2026年7月10日(金)は「一粒万倍日」なのに「赤口」! 避けたほうが良いこと、おすすめの過ごし方を解説【開運カレンダー】

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする、暮らしと心をアップデートするお役立ちコラム。今回のテーマは開運カレンダー「 2026年7月10日(金)は一粒万倍日×赤口!」。
2026年7月10日(金)は、六曜の「赤口」と吉日「一粒万倍日」が重なる日。財布の買い替えや契約、納車、引っ越しはどう考える?吉凶が重なる日の意味や、一般的に縁起が良いとされる時間帯、知っておきたい過ごし方を解説します。



■ 吉日と六曜が重なる日はどう考える?

毎日の暮らしの中で、スケジュールを立てる際や大切なイベントを控えているときに気になるのが暦です。始めたことが大きく実るとされる「一粒万倍日」は近年注目を集めています。一方、六曜を参考に予定を立てる人も少なくありません。

2026年7月10日(金)は、この一粒万倍日に六曜の「赤口」が重なる日です。六曜は古くから親しまれてきた民間の暦注の一つで、日取りを決める際の参考にする人もいますが、赤口は祝い事などを避ける人がいる日として広く知られています。

「吉日と六曜が重なる日はどう過ごせばいいの?」と疑問に思う方に向けて、今回はこの日の意味や由来、一般的な過ごし方について解説します。

■2026年7月10日(金)の暦構成

・六曜:赤口
・主要な暦注:一粒万倍日

■ 一粒万倍日と赤口が重なる日の意味とは?

【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)】

「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」という意味を持つ、縁起が良いとされる日です。わずかなものが大きく膨らむとされることから、縁起を担いで財布の買い替えや口座開設、新しい仕事のスタートなどに選ばれることが多い日です。

【六曜「赤口(しゃっこう)」】

由来には諸説ありますが、一説には陰陽道の赤舌神という神が門を守る日に由来するとされています。この神が万物を支配する時間帯を除いた、一般的には正午前後(11時から13時ごろ)のみ吉とされるのが大きな特徴です。また、「赤」という字から火の元や刃物の取り扱いに気をつける日としても伝えられています。

■ 一粒万倍日と赤口はどちらを優先する?

一粒万倍日と赤口は異なる暦注であり、どちらを優先するという決まったルールはありません。

一粒万倍日という「吉」と、赤口という「慎重さが求められる日」が重なった場合、何を重視するかは人それぞれです。民間信仰の枠組みでは、それぞれの特徴を理解し、時間帯を選んで行動したり、別の吉日を選んだりする考え方もあります。どちらを優先すべきかに決まった答えはなく、何を重視するかはそれぞれの考え方によって異なります。

■ 行動別:財布の買い替えや契約は避けたほうがいい?

一粒万倍日のメリットを活かしたい一方で、赤口の要素も気になるところです。それぞれの行動について、民間の暦注を重視する人の間での一般的な捉え方をまとめました。

・財布の買い替え、購入: 一粒万倍日の面では大変良いとされますが、赤口の面では配慮が必要とされており、縁起担ぎとして11時から13時ごろの吉時間に行動を選択する人もいます。正午前後を選ぶことで、双方の性質を考慮する形です。

・宝くじの購入: 一粒万倍日の恩恵が期待される一方で赤口の要素が入るため、万倍の縁起を担ぎ、購入時間帯を正午前後に合わせるなど、時間帯を意識して購入する人もいます。

・大切な契約・手続き: 一粒万倍日としては向いているものの赤口が重なるため、気になる場合は時間帯を慎重に選ぶか、あるいは別の日に変更を検討するというのが一般的な選択肢です。

・車の納車: 一粒万倍日の考え方では縁起が良いとされますが赤口を意識する形となり、六曜を重視する人の中には納車や契約を別の日に変更するケースもあります。

・結婚、入籍(慶事): 一粒万倍日の良さはあるものの赤口の慎重さを考慮して、大安や友引といった他の吉日を選ぶ傾向が比較的強いです。

・引っ越し: 新生活のスタートとして一粒万倍日は好まれますが赤口が重なるため、気になる人は別の吉日を選択することもあります。

■ 赤口の一粒万倍日に向いているとされる過ごし方

吉凶が重なるこの日は、無理に大きな挑戦を一から始めるよりも、ステップアップに向けた行動や時間帯を意識した過ごし方が向いているとされています。

【メリハリ】正午前後の時間を有効に使う
大切な連絡や用事は、一般的に吉とされる11時から13時ごろの間に済ませる方法があるとされています。

【一粒万倍】次のステップへの準備や計画
物事を始めるエネルギーを活かし、今後の計画をじっくり立てたり勉強を始めたりする時間に充てるのも良いと考える人もいます。

【厄除け】習慣の見直しや整理整頓
身の回りの片付けを行い、次の新しいスタートに向けて心を整えるリフレッシュが向いているという見方もあります。

【赤口対策】丁寧な火の元・刃物チェック
赤口の由来を意識し、キッチン周りの整理や戸締まりをいつもより丁寧に行う過ごし方も挙げられています。

■気になることQ&A

Q①一粒万倍日だけど赤口の日にお参りしてもいい?「神社参拝」の注意点は?

A①一般的に、お参りを避ける必要はないと考えられています。六曜は神道の教義に基づくものではありません。神社へのお参りは神様へ日頃の感謝を伝える場ですので、一粒万倍日の前向きな気を取り入れつつ、心を整える時間として参拝するとよいでしょう。

Q②赤口の一粒万倍日に宝くじを買ってもいいの?

A②宝くじの購入を禁じる考え方はありません。一粒万倍の縁起を担ぎたい場合は、赤口の中でも時間帯として吉とされる正午前後(11時から13時ごろ)を狙って売場へ足を運ぶのも、気持ちを前向きにする工夫として楽しむ人もいます。

Q③赤口の日にどうしても大切な用事がある場合はどうすれば良いですか?

A③六曜の考え方では、赤口の日であっても一般的に正午前後(11時から13時ごろ)の時間帯は吉とされています。どうしても変更できない契約や手続き、移動などがある場合は、この時間帯に合わせて行動を選択するのも、縁起担ぎの一つとする傾向があります。

■吉凶が重なる日は「時間帯」を味方に…

2026年7月10日(金)は、「一粒万倍日」という物事を大きく広げる吉日と、慎重な行動が好まれる「赤口」が重なる、暦の上でも少し工夫が必要な一日です。

こうした吉凶が交わる日は、どちらか一方だけに囚われるのではなく、双方の性質を理解した上で柔軟に行動を選択する人が少なくありません。特に赤口において、一般的に吉とされる正午前後(11時から13時ごろ)の時間帯を上手に活用することは、前向きに一日を過ごすための有効なヒントになります。

財布の買い替えや大切な契約、あるいは新たな計画の準備など、ご自身の目的や心理的な心地よさに合わせて、スケジュールを調整してみてはいかがでしょうか。民間信仰としての暦を一つの目安にしながら、ぜひ穏やかで充実した金曜日をお過ごしください。
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「『ノルウェイの森』にも登場させました」村上春樹が愛する『アカデミー賞』落選曲とは?

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。9月27日(日)の放送は「村上RADIO~くたばれ、アカデミー賞~」をオンエア。今回の放送では、「アカデミー主題歌賞にノミネートされながら、惜しくも受賞を逃した名曲」を特集。受賞作の影に隠れながらも今なお世界中で愛され続ける1960年代の名曲を中心に、村上さんこだわりのアナログ盤音源でお届けしました。ヘンリー・マンシーニやバート・バカラックといった巨匠たちの楽曲をはじめ、賞の裏側にあるドラマや村上さん自身の思い出、さらには昨今話題の「AIと創作活動」についての貴重なトークまで、時代を超えて愛される音楽の魅力にあふれたひとときとなりました。
この記事では、中盤4曲について語ったパートを紹介します。


「村上RADIO」



◆Chris Connor「Dear Heart」

1964年もまたもや、ヘンリー・マンシーニさんが涙を呑(の)みます。彼の『ディア・ハート』が、『メリー・ポピンズ』の主題歌「チム・チム・チェリー」に負けちゃったんです。ディズニー映画『メリー・ポピンズ』は映画として大ヒットしたので、好意的な票が集まったのでしょうが、僕の推しは『ディア・ハート』の方だったので、ちょっとがっかりしました。
『ディア・ハート』という映画自体は大したものじゃなくて、本国でもあまり評判にもならなかったし、日本では公開もされませんでした。そのせいで損をしたかもしれませんね。でも良い曲です。『ノルウェイの森』という僕の小説の中にも、この曲をちょこっと登場させたと記憶しています。
マンシーニの作るメロディーって、チャーミングで美しいんだけど、そこにはいつも仄(ほの)かな悲しみのようなものが含まれています。クリス・コナーがボサノヴァのリズムで落選曲『ディア・ハート』を歌います。

◆Astrud Gilberto「Love Theme From "The Sandpiper" (The Shadow Of Your Smile)」
◆Chris Montez「I Will Wait For You」


さて、1965年にはジョニー・マンデルが作った『いそしぎ』が受賞しました。まずは『いそしぎ』の主題曲「The Shadow of Your Smile」を聴いてください。歌うのはアストラッド・ジルベルトです。
「The Shadow of Your Smile」、これは文句ない名曲です。ケチの付けようはありません。しかしミシェル・ルグランが『シェルブールの雨傘』の主題歌「I Will Wait For You(あなたを待っている)」で落選したのは、やはり気の毒でした。とても素敵な曲なんですけどね。そしてまた映画としては、エリザベス・テイラーとリチャード・バートンのカップルが共演した大甘のラブ・ロマンス『いそしぎ』よりは、『シェルブールの雨傘』の方がずっと上だとぼくは個人的に思いますが。
クリス・モンテスが歌います。ミシェル・ルグラン作曲の落選曲「I Will Wait For You」。

◆Rita Reys「Alfie」

1966年のアカデミー主題歌賞はジョン・バリーの作曲した『野生のエルザ』がとりました。「Born Free」、美しいメロディーですね。
でも賢い雌(めす)ライオンがこの受賞を背後からそっと支えているような気がしてなりません。エルザ、素敵でしたものね。
この年、エルザのおかげで受賞を逃したのは、バート・バカラックの名曲『アルフィー』でした。僕はこの『アルフィー』という映画が好きでした。小ぶりだけど味があってね。若き日のマイケル・ケインが調子のいい遊び人、アルフィーをとても魅力的に演じていました。オランダ人のジャズ歌手、リタ・ライスが落選曲「アルフィー」を歌います。

<番組概要>
番組名:村上RADIO~くたばれ、アカデミー賞~
放送日時:9月27日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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