「太平洋」と「大西洋」で、“たい”の漢字が違う理由

『太平洋』と『大西洋』の漢字ですが、同じ“たい”という読み方でも、『太平洋』は『太』、『大西洋』は『大』と書きます。『太平洋』という名前は、冒険家のマゼランさんが“平和で穏やかな海”という意味を込めて、『Pacific Ocean』と名付けました。

『Pacific』には、世の中が穏やかなことを表す『太平』の意味もあります。そこで『Pacific Ocean』を日本語に訳すときに『太平』が使われて、『太平洋』になりました。

『大西洋』は英語で『Atlantic Ocean』です。しかし、この名前はギリシャ神話の巨人の神様、『アトラス』から“アトラスの海”、または伝説上の王国『アトランティス』から、“アトランティスの海”が語源とされています。

17世紀、イタリア人の宣教師、マテオ・リッチさんが現在の中国を訪れた際、漢字による世界地図を作りました。ところが『Atlantic Ocean』を漢字で表すのが、とても難しかったそうです。

さらに“アトラスの海”や“アトランティスの海”という意味は中国の人たちに分かりづらいこともあって、“ヨーロッパ大陸の西にある大きな海”という意味で、『大西洋』と表しました。

読み方は同じ“たい”でも、太平洋の「太」は“穏やかな”という意味で、大西洋の「大」は“大きい”という意味ですので、それぞれ漢字が異なります。

 

■杏樹の感想

「海は広いな大きいな…」と、子どものころから何気なく歌っていましたが、今回その大きさを改めて実感しました。海はすべての生き物の母とも言われています。そんな海がいつまでもキレイで、これからもたくさんの生き物が暮らして行けるようになって欲しい…と思います。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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高山一実、葬儀会社で働く人に話を聞く!

3月30日の「おとなりさん」(文化放送)は、葬儀会社、横浜セレモ株式会社の執行役員・営業本部長の加藤芳俊さんに出演いただき、葬儀会社のお仕事について話を聞いた。

高山一実「加藤さんが働かれている横浜セレモはどんな会社ですか?」

加藤芳俊「葬儀社というと、一括りになってしまうんですけど、万が一の時にお手伝いするのはもちろんなんですけど、専門職が強いものですから、お困りごとに関してアドバイスをしたりですとか、そういったところでやってる会社になります。通常の皆さんが想像する葬儀社で間違いないかと思います」

文化放送・山田弥希寿アナ「具体的にどんなお仕事をやってることが多いですか?」

加藤「基本的には、万が一のことがあったらお迎えに上がって、葬儀の黒子役といいますか、その方の人生の最後のセレモニーをお手伝いさせていただいてます。それを機に、ご家族の方や残された人のお困りごとにアドバイスしていく。というのが、大まかな流れになります」

山田「葬儀以外にもいろんなイベントを開催しているそうですね」

加藤「例えば、地元の市場で野菜・果物を仕入れて、ちょっとお安くして朝市をやっています。あとは、バスを自社で持ってますので、老人会とかで買い物に行きたい方にバスを提供してみんなでスーパーで買い物に行くこともやってます」

高山「横浜って、都会なので地域のコミュニティみたいなものはあまりないと思ってたんですけど、あるんですね」

山田「地域の人のリアクションはいかがですか?」

加藤「やっぱり喜んでいただいてますね。私どもの仕事って暗いイメージがあると思うんですけど、だからこそ皆さんの笑顔を見るのが我々の活力になってる部分はありますね」

高山「素敵ですね」

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