玉川徹はどのような存在? 羽鳥慎一「番組内では本当に面倒くさいけど、絶対に必要な存在です」

テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でレギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMの新ラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りします。

4月18日(木)の放送では、アナウンサーの羽鳥慎一さんがゲストに登場。ここでは玉川と羽鳥さんのお互いの印象について語り合いました。

(左から)パーソナリティの玉川徹、羽鳥慎一さん、原千晶


◆いい人だと言われることは「嬉しい」

原:メッセージを紹介します。「羽鳥さんはよくいい人だと表現されますが、それが嫌だと思うことはないですか? 私もよくいい人と言われますが、個性がないとか面白みがないと言われている気がして、褒められている気がしません」とのことです。

羽鳥:いい気がしないってことはないですね。どんどん言ってほしいですよ。

原:いい人と言われて嬉しい?

羽鳥:嬉しいですね。問題は、そんなにいい人じゃないってことです。

原:そうなんですか!? でも、玉川さんが「根がいい人だ」って話をされていましたよ。

玉川:いい人ですよ。テレビを観ている人からするとビジネスでいい人をやっているのかなって思う方もいると思います。でも、実際悪い部分がないよね。

羽鳥:そうですかねえ。

玉川:もしかしたらあるのかもしれないけど、普段見ている限り悪いところを感じたことはないです。

原:どういう風に見えるか、意識していることはあるんですか?

羽鳥:あまり怒らないようにはしていますね。タクシーに乗って「どうやって行く?」ってフランクに言われると「その言い方はなんだ」って心のなかでは思いますよ。

玉川:そうなの? 羽鳥さんに言われて勉強になるなと思ったことがあるんですよ。

羽鳥:いっぱいあるでしょ?

玉川:いっぱいあるよ(笑)。そのなかの1つが「赤信号は絶対に渡っちゃダメ」です。もちろん、道路交通法的にはその通りですよ。だけど、急いでいるときってなんとなく渡りたくなるときってあるじゃないですか。羽鳥さんは「どこでどう見られているかわからないから、絶対にダメです」と言う。なるほどなあと思った。

原:ちゃんと実践はされていますか?

玉川:しています。赤信号になりそうになると、羽鳥さんの顔が浮かんできますから。

◆羽鳥にとって玉川はどんな存在?

原:メッセージを紹介します。「羽鳥さんにとって玉川さんはどのような存在ですか? 毎日モーニングショーを視聴している者としては、ぜひお伺いしたいです」。

羽鳥:番組内では本当に面倒くさいけど、絶対に必要な存在です。番組外では普通のいいおじさんですよ。一緒に田植えと稲刈りに行きます。

原:プライベートでもご一緒されるんですよね。

玉川:お米おいしいよねえ。誘ってもらってよかった。

羽鳥:京都の与謝野町のお米ね。ふたりで食事に行ったことは1回しかないですけど、非常にいい関係です。

玉川:コロナ禍もあって行けなかったから、今度ふたりで行きましょうよ。

羽鳥:あ、ふたりはちょっとアレだな。最低4人以上(笑)。

玉川:なんで避けるのかな(笑)。

原:(笑)。どうやって信頼関係を築いていかれたんですか?

羽鳥:我慢かな。

玉川:バンドみたいなものですよ。たとえばBOØWYの氷室さんと布袋さんの関係って、別にベタベタ仲がいいわけじゃないじゃないですか。だけど、バンドしては素晴らしいバンドでしょう?

羽鳥:たとえがね、間違っていますよ。よく氷室さんと布袋さんでたとえたなって思いましたよ。

玉川:本当はビートルズで出そうかなと思っていたのに。

原:では、玉川さんから羽鳥さんに最後の質問をお願いします。

玉川:「ラジオのタマカワ」が長く続いていくためには何が必要ですか?

羽鳥:玉川さんとTOKYO FMの偉い人の定期的な面談じゃないですか?

原:(第1回放送の)メッセージでもおっしゃっていましたね。

羽鳥:やっぱりそれしかないと思います。続いてほしいですから。

<番組概要>
番組名:ラジオのタマカワ
放送日時:毎週木曜 11:30~13:00
パーソナリティ:玉川徹、原千晶
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/tamakawa/
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バスケットボール女子日本代表・川井麻衣「一番苦しいグループに入ったなと…」パリ五輪初戦で“オリンピック7連覇中”のアメリカに挑む

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。4月27日(土)の放送は、トヨタ自動車女子バスケットボール部・アンテロープス所属でバスケットボール女子日本代表の川井麻衣(かわい・まい)選手をゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)藤木直人、川井麻衣選手、高見侑里


川井選手は、1996年生まれ茨城県出身の28歳。高校時代にU-18日本代表としてアジアカップで準優勝し、トヨタ自動車アンテロープスでは、2021年、2022年のWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)優勝に貢献。日本代表としても、今年2月に開催された「FIBA女子オリンピック世界最終予選(WOQT)」で3試合すべてに出場し、パリオリンピック出場権獲得に大きく貢献しました。

◆最終戦までもつれたWOQTを振り返る

藤木:(4チーム中3位までがオリンピックの出場権を得る)最終予選はとても熱い戦いだったと思いますが、まず初戦で強敵のスペインを破ったときには“これはいけるんじゃないか!?”と手応えがあったんじゃないですか?

川井:そうですね。1勝でもすれば出場権獲得が高くなるので、正直(2戦目の)ハンガリー戦を一番のポイントに置いていたところはあったのですが、初戦のスペイン戦で勝利することができたので、1つホッとする材料ではありました。

藤木:そのハンガリー戦ですが、ランキング的には日本のほうが上でしたけれども、(敗戦となったのは)やっぱり地元の応援のパワーが強かった?

川井:もう本当にすごかったです。アウェイでしたし、体育館自体がすごく小さかったので、ブブゼラ(の大きな音)にやられました(笑)。

藤木:そういう(楽器の)音とかは、プレーにも影響が出ますか?

川井:そうですね。(味方の)コールが聞こえなかったり、ヘッドコーチの指示が聞き取りづらかったりするので、やりづらさはありました。

藤木:そして、4チームがすべて1勝1敗で迎えた最終戦。当然、負けるとパリへの道は遠くなったと思うんですけれども、試合前のチームの雰囲気はいかがでしたか?

川井:正直、負けた後は少し落ちていましたが、その後に食事をしたときには(試合を振り返って)反省している選手もいて、それぞれコミュニケーションを取って“次に向かっているな”と思ったので、不安はなかったです。

藤木:最終戦のカナダも強敵でしたが、見事勝利した瞬間はどのような気持ちでしたか?

川井:すごくホッとしたというか、胸を張って日本に帰れますし、前回の大会(東京2020大会)で銀メダルを獲得して、そのプレッシャーもずっと背負いながらみんなやってきたと思うので、1つ報われたというか、苦しかったものを払拭できた安心感がすごくありました。

藤木:川井選手にとって、パリオリンピックはどのような舞台ですか?

川井:Wリーグに所属してから(代表メンバーに)なかなか選ばれず“遠いな”と感じることがすごく多くて、簡単に「(パリ五輪を)目指しています」と言えなかったのですが、ここにきてメンバーに選ばれる可能性がある立ち位置にきたからこそ、今年1年間は“パリに行きたい!”という思いを強く持ってやってきました。


川井麻衣選手


◆予選リーグは強豪国揃いのグループに

藤木:そのパリオリンピックには12チームが出場し、予選リーグは4チームずつが3つのグループに分かれて総当たり戦をおこないます。そして先日、予選リーグのグループ分けが発表されましたが、オリンピック初出場となるドイツ、世界ランキング6位のベルギー、そして、オリンピック7連覇中のアメリカと同じグループになりました。このグループ分けを聞いて、どう思われましたか?

川井:正直、WOQTと同じく一番苦しいグループに入ったなと思いました。ただ、アメリカと試合ができるってなかなかないことですし、初戦なので“もう、ぶつかっていこう!”という気持ちになりました。逆に、このグループから勝ち抜いたら“面白いんじゃないか”と思ってもらえると思うので、WOQTのときと同じようにいけるんじゃないかと思っています。世界ランクを見ても(日本より)上のチームが多いので、挑戦する気持ちを持って挑むだけだなと思います。

藤木:アメリカの強さはどういうところにありますか?

川井:(日本代表メンバーよりも)2まわりぐらい大きいですし、体は明らかに強いです。しかも、体が大きいぶん“スピードはない”と思われるかもしれませんが、実際はすごく速いですし、シュートもうまいです。あとは“見えない圧”みたいなものもあると思うので、そこに負けないことかなと思います。

藤木:川井選手はポイントガードですが、どのような役割が求められるポジションですか?

川井:ポイントガードは“コート内の監督”ともいわれているポジションで、頭を使って指示を出したり、コールを出してコートのなかを整備するような役割です。

藤木:ポイントガードとして実際にアメリカと戦うときに、どういうふうに攻撃や守備をするか、というイメージは既にありますか?

川井:あります。やっぱり走ることが一番大事なので、良いディフェンスからリバウンドをしっかり取って相手よりも走る。そして、スリーポイント(決める)。それを重ねていけば相手は嫌なリズムになると思うので、走ってスリーポイントを決めることが一番大事だなと思っています。

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4月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月5日(日・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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