太宰治の孫・石原燃が芥川賞候補に!馳星周、直木賞候補7度目で悲願なるか…?『文学賞メッタ斬り!スペシャル』

先日、第163回(令和2年上半期)芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。

芥川賞は5人中4人が初めての候補に。中でも、作家・津島佑子の娘で、太宰治の孫にあたる石原燃には大注目。直木賞は、馳星周が7回目の候補となり今回の受賞が期待されます。

ラジオ日本では、7月13日(月)、20日(月)ともに25時から26時まで特別番組『文学賞メッタ斬り!スペシャル』を放送します!

『文学賞メッタ斬り!』は、書評家の大森望と豊崎由美が、受賞作、作家、選考委員、また「文学賞」自体も批評するコンセプトで書籍(PARCO出版)とweb(Excite)で2003年にスタートした人気企画。2010年からは舞台をラジオに移し、芥川賞、直木賞の第142回から第162回にわたりラジオ日本で放送してきました(第158回は放送無し)。毎回大きな反響を呼び、ポッドキャストのダウンロード数が100万を超える回もあり、今年も特別番組として放送することが決定!大森望&豊崎由美のおなじみ“メッタ斬り”コンビが「第163回芥川賞・直木賞」もストレートに斬りまくります。

「第163回芥川賞・直木賞」選考会は、7月15日(水)。2日前の7月13日(月)の放送では、「予想編」として本の内容はもちろん、選考委員の好み、傾向、出版社の思惑、出版業界の流れなども含めて、受賞作品を徹底予想!7月20日(月)の放送では、「結果編」として受賞作品が決定したことを踏まえ、大森・豊崎の歯に衣着せない発言で「メッタ斬り」。進行は放送作家の植竹公和。

(写真左から 豊崎由美 植竹公和 大森望)

 

○大森望さん(SF翻訳家、書評家)コメント

芥川賞は、高山羽根子以外の候補者全員が初ノミネート!しかも、そのうち2人は小説デビュー作が候補になっていて、その片方が津島佑子の娘で太宰治の孫にあたる劇作家の石原燃。思い切った新人シフト。
2020年代の芥川賞がここから始まる!みたいな布陣なので、いつも以上に結果が楽しみです。

○豊崎由美さん(書評家)コメント

なんといっても注目すべきは直木賞の馳星周。
1997年にデビュー作『不夜城』で初ノミネートして以来、今回で7回目の候補ですけど、前回(2015年)8年ぶりに候補に挙げられ撃沈した結果が今でも直木賞残酷史のひとつとして心に残っています。
それから5年後の今回こそ、のはずなのですが……どうなることか。
わたしはケモノバカなので、今回の犬バカ小説を応援しています。

 

【第163回芥川賞・直木賞候補作品】(敬称略、50音順)
◇芥川賞候補作品
・石原燃「赤い砂を蹴る」
・岡本学「アウア・エイジ (Our Age)」
・高山羽根子「首里の馬」
・遠野遥「破局」
・三木三奈「アキちゃん」

◇直木賞候補作品
・伊吹有喜「雲を紡ぐ」
・今村翔吾「じんかん」
・澤田瞳子「能楽ものがたり 稚児桜」
・遠田潤子「銀花の蔵」
・馳星周「少年と犬」

 

【番組概要】
◇番組名
第163回芥川賞、直木賞を徹底予想!
特別番組 『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル』

◇OA日時
「予想編」 7月13日(月)25時00分~26時00分
「結果編」 7月20日(月)25時00分~26時00分

◇出演
大森望(書評家、SF翻訳家)
豊崎由美(書評家)
進行・植竹公和(放送作家)

 

 

大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル
放送局:ラジオ日本
放送日時:2020年7月20日 月曜日 25時00分~26時00分
出演者:大森望(書評家、SF翻訳家) 、豊崎由美(書評家) 、進行・植竹公和(放送作家)
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

菅井友香、大阪でのファンミーティングを振り返りファンへの感謝を伝える!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』でパーソナリティの菅井友香が大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について振り返りファンへの感謝や、見に来てくれた家族について語った。

「ありがたいと改めて実感した時間でした」-

3月16日に大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について、改めて菅井が振り返った。東京では、1回目でビンゴになってしまうというハプニングもあったが、大阪ではそんなこともなく無事に終わったという。大阪ということもあり、『競馬BEAT』(関西テレビ・西日本ネット)を見てからファンになったという人も来てくれて嬉しかったと語った。

また、イベント終了後の打ち上げの際、スタッフから「菅井さんのファンはあたたかい」と言われたそうで、会場限定の缶バッジが全て完売した際に会場で拍手が沸き起こったり、景品以上にビンゴが出てしまった際にもお互いに譲り合ったりとなんて優しいんだろうと感動したという。

また、菅井の母は東京公演に。父は大阪公演に観覧しに来たそうで、母は菅井に気が付かずに素通りしたり、父は恥ずかしがってお見送りもお渡し会にも参加せずに帰ってしまったと両親からの応援について嬉しそうに語った。

最後に菅井はファンミーティングについて「ミーティングで皆さんにお会いできて、久しぶりの方も初めましての方も、こうして応援していただけてありがたいと改めて実感した時間でした」とファンへの感謝で締めくくった

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