津田健次郎“将来”に悩む16歳にアドバイス「そんなに焦ることはないよ」「今はフルスイングしてみてくれ!」

声優・俳優の津田健次郎がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新ラジオ番組「津田健次郎 SPEA/KING」(毎週日曜 12:00~12:30)。声優として数々の人気アニメ作品、俳優としても話題のドラマ・映画に出演し、今もっとも注目を集める津田のパーソナルな一面を知ることができるレギュラーラジオ番組です。
4月14日(日)の放送では、将来に悩む16歳からの相談にアドバイスを送りました。


パーソナリティの津田健次郎



<リスナーからのメッセージ>
「そろそろ自分の将来を考え始めなければいけない時期にある私には、“自分を表現したい”という漠然とした思いがあります。しかし、ときに“自分が何なのか”とわからなくなってしまうときも。どうしても周りと自分を比べてしまい、何者でもない自分に失望することもあります。でも、自分のことをもっと好きになりたいんです。津田さんは自分に自信がなくなったとき、どうやって立ち直っていきましたか? また、自分をもっと好きになれる方法はありますか?」

津田:16歳からのメッセージということですね。なるほど、これは責任重大だなぁ~! まぁ、きみに1つ安心材料を伝えるとするならば、実は大人になっても、みんな自分のことをそんなに分かっていないんです。僕は今年で53歳になるのですが、昔よりは自分の実態みたいなものが少しは見えてきているものの、いまだに(自分のことが)良くわかっていない。

たぶん16歳の視点から大人を見ると、“自分をつかんで立派な何かになっているんだろうな”って思うかもしれない。それに、しっかりした同級生が近くにいると、自分の目標を持って、それに向かってブレずに邁進しているように見えるかもしれない。でも(その同級生ときみは)意外とそんなに変わらん。どっこいどっこいやで!

実際、16歳の時点で将来を決められる人ってそんなにいないと思う。みんなすごく曖昧模糊(あいまいもこ)だし、全国で統計を取ったとしたら“進路として、なんとなくこの辺りを考えているけど……それでいいのかなぁ?”って思っている人のほうが圧倒的に多いから、そんなに焦ることはないよ。

たぶん今、きみの武器になるものは“時間”だと思う。少し世の中の現実もお伝えすると、高校を出た後の大学選び、就職選びでいろんなことが決まってしまうこともすごく多いんです。でも、一生懸命に働いて忙しくしている人よりは、まだまだ時間がある。

それに今は僕らの時代と違い、ネットもあればSNSもあって、そこでいろいろ情報収集ができる。ましてや、漠然とはしているけれども“自分を表現してみたい”という、ある種の方向性も少し見えているということは、興味があることを体験できるかもしれない。

表現するジャンルであれば、イラスト、曲作り、お芝居……何でもいいのですが、それらはいつでもできると思うんです。機材も安いし、スマートフォンでもできてしまう。“お金をかけずに作品を作ることができる”というのは最強の武器ですから、今は何でも試してみよう!

もしくは、就職して会社に入ったほうがいい場合もあるかもしれない。そのためにインターンシップだったり、アルバイトというシステムがあるので、ぜひそういうのも体験してほしい。

だから、無理はしなくていいけど、今もし頑張れるのであれば、(夢に向かって)フルスイングして全力を出そう! あとは、体を壊さない、ご飯はしっかり食べる、ヘコみすぎない、何か(自信がなくなるようなことがあれば)誰かに相談する。そのときは、またこの番組に送ってくれていいから。だから今はフルスイングしてみてくれ! これがオススメだ!


----------------------------------------------------
4月14日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月22日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:津田健次郎 SPEA/KING
放送日時:毎週日曜 12:00~12:30
パーソナリティ:津田健次郎
番組Webサイト:https://15audee.jp/articles/news/arzGScruNeYzMYs9hC6vN9xF
津田健次郎 SPEA/KING
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月14日 日曜日 12時00分~12時30分

※該当回の聴取期間は終了しました。

タグ

春風亭一之輔 × 草彅剛 初対面で意気投合 「今日から友達」「もちろんですよ!」と固い握手

俳優・草彅剛が5月17日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 毎週金曜8時~11時)に生出演、初対面ながら2人のトークは盛り上がり、「今日から友達」宣言のもと、固い握手を交わした。

春風亭一之輔、草彅剛

史に刻まれた古典落語の名作「柳田格之進」を白石和彌監督が完全映画化した草彅剛主演の時代劇映画『碁盤斬り』が5月17日(金)に公開となったが、「柳田格之進」は誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺で、一之輔も同作品を口演している。

ひと足早く映画を鑑賞している一之輔が、柳田格之進という人物について、草彅自身の性格との相違を訊くと、「全然違いますね。(演じているとき)イライラしましたね」と明かす草彅。「すごく実直で、曲がったことが大嫌い」と一之輔がその役柄を言及すると、「でも、(格之進の役を)やっているうちに、僕の中にそういうものがないし、もしかすると現代に忘れ去られてるような、この格之進の貫き通す気持ちというのは大事なんじゃないかなと思えてきた」と語り、「そこからもう、このポスターの顔ですよ」と、同映画のポスタービジュアルで厳しい表情をしている経緯を明かした。

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

そして「ある男が言いました」として、伝えられた感想を次のように語った。「この映画は言葉の一言一言に重みがある。今、携帯とかテクノロジーが発達した時代だけど、この時代は携帯電話もないし、手紙を書いたりそこまで足を運んだりする。そういった意味では今この時代だからこそ見る映画なんじゃないかなと」……これが誰の発言なのかを一之輔が訊ねると、「香取慎吾くんが昨日言ってました。いい言葉だなと思ってジンとしちゃって」と明かした草彅。

また、稲垣吾郎についても「『新しい剛の顔が見られる』と映画コラムですごく褒めていただいて」と、嬉しそうに語ると、「『碁盤斬り』を見ると新しい草彅さんがわかる」と、一之輔も同意した。

春風亭一之輔、草彅剛、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー

そして草彅が「ぜひ一之輔さんの『柳田格之進』を聴きたい」と熱望すると、「やりますよ。一対一で」と即答する一之輔。草彅が埼玉県春日部市出身であり、一之輔が埼玉県立春日部高校出身であるという共通点でも盛り上がると、初対面だった2人の距離はぐっと縮まり、「今日から僕たち、友達ということで」(一之輔)、「もちろんですよ!」(草彅)と言葉をかけあうと、固く握手を交わす2人であった。

 

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

映画『碁盤斬り』 5月17日(金)全国公開
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
配給:キノフィルムズ

STORY
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

radikoのタイムフリーを聴く

Facebook

ページトップへ