場から9ポイントアップでトップ10入りを果たした。ニューアルバム『LOST CORNER』から、この日の『TOKIO HOT 100』には3曲目のチャートインで、オンエアに加えてサブスクやYouTubeの再生回数ポイントなど、バランスよく獲得している。同曲は現在公開中の映画『ラストマイル』の主題歌として書き下ろされた。過去に米津が主題歌を担当した人気ドラマ2作品に続く「おかわりのおかわりオファー」ということで、気合いを入れて制作に臨んだのだという。しかし、この曲の前に提出したデモ曲は“ボツ”に。米津自身は自信をもって提出したものの、映画の制作チームとの打ち合わせで「これじゃないかもしれないです」と言われてしまい、そこから曲を書き直してできたのが『がらくた』だという。

7位:Ginger Root『Only You』

先週20位から13ポイントアップ。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。問題はGinger Rootに関するもので「日本の昭和歌謡にも影響を受けているGinger Root。昨年来日したとき、ある日本の歌手の、昭和にリリースされたアナログLPレコードを購入して大喜びしていた。ズバリその歌手とは?」というもので、正解は「岩崎宏美」だった。Ginger Rootが欲しかった岩崎のアルバムは1976年(昭和51年)にリリースされた『ファンタジー』というアルバムで、神保町のレコード店で見つけて即ゲットしたのだとか。

6位:竹内まりや『歌を贈ろう』

デビュー45周年イヤーの竹内の曲が先週初登場54位から48ポイントのジャンプアップ。同曲はJ-WAVE『Volkswagen DRIVING WITH YOU』のナビゲーターの生田絵梨花が主演のドラマ『素晴らしき哉、先生!』の主題歌。そんな縁もあり、9月8日の『DRIVING WITH YOU』に竹内がゲストで登場した。生田は『歌を贈ろう』にコーラスで参加しているが、コーラスのレコーディングはドラマの撮影に前におこなわれたそう。もともと竹内と同じメロディをユニゾンで歌う予定だったが、レコーディング当日に生田の声のキーが高めなことに気づいた竹内が「3度上でハモろう」と提案し、その場で音を確認しながらレコーディングしたという。

5位:藤井 風『Feelin’ Go(o)d』

先週から2ポイント落としたもののトップ5をキープ。日産スタジアム2デイズを大盛況で終えた藤井だが、年内にアジアツアーを開催することが発表された。2023年に初のアジアツアーを成功させたが、今回は全会場をアリーナクラスにスケールアップ。10月26日(土)シンガポールを皮切りに、クアラルンプール、バンコク、台北、ジャカルタ、香港、マニラ、ソウルと全9公演すべて1万人オーバーキャパシティのアリーナ公演を回るという。

4位:離婚伝説『まるで天使さ』

先週から2ポイントアップで4位に。この夏フェスに引っ張りだこだった離婚伝説。メンバー2人はどんなに暑くてもステージ上では長袖長ズボンで、ボーカルの松田 歩はいつジャケットを着用している。彼らがレギュラーを務める平日夜の番組J-WAVE『SONAR MUSIC』内のコーナー「SONAR'S ROOM」で、リスナーからの「いつも長袖で暑くないんですか?」という質問に対して「暑いに決まっています」と回答。「サングラスしているからわからないかもしれないけど、汗で目も“しみしみ”です」と、切実なステージ事情を告白した。そんな『SONAR MUSIC』は9月いっぱいで番組を終了すると発表。離婚伝説が担当する「SONAR'S ROOM」も残り数回なのでチェックしてみては。

3位:Coldplay, Little Simz, Burna Boy, Elyanna, TINI『WE PRAY』

UKのラッパーLittle Simz、ナイジェリアのシンガーBurna Boy、さらにパレスチナとチリにルーツを持つ新人Elyanna、アルゼンチンのシンガーTINIをフィーチャーした、非常に国際色豊かな1曲。Elyannaはイエス・キリストが育った場所として知られる、イスラエルのナザレ出身、現在22歳のソングライターだ。パレスチナとチリにルーツを持ち、アラブの音楽とラテンのリズムを融合させた、新感覚のアラビアン・ポップ・サウンドで注目されている。15歳のときにアメリカに移住し、現在ロサンゼルスを拠点に活動中だ。TINIはアルゼンチンのブエノスアイレス出身で、現在27歳のシンガー。女優、ダンサー、モデルとしても活躍中で、地元アルゼンチンでは小さいころから子役としてテレビにも出演し、数多くのヒット曲を出している人気者だ。ちなみにInstagramのフォロワーは2000万人超え。

2位:Lady Gaga & Bruno Mars『Die With A Smile』

1位の壁は超えられず、今週も2位に。Lady Gagaはプライベートでは「スマイルしまくり」で、9月はじめにイタリアでおこなわれた第81回ヴェネチア国際映画祭で主演を務めた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のプレミアに登場。その横には婚約者のMichael Polanskyの姿も。2人がレッドカーペットに並んで登場するのはこれが初めてで、黒いドレスに身を包んだGagaはときおり婚約者と目を合わせ、スマイルしながら幸せオーラを振りまいていたそう。2024年の4月にプロポーズを受けたGagaは「自分はずっと1人で生きていくんだと思っていました。いまはもう1人じゃない。私に欠けていたのは真実の愛でした」と心境を語っている。

1位:BE:FIRST『Blissful』

ニューアルバム『2:BE』もリリースされ、引き続きオンエア絶好調で見事2連覇を達成した。先週の『TOKIO HOT 100』ではメンバーのRYOKIがゲスト出演。「懸垂30回いけます!」という自慢の“三角筋トーク”で盛り上がった。そんなBE:FIRSTのメンバーがナビゲートする番組『Amazon Music MILLION BILLION』は、現在公開収録イベントの参加者を募集中だ。11月6日(水)の19時からイベントスタートで20時半ごろ終了予定。都内某所で開催される同イベントにJ-me会員、もしくは新規加入者15名をご招待。応募の締め切りは10月20日(日)となっているので、参加希望者はJ-WAVEのホームページをチェック。

1位:BE:FIRST『Blissful』
2位:Lady Gaga & Bruno Mars『Die With A Smile』
3位:Coldplay, Little Simz, Burna Boy, Elyanna, TINI『WE PRAY』
4位:離婚伝説『まるで天使さ』
5位:藤井 風『Feelin’ Go(o)d』
6位:竹内まりや『歌を贈ろう』
7位:Ginger Root『Only You』
8位:米津玄師『がらくた』
9位:Hana Hope『サマータイム・ブルース』
10位:Sabrina Carpenter『Taste』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
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バイトで担当したブログ記事が“大バズり”!? 三宅香帆が“書評”の世界に入ったきっかけを語る

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月20日(月)の放送は、文芸評論家の三宅香帆(みやけ・かほ)さんが登場! 書評の世界に入ったきっかけや“推し”について伺いました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、三宅香帆さん



◆書評家と名乗り始めたきっかけは?

れなち:三宅さんは大学院在学中の2017年にデビューされ、2024年4月に出版された「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)が「書店員が選ぶ ノンフィクション大賞 2024」の大賞作品に選出されたり、ほかにも「娘が母を殺すには?」(PLANETS)、「『好き』を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない」(ディスカヴァー携書)など、いろんな題材で本を書かれていますが、(題材は)どうやって選んでいるんですか?

三宅:例えば、飲み会だったり、X(旧:Twitter)とかに話題になりそうなものをとりあえず投げるんですよ。そこで盛り上がった話題を取り上げる、という方法を採用していまして。

れなち:ある意味、市場調査というか。

三宅:そうかもしれないです。例えば「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」は、ネットでちょっと話題に出したらすごい反響があって、“この話題ってみんな興味があるんだ”と思ってタイトルに採用しました。

れなち:なるほど。どうして、文芸評論や書評の世界に入ろうと思ったのですか?

三宅:私の場合、結構なりゆきなところが大きくて。大学院生のときに書店員のバイトをしていたんですよ。そこでブログの更新を担当していて、書店のブログだから本を紹介するじゃないですか。そうしたら、1つの記事がめちゃくちゃバズって、その記事を見た出版社の方が「本にしませんか?」って言ってくれて。

れなち:それは何の記事だったんですか?

三宅:「京大院生の書店スタッフが『正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね』と思う本ベスト20を選んでみた。」という記事でした。それがもとになって(デビュー作の)「人生を狂わす名著50」(ライツ社)が出て、それが書評の本だったので、流れるように“書評家”って名乗り始めました。

◆“推し”のために京都に移住!

れなち:三宅さんはX(旧:Twitter)のプロフィールに「どう転んでも“根がオタク”」と書いてあったり、度々“オタク”という発言をしていますけど、主に何オタクなんですか?

三宅:女子アイドルと宝塚(歌劇団)オタクです! 本や漫画は、私にとって食べ物・睡眠とかと一緒だと思っているので“それはオタクと言うのかな?”って(笑)。

れなち:(笑)。そんな三宅さんが最初にハマったものは何ですか?

三宅:それはやっぱり、アニメ・漫画ですかね。私は出身が高知県なんですけど、コンテンツへの渇望があって。当時は(地元のテレビ局では)アニメとかを全然やっていなかったので、インターネットでどうにか探せないかと思いながら徘徊していましたね。

れなち:では、一番最近ハマっているものは何ですか?

三宅:最近は宝塚です。宝塚って東京都と兵庫県で観られるんですけど、兵庫の会場のほうが、ちょっとチケットが取りやすいんですよ。そのために京都府に移住したくらいなので。

れなち:え(笑)!?

三宅:だから、今は本当に兵庫で宝塚を観るのが日々の楽しみです。

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1月20日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年1月28日(火) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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