はな「私とマーク・パンサーが受かったという(笑)」MTV JAPANのVJ時代を回顧

フリーアナウンサーの唐橋ユミがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「NOEVIR Color of Life」(毎週土曜9:00~9:30)。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。各界を代表して活躍する女性ゲストが、自らの言葉でメッセージを伝えます。

今回のゲストは、モデルの「はな」さん。人生の分岐点などについて語っていただきました。

はなさん



◆「そのままでいい」と支えてくれたVJ時代

唐橋:(番組の事前)アンケートで「人生の分岐点」について挙げてくださったのが、1992年からのMTV JAPANのビデオジョッキー(VJ)を担当したこと、とのことで。

はな:20歳のときに、MTVでVJを募集していて、私の知り合いのキャスティングの方が「受けてみれば?」って声をかけてくださったんですよね。日本語と英語が使えるお仕事はずっとしたかったので、おしゃべりの仕事はやったことないけどやってみるっていうので受けたら、私とマーク・パンサーが受かったという(笑)。

唐橋:VJというのは、ビデオを見ながらいろいろお喋りしたり、ってことですか?

はな:そうです。プロンプター(※話す内容をモニターや透明なガラス板に映し出し、聞き手やカメラ目線を保ったまま原稿を読むための装置)に台本が映るんですけれど、視力があまりよくないので読めなくて。そうすると、目が細くなっちゃうじゃないですか。そんなのかわいくないから、前の晩に1週間分の台本を丸暗記して挑んでいましたね(笑)。

唐橋:それはすごいですね!

はな:前の晩に絵巻物のような台本がFAXで届くんですよ(笑)。それを一生懸命暗記して、毎週収録していました。懐かしい。初めてのことだったから、話すのも遅いし、つたなかったんですけど、ディレクターさんがすごくいい方で。自信をなくす機会が多かったんですけど、その方だけは「そのままでいい」って言ってくれて。そういう方が1人いると、下手くそでも頑張って好きなことを続けていれば伝わるんだと思いましたし、楽しい日々でした。その方とは今でも仲良しです。

――番組では他にも、土曜の朝時間の過ごし方、インターナショナルスクール時代のエピソードや、モデル業に進んだ転機などについて語る場面もありました。

<番組概要>
番組名:NOEVIR Color of Life
放送日時:毎週土曜 9:00~9:30
パーソナリティ:唐橋ユミ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/color/
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「『ノルウェイの森』にも登場させました」村上春樹が愛する『アカデミー賞』落選曲とは?

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。9月27日(日)の放送は「村上RADIO~くたばれ、アカデミー賞~」をオンエア。今回の放送では、「アカデミー主題歌賞にノミネートされながら、惜しくも受賞を逃した名曲」を特集。受賞作の影に隠れながらも今なお世界中で愛され続ける1960年代の名曲を中心に、村上さんこだわりのアナログ盤音源でお届けしました。ヘンリー・マンシーニやバート・バカラックといった巨匠たちの楽曲をはじめ、賞の裏側にあるドラマや村上さん自身の思い出、さらには昨今話題の「AIと創作活動」についての貴重なトークまで、時代を超えて愛される音楽の魅力にあふれたひとときとなりました。
この記事では、中盤4曲について語ったパートを紹介します。


「村上RADIO」



◆Chris Connor「Dear Heart」

1964年もまたもや、ヘンリー・マンシーニさんが涙を呑(の)みます。彼の『ディア・ハート』が、『メリー・ポピンズ』の主題歌「チム・チム・チェリー」に負けちゃったんです。ディズニー映画『メリー・ポピンズ』は映画として大ヒットしたので、好意的な票が集まったのでしょうが、僕の推しは『ディア・ハート』の方だったので、ちょっとがっかりしました。
『ディア・ハート』という映画自体は大したものじゃなくて、本国でもあまり評判にもならなかったし、日本では公開もされませんでした。そのせいで損をしたかもしれませんね。でも良い曲です。『ノルウェイの森』という僕の小説の中にも、この曲をちょこっと登場させたと記憶しています。
マンシーニの作るメロディーって、チャーミングで美しいんだけど、そこにはいつも仄(ほの)かな悲しみのようなものが含まれています。クリス・コナーがボサノヴァのリズムで落選曲『ディア・ハート』を歌います。

◆Astrud Gilberto「Love Theme From "The Sandpiper" (The Shadow Of Your Smile)」
◆Chris Montez「I Will Wait For You」


さて、1965年にはジョニー・マンデルが作った『いそしぎ』が受賞しました。まずは『いそしぎ』の主題曲「The Shadow of Your Smile」を聴いてください。歌うのはアストラッド・ジルベルトです。
「The Shadow of Your Smile」、これは文句ない名曲です。ケチの付けようはありません。しかしミシェル・ルグランが『シェルブールの雨傘』の主題歌「I Will Wait For You(あなたを待っている)」で落選したのは、やはり気の毒でした。とても素敵な曲なんですけどね。そしてまた映画としては、エリザベス・テイラーとリチャード・バートンのカップルが共演した大甘のラブ・ロマンス『いそしぎ』よりは、『シェルブールの雨傘』の方がずっと上だとぼくは個人的に思いますが。
クリス・モンテスが歌います。ミシェル・ルグラン作曲の落選曲「I Will Wait For You」。

◆Rita Reys「Alfie」

1966年のアカデミー主題歌賞はジョン・バリーの作曲した『野生のエルザ』がとりました。「Born Free」、美しいメロディーですね。
でも賢い雌(めす)ライオンがこの受賞を背後からそっと支えているような気がしてなりません。エルザ、素敵でしたものね。
この年、エルザのおかげで受賞を逃したのは、バート・バカラックの名曲『アルフィー』でした。僕はこの『アルフィー』という映画が好きでした。小ぶりだけど味があってね。若き日のマイケル・ケインが調子のいい遊び人、アルフィーをとても魅力的に演じていました。オランダ人のジャズ歌手、リタ・ライスが落選曲「アルフィー」を歌います。

<番組概要>
番組名:村上RADIO~くたばれ、アカデミー賞~
放送日時:9月27日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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