ピエール瀧も…不祥事を起こした芸能人の「作品を封印」するのは妥当なのか?

俳優やミュージシャンとして活動していたピエール瀧容疑者がコカイン使用の疑いで逮捕されたことを受け、滝容疑者が関わったドラマ、映画、CDなどが自粛や取り下げられ、物議を醸しています。近年、犯罪や不祥事を起こした芸能人の作品が封印される、というケースが多く、「作品に罪はないのに」といった声も聞かれます。なぜ、封印されるのでしょうか。妥当なのでしょうか。コンテンツ産業に詳しい、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員の境 真良さんに訊きました。

【3月18日(月)のオンエア:『JAM THE WORLD』の「UP CLOSE」(ナビゲーター:グローバー/月曜担当ニュースアドバイザー:津田大介)
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190318202138


■封印しなくてはならない基準やルールはない

ピエール瀧容疑の逮捕によって、ソニー・ミュージックレーベルズは、電気グルーヴのCDや映像の出荷を停止と回収、及びデジタル配信の停止を発表。NHKは連続テレビ小説『あまちゃん』や大河ドラマ『龍馬伝』など、過去の出演作品の配信を当面停止。セガゲームスはゲームソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』の販売自粛を決定するなど、多くの作品に影響が出ています。芸能人の不祥事による作品の封印を、境さんはどう捉えているのでしょうか。

境:そもそも、封印をしなくてはならない基準やルールはありません。不祥事を受けて、関係者が自身で「出さない方がいい」と判断したことが連鎖しています。当然、不祥事を起こした人は身柄を拘束されることもあるので、これから作品に出演することは難しい。そのため、代役を立てたり役柄が変わたったりすることは、しかたがないと誰しもが納得します。では、過去作品についてはでどうでしょうか。たとえば脇役だったのに作品自体を扱わないとか、音楽ではすでに販売しているものを回収するとか。そのような過去作品の封印と、これからの作品の封印とは、違ったものとして考える必要があります。

インターネット時代だからこその問題もあると、境さんは続けます。

境:これまではテレビ番組をDVDなどにして販売していました。それだと、売ったあとなので、レンタルでどう使われようがコントロールできなかった。ところが、いまはインターネットを使って日々刻々と新たな配信行為をしているので、過去作品を停止する判断をすることもありえます。さらにひどい例として、「この事件があったため、過去作品の(その容疑者の)顔を変えてしまえ」というような差し替えも技術的には可能になります。そうなると、過去に放送した作品とは違うものが、あたかも当初の作品であるかのように書き変えられてしまう。この問題は過去を記録するというアーカイブの問題とも絡んできます。

出演広告の場合は、どのような対応が妥当なのでしょうか。

境:かつてあった広告はアーカイブ的な意味も含まれるため、封印することはやや行き過ぎかとも思います。しかし、いま放送中の広告においては、広告主の明確な判断があれば(封印は)しかたないと思います。
津田:永遠に封印しようとすることが無理やりだし、文化にとって本当に正しいことなのか、という疑問もありますよね。
境:そうですね。広告の場合、将来の研究や利活用の点も含めて、アーカイブしておくこと自体は必要だと思うし、そこまでは変えたくない。しかし、現在進行中のものに対しての差し替えはあり得ると考えます。

音楽やテレビ、ラジオなど、どんなチャンネルであってもたくさんの情報が流れてきますが、それらを見たり聴き続けたりする必要はありません。「嫌だ」と思う人がチャンネルやサイトを変えることで自己防衛ができるかどうかも、判断の基準に入れるべきだと、境さんは述べました。


■妥当な基準を模索するタイミングにきている

津田は「ミュージシャンの不祥事は作品が回収されてもまた復活する可能性が見えるけど、映画の場合は脇役で出演していても作品自体が見られなくなることは誰のためにもならないような気がする」と指摘します。

境:タイミングをずらすとビジネスは壊れてしまいますし、作品がお蔵入りになると関係者全員が大きなショックを受けますからね。
津田:また、もちろんその原因は不祥事を起こした芸能人ですけど、ピエール瀧容疑者はこの逮捕で違約金が10億円とも30億円とも言われ、そんな金額を彼や所属事務所が払いきれるのかという問題もある。法律で裁かれる社会的な処罰以上のことを過剰に受けなくてはならないことが、果たして正しいことなのでしょうか。
境:その前に、そもそも妥当な損害額ってどこまでなんでしょうか。そう考えると、違約金が何十億円など言われますけど、その責任を全て取れるわけではありません。ただ、大事なことは、妥当な基準を模索するタイミングにきていると思います。

最後に境さんは、ピエール瀧容疑者の逮捕を受けた一連の問題において、ネット内外で消費者自身が「今回の封印はちょっと過剰ではないか」という反応を示していることから、「そもそも『消費者のために』封印の話をしているので、消費者自身がいいんじゃないかと言うのであれば、いまよりは封印を緩めることが妥当な判断ではないか」と考えを述べました。

日々、コンテンツが多様化するなか、芸能人の不祥事による対応の明確化も求められているのかもしれません。

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【番組情報】
番組名:『JAM THE WORLD』
放送日時:月・火・水・木曜 19時−21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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FM802が送るロック大忘年会「FM802 RADIO CRAZY」 出演アーティスト第2弾発表!

今年は12月26日(土)~28日(月)の3日間インテックス大阪にて開催、FM802が毎年年末にお送りするロック大忘年会「FM802 RADIO CRAZY」。本日10月15日(木)のFM802「EVENING TAP」(DJ=田中乃絵)にて、第2弾出演アーティストが発表となりました。

今回発表になったのは、indigo la End/打首獄門同好会/ウルフルズ/『802 PSY TONE RADIO』in レディクレ/Aimer/キュウソネコカミ/Creepy Nuts/サバシスター/SiM/jo0ji/スキマスイッチ/SCANDAL/sumika/w.o.d./Chilli Beans./10-FEET/にしな/ねぐせ。/PEOPLE 1/マカロニえんぴつ/milet/ヤバイTシャツ屋さん/UNICORN/緑黄色社会 の24組。

そして今年もFM802 RADIO CRAZYに闘いのゴングが鳴る!
初日12月26日(土)、インテックス大阪で新日本プロレスの強者(ツワモノ)たちのスペシャルマッチが開催決定!
対戦カードなど、詳細は後日発表…乞うご期待!

本日放送の『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』(21:00~23:48)、『RADIO∞INFINITY』(24:00~27:00)、『RIVERSIDE IN YOUR HEART』(27:00~29:00)の各番組で発表するSコードにて、チケット番組先行抽選受付を実施します。チケットはこの機会にFM802番組受付でぜひエントリーしてください!

17周年となる今年のレディクレももちろんCRAZY!!皆様のご来場をお待ちしています!

【イベント詳細】
●イベント名=『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2026』
●日時=2026年12月26日(土)、27日(日)、28日(月)10:00 OPEN・11:00 START
※OPEN、START変更になる可能性がございます
※START時間は改めてステージタイムテーブルをご確認ください
 

●出演者
12月26日(土)
アイナ・ジ・エンド/ウルフルズ/HY/Omoinotake/go!go!vanillas/サバシスター/jo0ji/SCANDAL/sumika/Tele/東京スカパラダイスオーケストラ/ねぐせ。/ハルカミライ/Hump Back/ハンブレッダーズ/04 Limited Sazabys/マルシィ/ヤバイTシャツ屋さん/ヤングスキニー/UNICORN
新日本プロレススペシャルマッチ
12月27日(日)
indigo la End/梅田サイファー/『802 PSY TONE RADIO』in レディクレ/CLAN QUEEN/Creepy Nuts/クリープハイプ/くるり/Saucy Dog/スキマスイッチ/Chilli Beans. /This is LAST/なとり/にしな/PEOPLE 1/plenty/My Hair is Bad/山内総一郎/緑黄色社会/レキシ/WurtS 
12月28日(月)
打首獄門同好会/Aimer/KANA-BOON/キュウソネコカミ/サンボマスター/the paddles/THE BAWDIES/Chevon/SiM/w.o.d. /TenTwenty/10-FEET/FM802&怒髪天 presents レディクレ歌合戦/flumpool/フレデリック/HEY-SMITH/マカロニえんぴつ/マキシマム ザ ホルモン/milet/Lucky Kilimanjaro

and more!!

●会場=インテックス大阪(https://www.intex-osaka.com/jp/access/)
●協賛=日本旅行/マクセル/Maker’s Mark/tabiwa by WESTER/Mizkan/サッポロ生ビール黒ラベル/延田グループ/SonicOn/シノブフーズ
●主催=FM802/キョードー関西
●企画制作=FM802/キョードー関西
●チケット=
【SOLD OUT】KING CRAZY:¥48,000
※VIPサービス付
※予定枚数に達し次第、受付を終了します。
【3DAYS】3DAYS TICKET :¥38,500
【2DAYS】2DAYS TICKET:¥26,000
【1DAY】1DAY TICKET:¥13,500
【1DAY】ジュニア 1DAY TICKET【中高生割引】:¥9,500
【1DAY】レディクレ グループサポート割チケット(グルサポ割)
     5名:¥66,000 6名:¥78,000 7名:¥89,600 8名:¥100,800
※お友達の分も一緒に購入いただくことで一般チケットよりも低価格でご来場いただけます。
※複数日ご来場予定のお客様へ
「グルサポ割」は1DAYチケット限定の割引となります。
「グルサポ割」は1DAYチケット限定の割引となります。複数日ご参加の場合は、2DAYS/3DAYSチケットの方が1日あたりお得にご購入いただけます。ご予定にあわせて、通し券をご利用ください。
※保護者1名につき、小学生1名のみ入場無料(2人目以降は、追加人数分のチケットが必要になります)
※全券種整理番号なし

●チケット受付スケジュール=
・FM802 番組チケット特別受付
※番組で発表される「Sコード」をFM802 HPから入力して特別抽選受付にエントリーできます。
<対象番組>
10/15(木)21:00ー23:48『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』(DJ=落合健太郎)
10/15(木)24:00ー27:00『RADIO∞INFINITY』(DJ=ハタノユウスケ)
10/15(木)27:00ー29:00『RIVERSIDE IN YOUR HEART』(DJ=岡田夏旺)
・オフィシャルHP3次受付 10月15日(木)21:00 〜10月25日(日)23:59
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