2024年5月の運勢★星占い「水瓶座(みずがめ座)」の開運アクション・ラッキーカラー・ラッキーフード~神々が紡ぐ星たちからのメッセージ~

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする月間星占い「水瓶座(みずがめ座)」4月19日(金)~5月19日(日)。オンライン占いやWebサイトをメインに占い記事の執筆からコンテンツ監修、占い講師など多岐にわたって活躍中の“マリュたん”の愛称で親しまれているマリユドゥ(真龍人)が贈る、ひと月を快適に過ごすための神々からのマンスリーメッセージ。今月のクラシックの名曲とともにお楽しみくださいね。
(監修:東京・池袋占い館セレーネ所属の占い師・真龍人(マリユドゥ)さん)





【5月の神々からのメッセージ】

牡牛座シーズンに贈る神々からのメッセージ~揚げひばり~

今月19日に太陽は黄道十二星座2番目の牡牛座に歩みを進めます。

牡牛座は、女性宮、不動宮、そして土の星座に分類され、愛と美の星・金星が守護星である甘美な星座です。

牡牛座のモデルは、ギリシャ神話において、草原で花を摘むフェニキアの王の娘・エウロパをさらったゼウスが変身した牡牛だと言われています。2人がたどり着いた地が現在のヨーロッパ大陸で、エウロパの名前が語源となりました。

星座絵では角を生やした牡牛の姿として描かれており、眼の部分にあたる赤い星は、有名な「アルデバラン」。“冬のダイヤモンド”の一部として冬の夜空を彩る星です。

牡牛の顔にあたる部分にはV字型に星が並んだ「ヒアデス星団」があります。日本では「すばる」という名前で、清少納言が書いた随筆「枕草子」のなかにも登場しています。

「すばる」というのは星が密集しているという意味。視力の良い人であれば肉眼でも5~7個の星を見ることができると言われ、星空ツアーなどでも人気の星ですよ!

そんな美しく繊細な星たちが集まる牡牛座のイメージから、私が今月の一曲として選んだのは、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲「揚げひばり」。

韓国のフィギュアスケーターのキム・ヨナさんが、フリースケーティングでも使用したことでも有名になりました。バイオリンの主旋律が繊細で甘美な印象の一曲。キム・ヨナさんの演技もとても優雅で素敵でしたね。

今月の1曲は、開運や癒しの音楽として楽しんでくださいね♪

◆水瓶座(みずがめ座:1月20日~2月18日)

安定した運気の1ヵ月。家族や身近な人と楽しく過ごせる時期なので、連休中の帰省や家族旅行がオススメ♪ 仕事面では在宅ワークを強化すると◎ フリーランスの人は自宅での作業スペースを整えると運気アップ。恋愛運はスローペース。相手への思いやりや気遣いを意識してみて。

★開運アクション★
部屋の掃除
★ラッキーフード★
シーフード
★ラッキーカラー★
オフホワイト

■監修者プロフィール:真龍人(マリユドゥ)
西洋占星術・心理占星術研究家。愛称は”マリュたん”。20代より占星術を学び、社会人経験を経て2017年より対面鑑定、チャット鑑定、メール鑑定を開始。LINE占いコンテンツ「石垣島の宿命師 マリユドゥ」の監修も手掛ける。2019年に拠点を石垣島へと移し、西洋占星術とタロットを組み合わせ、お客様の明るい未来を創るサポートに日々励んでいる。対面・オンライン鑑定、占いライター、占い講師として活動中。石垣市観光交流協会認定・石垣島・美ら星マイスター。
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小林聡美「基本、誰にも読まれていないから大丈夫精神で好きなこと書いています」

5月3日放送回のゲストは、小林聡美 さんでした。

小林さんのエッセイが好きで読んでいたという砂鉄さん。お会いするのは初めてです!そんな小林さんとの唯一の接点は『サンデー毎日』という雑誌でお互い書評連載の経験があることです。


砂鉄:これまで本当にお会いしたこともなかったんですが、接点が唯一あるとしたらですね、『サンデー毎日』という雑誌で小林さんが書評連載をされていて、それがまとまった本を読んでいたら、どんな雑誌でもそうですけど、書評コーナーってある本は誰かが紹介したら紹介できないというルールになっていて、「これを読みたいです。」というふうに編集者の人に言っても、「誰か取っていて、もう書く予定になってるんですよ。」というので、ちょっと諦めたみたいなことを書かれたんですよね。可能性あるなと思ったんです。

小林:今思い出しました。前のページにいつも武田さんがいました。

砂鉄:僕も逆にその編集者に「これお願いします。」と言ったときに、「いやちょっともう書く人がいるんで…。」というふうになったときに、可能性はあるなと思って、あれはでも編集者はその正体は言わないですからね。誰が取ってるかというのは言わないので。

小林:まだ続けてらっしゃるんですか。

砂鉄:まだ続けてますね。

小林:流石ですね。

砂鉄:これは結構大変でしたか?月に2冊選んでという感じの連載でしたよね。

小林:今も思えばよくできたなという感じはありますよね。

砂鉄:なんかそれは本屋さん行って、「これにしようかな…。あれにしようかな…。」という。

小林:はい。本屋さんに行きました。そんなに新しい本とか一生懸命読むタイプではなかったので、新刊コーナーというところをウロウロしてもなんか遅いんですよね、いろいろやることが、気がつくことが。なので、新刊とかあんまり読んでなかったので、こんなにいっぱい世の中には本があるんだなと思うと、逆にちょっと緊張して何も読めてない自分みたいな感じで強迫観念が。


「エスカレーターの空いてる片側に立つ」「ホットコーヒーのプラスチック蓋で飲まない」小林さんのこだわり

新著『茶柱の立つところ』では日々過ごす中での小林さんのこだわりが書かれており、砂鉄さんも共感の嵐でした。


砂鉄:今回『茶柱の立つところ』という新しいエッセイ集を読んで、これも最大の論点になるところはこの番組でも何度か言ってるんですが、エスカレーターの片側を何で開けているんだろうかと、その片側つまり空いている方に立とうという運動を個人的にやってたんですけれども、小林さんも高らかに「立つ」と私は。

小林:はい。立ちます。だって、すごい空いてるのにすごく並んでるじゃないですか。あれはなぜ。

砂鉄:今割とみんなルールに従う人たちですからなんか日本人はそういうふうに言われがちですけど、あれに関してはものすごく全員で逆らってるという。不思議ですよね。

小林:不思議ですよね。

砂鉄:割と今だと止まって歩くなと書いてあって、2列で行けって言うふうに書いてあるんですけどね。止まるっていう字をわざわざなんか加工して、ちゃんとエスカレーターに見せたりしてるのに。

小林:そうなんですよね。でも私一度ちょっと若者の多い駅で、右側に立っていたら、すごい明らかに後ろで舌打ちしてる女子がいて、降りた途端にバーンて体当たりされて、すごい怖かったんですよ。こんなに怒られるものなんだと思って。

砂鉄:むしろ小林さんがルールを守れてない人みたいになってるわけですよね。

小林:なんか後ろの学生とかが「この人外人なんじゃないの」とか言って、「エクスキューズミー」って言われて(笑)。

砂鉄:「アンタちょっと間違ってるよ!」というのを英語で。でも、あの背後からの視線を感じるとゾクゾクしますよね。

小林:なにくそ!と思いますよね。

砂鉄:譲ってたまるか!と思うけど、でもちょっと何か他に例がないぐらいのゾクゾク感じゃないですか。怖いですよ。だからあれ。

小林:ほんと怖いです。

砂鉄:それでも乗り越えて。

小林:そう。でも最近ようやくだから歩かないでくださいというのが貼られるようになったから、前よりちょっと堂々と立てるようになりましたけど。
(中略)
砂鉄:本の中にホットコーヒーのプラスチックの蓋あるじゃないですか。あれでうまく飲めないみたいなことを書いてて。これも僕も長年思ってたことなんですよ。あれなんでプラスチックで何か見えないのに、みんな注ぎに攻めていけるんだろうかというのは思ってましたね。

小林:そうですか。そしたら他にも思ってる人がいるってことですよね。

砂鉄:どうなんでしょうかね。みんな果敢に口付けてよく行ってるなと。

小林:私も初めて経験したのはアメリカかどこかのハンバーガー屋さんのコーヒーでそれは感動したんですよ。歩きながら飲んでもこぼれないし、便利ってそのときは思ったんですけど、飲んで「あっつ!」みたいな感じで飲めなかったし、とにかく飲む分量が調節できないですよね。熱いし。なんでプラスチックの蓋でみんな飲んでるんですかね?

砂鉄:だからすごいみんな失敗してると思うんですよ。火傷したりとか。だけどやっぱりプラスチックの蓋でみんな飲んだ方がいいんだろうとなんか思い込んでるだけなんじゃないですかね。

「基本誰にも読まれてないから大丈夫精神で、好きなこと書いていいと思いながら書いています」

長年、エッセイを書き続けている小林さん。しかし、どこかエッセイを書くことに対して前のめりではない節をお見受けします。その真相とは…?


砂鉄:エッセイをもう20代ぐらいの頃からずっと書いてらっしゃるけどでも、どこかいつもエッセイを書くときにすごい積極的に書きたいわけでもないという感じのことをちょいちょい出されてますよね。やや書きたくない感は何でずっと続いてんだろうなって。

小林:物理的に書くのに頭を使うのが疲れるという(笑)。

砂鉄:最低限の姿勢を有してない感じがありますけどね(笑)。

小林:あと酒井順子さんもおっしゃってましたけど、「全てのエッセイは自慢話」というそういう感じも何かちょっと。

砂鉄:ちょっとそう思われるのは嫌だみたいな感じがあるというわけですか。

小林:そういうところもあったりして、何か調子に乗ってる感じが嫌だなとか思ったりするんです(笑)。

砂鉄:そうすると、僕なんかは読んでいて、いわゆる自慢と思うようなちょっと贅肉とも言わないけども、そういう部分というのが小林さんの文章には無いなと思って、いつも「読んで!読んで!」という感じではない空気感というのはどうやったら出せるものなのかなというふうにいつも思ってるんですけどね。

小林:基本誰にも読まれてないと思って書くようにして自分を盛り上げて、誰も読んでないから大丈夫。好きなこと書いていいみたいに思いながら書いてますけど。

砂鉄:でもずっと書き続けてても慣れないという。

小林:だから舞台のお芝居とかもそうなんですけど、続けてる人は何が楽しいんだろうと聞くと、ジェットコースターが落ちる前みたいなそういうワクワク感とかがあると言うんですよ。

砂鉄:あとは行くだけだという。

小林:あとなんかすごくやって楽しかったという人もいるし、それはいつか味わえるんじゃないのかなと思って舞台とかも続けてるんですけど、まだ味わえない。書くことも何か書くことで新しい自分とかが見つかるのではないかと思いながら書いてるけど、別にないみたいな。

砂鉄:そうすると、小林さんは一体何になれてるんですか。

小林:そうなんですよね。もうきっと何もならないんですよね、こういうことだから。もうそういうことを思わないでいいのではないかと還暦を前にちょっと思いました。

今回はここまで!次回の放送をお楽しみに。

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