江原啓之「世間に洗脳されてしまっている」子育てに悩む相談者に届けた言葉とは?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

4月14日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之



<リスナーからの相談>
夫婦そろってミュージシャンをしています。現在、1歳2ヵ月の男の子を育てています。望んで授かった我が子です。子どもが生まれたら、子どもと過ごす時間が一番の幸せになり、子どもへの愛情があふれてくるものだと思っていました。しかし、子育ては想像以上に大変で、とくに寝不足がつらく、楽しめません。

しかも私は、子どもが生まれても、やっぱり音楽をしているときが一番楽しいのです。人前で演奏して、喜んでいただいて、拍手をもらっている瞬間が一番幸せです。「こんな私は母親に向いていない」「子育てには向いていなかったのか」と日々葛藤しながら過ごしています。

もちろん、子どもはかわいいですし、何よりも大事な存在で、今後も責任持って育てていくつもりです。
どうやったら、もっと前向きに笑顔で子育てしていけるでしょうか?

<江原からの回答>
江原:相談者さんは、周囲の人が言うことや、“世の中のあり方”というものに洗脳されていませんか? みんながみんな、「子どもが一番で、全てを投げ捨てても子どもが大事」となるのが普通だと思ってしまっているのではないでしょうか。

「子どもが生まれても、やっぱり音楽をしているときが一番楽しい」って、それは当たり前です。打ち込んでいるものが楽しいのはもちろんですし、(子どもが生まれたからといって)それがなくなるわけない。そして「子育ては想像以上に大変で、とくに寝不足がつらく、楽しめません」というのも当たり前です。

「子どもと過ごす時間が一番の幸せになり、子どもへの愛情があふれてくるものだと思っていました」というのは、思い込みすぎです。子育てというのは、魂のボランティアなんです。この世に出たい魂がいて、(この世に)子どもとして生まれてくるので、その手伝いをする。だから親子といえども、人間関係なんです。

よくお母さま方が「2人の子どものうち、1人とは気が合うんだけど、1人の子は気が合わないんです。こんな私はダメですね」と言いますが、「いや、正しいんじゃないですか?」と思います。人間ですから、合う子、合わない子がいますよ。だからと言って、ネグレクトや虐待して良いわけじゃないでしょう? 人間関係なんです。だから、ある一定の距離をもって接さなければいけません。

そして、相談者さんに言いたいのは、「眠れない」「つらい」という悩みは一時的なもの。そして、それから先は違う悩みになっていきます。子育てには悩みがつきものですが、家族というのはけっこう頼もしい人間関係になったりするときもあるんですよ。もちろん、ムカつく人間関係であるときもあるわけですが、それも含めて、人間関係の楽しさです。

以前、私が出した本にも書きましたが、子どもが“親”にしてくれるんです。いきなり親になっている人はいません。私も、子どもが小さいときに相談者さんのようなことを思いましたよ。「うちの子は、本当は“ダミアン”(※映画『オーメン』に出てくる悪魔の子)なんじゃないか」と思いましたよ。例えば、「今?」というときにケガをしたり熱を出したり……。

子どもがいると、なかなか外食なんかできないでしょう。ある日、「久々に外食しよう!」と思って、子どもと一緒に並んで開店待ちをしていたら、開店と同時に子どもが壁に激突して額から血を出したんです。もちろん食事をせずに、そのまま病院に行きました。

子育てはボランティアです。でも、もちろん自分自身も成長させてもらえるし、子どもを持ったのなら、やれるとこまでやる。そして、ある程度の年になったら、「はい、卒業!」「放牧!」となる。もしかしたら、子どもさんもすごく良いミュージシャンになるかもしれませんよね。

相談者さんは「こうじゃなきゃいけない」と思っていて、真面目なんでしょうね。世間にそう洗脳されてしまっている。だから柔軟に、臨機応変でやればいいのです。そんなに自分を責めないでください。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人生に無駄はありません」


----------------------------------------------------
4月14日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月22日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月14日 日曜日 22時00分~22時25分

※該当回の聴取期間は終了しました。

タグ

16万人が熱狂した、伝説のイベント!「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」公演を記念した書籍が7月18日に発売決定!

2024年2月18日に開催され、5万3千人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計16万人が熱狂したイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」。この伝説のイベントを記念した書籍『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』(著者・オードリー)が、イベントからちょうど5か月後となる2024年7月18日(木)に、新潮社より刊行されることが決定した。

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

イベント当日、朝から終演後までオードリーのふたりに密着した様子、本番中の全コーナーを捉えた250点以上の写真と1万4千字のレポートを収録予定。「公式余韻本」の名の通り、まさに、イベントの感動の“余韻にひたれる”豪華カラーページになっている。

さらに、この本だけの特別企画も満載!

イベントでの共演を振り返る、春日×フワちゃん、若林×星野源の対談/オードリーがリスナーの質問に答えるインタビュー/イベント当日のゲストへのインタビュー【ビトタケシ、ニッチロー、TAIGA、ダブルネーム・ジョー、松本明子、フワちゃん】/2.18目撃者インタビュー【はなわ、谷口大輔、千葉雄大】/人気漫画『1日外出録ハンチョウ』特別コラボ漫画/高田文夫エッセイ/石井玄(製作総指揮)×安島隆(総合演出)の対談……などなど。

イベントをご覧になっていてもいなくても、リトルトゥース(リスナー)のみなさんに間違いなく楽しんでいただける内容です。

■書籍内容紹介
<16万人が熱狂した、伝説のラジオモンスター。最高にトゥースな、2.18東京ドーム公演!>
250点以上の写真と1万4千字の密着レポート、若林×星野源の対談、春日×フワちゃん、オードリーがリスナーの質問メールに答える企画も収録。オープニング、トークゾーン、ひろしのコーナー、プロレス、DJプレイ、ラップ、死んやめ、エンディング、漫才……。全コーナーの興奮と感動の余韻に浸ってください!

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

■書籍データ
【タイトル】『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』
【著者名】オードリー
【発売日】2024年7月18日(電子書籍版も同時発売)
【造本】B5判・ソフトカバー・104ページ
【定価】2200円(本体価格)、2420円(税込み)
【ISBN】978-4-10-355432-5
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355432/
全国の書店・ネット書店で随時予約受付スタート!

Facebook

ページトップへ