フジロックにも出演のTempalay『のめりこめ、震えろ。』は岡本太郎のように情熱的!

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。5月28日(火)のオンエアでは、Tempalayの『のめりこめ、震えろ。』をピックアップしました。


■長野の山奥で合宿して……

SONAR MUSICではお馴染みTempalay。あっこゴリラも、自身のアルバム『GRRRLISM』の収録曲でコラボしたことがあり、「Tempalay、最高です」と絶賛。そんなTempalayの新曲『のめりこめ、震えろ。』が今回、「SONAR TRAX」に選ばれました。

タイトルからして衝撃的ですが、どのようにして制作されたのでしょうか。番組では、小原 綾斗さん、藤本 夏樹さん、AAAMYYYさん、3人揃ってコメントをいただきました。

小原:攻撃力の高い破壊的な曲を、アルバムの一発目にもってきたいなと思って作り出したときに、岡本太郎さんが思い浮かび、岡本さんのような情熱的な曲を作りたいなと思い作りました。
AAAMYYY:いい曲になりましたね。
小原:楽曲制作は、長野の山奥、標高1000メートルで酸素ボンベつけて、合宿して作りました。
藤本:雪の中でね。しかも大雪で……。
小原:文字通り、震えましたね。いい曲になったかなと思います。


あっこゴリラは、「Tempalay、長野の山奥めちゃめちゃ合いますよね。ナチュラルトリップできる音楽性だから、まさにレペゼン長野っていっても過言じゃない感じがしちゃう」とコメントしました。


■音楽業界に対して宣戦布告

『のめりこめ、震えろ。』のMVは、PERIMETRONがプロデュースし、yahyelの山田健人さんが映像監督を担当しています。さらに、MVの制作エピソードは……。

小原:ミュージックビデオのコンセプトは、音楽業界とか何かに対する宣戦布告みたいな、どんな表現にもある程度までは取り込めても、絶対的に勝てない強大な何かがある、そうゆうものを作りました。
AAAMYYY:最後、倒されるよね。
小原:そう。コンプラとか何かしらで閉ざされてしまうことがあるという憤りを描いたミュージックビデオになっています。


あっこゴリラは、「このミュージックビデオ、冒頭からすごいですよね。一気に引き込まれる、ものすごい映像です。観てない方はぜひチェックしてみてください」とコメント。曲を聴いて、「最高ですね。Tempalayの何がすごいって、この印象的なギターフレーズ。一緒に作った曲もそうなんですけど、綾斗くんってきっと何も考えずポンポンできちゃう人なんだと思う。それがすごいなって」と大絶賛しました。

今年のFUJI ROCK FESTIVAL '19に2年ぶりに出演するTempalay。「聴いた瞬間みんなが驚くようないいライブをする」と意気込みを語りました。


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PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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バイトで担当したブログ記事が“大バズり”!? 三宅香帆が“書評”の世界に入ったきっかけを語る

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月20日(月)の放送は、文芸評論家の三宅香帆(みやけ・かほ)さんが登場! 書評の世界に入ったきっかけや“推し”について伺いました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、三宅香帆さん



◆書評家と名乗り始めたきっかけは?

れなち:三宅さんは大学院在学中の2017年にデビューされ、2024年4月に出版された「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)が「書店員が選ぶ ノンフィクション大賞 2024」の大賞作品に選出されたり、ほかにも「娘が母を殺すには?」(PLANETS)、「『好き』を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない」(ディスカヴァー携書)など、いろんな題材で本を書かれていますが、(題材は)どうやって選んでいるんですか?

三宅:例えば、飲み会だったり、X(旧:Twitter)とかに話題になりそうなものをとりあえず投げるんですよ。そこで盛り上がった話題を取り上げる、という方法を採用していまして。

れなち:ある意味、市場調査というか。

三宅:そうかもしれないです。例えば「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」は、ネットでちょっと話題に出したらすごい反響があって、“この話題ってみんな興味があるんだ”と思ってタイトルに採用しました。

れなち:なるほど。どうして、文芸評論や書評の世界に入ろうと思ったのですか?

三宅:私の場合、結構なりゆきなところが大きくて。大学院生のときに書店員のバイトをしていたんですよ。そこでブログの更新を担当していて、書店のブログだから本を紹介するじゃないですか。そうしたら、1つの記事がめちゃくちゃバズって、その記事を見た出版社の方が「本にしませんか?」って言ってくれて。

れなち:それは何の記事だったんですか?

三宅:「京大院生の書店スタッフが『正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね』と思う本ベスト20を選んでみた。」という記事でした。それがもとになって(デビュー作の)「人生を狂わす名著50」(ライツ社)が出て、それが書評の本だったので、流れるように“書評家”って名乗り始めました。

◆“推し”のために京都に移住!

れなち:三宅さんはX(旧:Twitter)のプロフィールに「どう転んでも“根がオタク”」と書いてあったり、度々“オタク”という発言をしていますけど、主に何オタクなんですか?

三宅:女子アイドルと宝塚(歌劇団)オタクです! 本や漫画は、私にとって食べ物・睡眠とかと一緒だと思っているので“それはオタクと言うのかな?”って(笑)。

れなち:(笑)。そんな三宅さんが最初にハマったものは何ですか?

三宅:それはやっぱり、アニメ・漫画ですかね。私は出身が高知県なんですけど、コンテンツへの渇望があって。当時は(地元のテレビ局では)アニメとかを全然やっていなかったので、インターネットでどうにか探せないかと思いながら徘徊していましたね。

れなち:では、一番最近ハマっているものは何ですか?

三宅:最近は宝塚です。宝塚って東京都と兵庫県で観られるんですけど、兵庫の会場のほうが、ちょっとチケットが取りやすいんですよ。そのために京都府に移住したくらいなので。

れなち:え(笑)!?

三宅:だから、今は本当に兵庫で宝塚を観るのが日々の楽しみです。

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1月20日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年1月28日(火) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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