堀江謙一が来春、88歳で太平洋横断挑戦を表明 辛坊治郎が自身の経験と覚悟言及

辛坊治郎

辛坊治郎が8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。海洋冒険家の堀江謙一(88)が来春、単独無寄港で太平洋を横断に挑むと表明したことを受け、自身が横断した際のエピソードを披露。盲腸になった場合、「最悪の時は、腹をかっさばくつもりで行った。そのくらいのリスクは当然考える」と経験者ならではのリアルな覚悟を明かした。

海洋冒険家の堀江謙一が8日記者会見し、来春、単独無寄港で太平洋横断に挑戦すると表明した。堀江は2022年に世界最高齢の83歳で太平洋横断を達成しており、自身の記録更新を目指すという。

この報道を受け、自身も太平洋横断に2度チャレンジし、2021年に往復を達成した辛坊は「何がすごいって、太平洋ってどうやったって、セーリングで横断しようとすると、どれだけ風が良くても2か月は最低かかる。そうすると、2か月の間に高齢になればなるほど、心筋梗塞や脳卒中など色んなリスクが出てきます。そのリスクの方が、実は(横断自体よりも)大きいくらい……正直言うと」、「病院に通えない、そういう隔離状態で2か月間、海の上にひとりでいることのリスクというのが、年を経るごとに高くなっていく」と言及。

辛坊が全盲海洋冒険家の岩本光弘と2013年に太平洋横断にチャレンジした際は「どっちかが盲腸になった時には、手術する道具まで持って行っていた。盲腸は薬で散らす方法もなくはないが、散らし損なったら終わり」、「最悪の時は、腹をかっさばくつもりで行った。そのくらいのリスクは当然考える」と経験者ならではのリアルな覚悟とリスクを明かした。

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辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!
放送局:ニッポン放送
放送日時:2026年9月8日 火曜日 15時30分~17時30分
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※放送情報は変更となる場合があります。

「バスの運転士」の一言が、10年前の記憶を呼び覚ました―ラジオが結んだ、不思議な再会

先日、ニッポン放送では『上柳昌彦 あさぼらけ スペシャル ~あけの語りびと~』をお送りしました。実は8人の方を取材させていただいたのですが、皆さんのお話が、どれもドラマがあって、ご紹介しきれませんでした。

※イメージ画像

そこで、ご紹介できなかった4人の方を、4週にわたって、『あけの語りびと』でお届けしています。今週は3人目の方です。不思議なご縁で繋がるラジオネーム「すみちゃん」の物語です。

7月28日に発生した「令和8年熊本地震」。その翌日は水曜日だったので、いつもの『あけの語りびと』は、急遽お休みして、熊本からメールを送ってくださったリスナーさんに電話をつなぎました。

実はその方、10年前にもお話を伺っていたんですが、いただいたメールでは、同じ方だと分からなかったんです。お話の中で、『10年前、バスの運転士だった…』と聞いた瞬間、「あっ、あの時の!」

私の脳裏に、10年前の記憶が、鮮明に蘇ってきたんです。不思議なものですね。「バスの運転士」という言葉が、10年の時を経て、私の記憶の引き出しを開いてくれたんです。

熊本市にお住まいのラジオネーム「すみちゃん」は、50歳です。ラジオを聞くようになったのは、中学三年生の冬。受験前にインフルエンザで寝込んだ時、枕元で聞いたラジオが、とても面白かった。それが、ラジオとの出会いでした。

当時、熊本ではニッポン放送が聞けなかったので、窓際にラジオを置いて、向きを傾けたりして、雑音の中、聞いていたそうです。

「そうそう、上柳さんの声を初めて聞いたのは私が高校二年の時でしたね。こちらのローカル番組が始まる前の、夜7時10分から20分だけ、熊本放送(RKKラジオ)で、『花の係長 ヨッ!お疲れさん』がネットされていたんです。東京のラジオ局は、めちゃくちゃ面白い!と思って聞いていましたよ」

高校へ通う電車の中でもポケットラジオで聞くほど、ラジオ好きになったすみちゃんは、大学を卒業すると教員免許を取り、中学校の「技術」の教師になりました。本棚を作る木材加工や、電子製品のはんだ付けなどを教えていたそうです。

しかし、教師の仕事は勤務時間が長く、生徒や保護者への対応など、さまざまなことが重なり、別の道を考えるようになります。

子どもの頃から乗り物が大好きだったすみちゃんは、36歳のとき、市内バスの運転士になりました。始発バスを担当する日は、朝5時過ぎには発車前の点検作業を始めます。

「朝早く起きるのは、やっぱりつらいんです。眠い目をこすってラジオをつけると、あれ?上柳さんの声が流れてきたんです。『あ、うえちゃんの番組が始まったんだ!』と、朝の楽しみが生まれましたね」

ところが、番組スタートから3週間後、2016年4月14日夜9時26分、熊本地震が発生しました。その夜、地震の様子をメールで知らせてくださったすみちゃんに、翌朝、スタジオから電話をつないだんですね。

あの電話から10年が経った今、バスの運転士さんをされていないと伺って、どうされたのか、ちょっと気になって、お話を伺うと、体調を崩されたとのこと…。検査を受けると腎臓の機能が低下していて、今は週に3回の透析を受けています。昼間の仕事は難しくなって、夜、ガソリンスタンドの事務をされています。そこでは、ラジオが聞けます。

オールナイトニッポンから「あさぼらけ」へ…「明け方、ラジオから、うえちゃんの声が流れてくると、ああ、そろそろ今日も仕事が終わりだなぁ、って思うんですよ。今は、ラジオから聞こえてくる、うえちゃんの声が、ホッとする一日の締めくくりになっています」

ラジオネーム「すみちゃん」、今朝もお仕事、お疲れ様です!

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