理解できない韓国政府の意図~徴用工訴訟で韓国裁判所が公示送達

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月5日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。いわゆる徴用工訴訟で韓国最高裁が新日鉄住金(現・日本製鉄)に賠償を命じた問題で、韓国の大邱地裁浦項支部が日本製鉄への財産差し押さえ命令の「公示送達」を決めたとする報道について解説した。

三菱重工本社を訪問した元徴用工訴訟の原告側代理人弁護士(右)ら=2019年2月15日午後、東京・丸の内 ©産経新聞社

徴用工訴訟~韓国の大邱地裁浦項支部が日本製鉄への財産差し押さえ命令の「公示送達」を決定

公示送達とは、裁判所のWEBサイトで訴訟関連書類を一定期間公示し、当事者に伝達されたとみなす手続きのことを言う裁判用語である。いわゆる元徴用工訴訟で賠償を命じられた新日鉄住金(現日本製鉄)の韓国内の資産、株式が差し押さえられた問題で、大邱地方裁判所浦項支部が差し押さえ命令決定を日本製鉄側に知らせる「公示送達」の手続きを行っていたことが、3日にわかった。この訴訟をめぐっては、公示送達の手続きが取られたのは初めて。菅官房長官は4日の会見のなかで、「差し押さえ資産の現金化は深刻な状況を招くため、避けなくてはならない」と警告している。

飯田)国を跨いでの裁判になりますので、国の機関を通して書類を送ろうとしたら、「うちではこれは受け取れません」ということになったので、「では張り出しておきます」というのがこの手続きだそうです。

ソウルの韓国大統領府で新年の辞を発表する文在寅大統領(韓国・ソウル)EPA=2020年01月07日 ©時事通信社

現金化が動き始めたら日韓関係は決定的なものになる

宮家)決めたのは韓国の地方裁判所ですが、これによって手続きが進むということですから、韓国側はこれを続けるということでしょうね。いちばん上の上級審が言っているわけだから、仕方がないのかも知れないけれど、これは日本にとって大変なことです。もし、本当に現金化が動き始めたら、それはレッドラインだと思います。多くの日本の方もそう思うでしょう。状況が決定的なものになって、日韓関係が元に戻らなくなってしまう可能性が高いと思います。

15日、韓国総選挙で当選確実となり、花束を手にする与党「共に民主党」の李洛淵前首相=2020年4月15日 ソウル(共同) ©共同通信社

韓国政府の外交政策は変わりつつある

宮家)韓国では総選挙があって、与党が予想以上に圧勝した。考え方は2つあって、仮に大負けすれば「これは支持率を挽回しなくてはならない」となり、日本に厳しくなるだろう。逆に、勝って政権に余裕があるなら、無茶する必要はないということになるのだろうと思っていました。けれども、今回は総選挙で与党が勝った上に現金化を進める、止める気がまったくないということになると、これはもう、韓国の外交政策が変わり始めたのだな、と実感します。

2018年11月29日、ソウルの韓国最高裁に向かう三菱重工業への賠償を求めた韓国人女性ら=©時事通信

日韓基本条約と日韓請求権協定によって解決済のこと

飯田)この話が出て来たときにも言われていましたけれども、1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定によって、もうすでに戦時中の賠償というもの…あそこは日本国であったわけなので賠償ではないのですが、それに関しては解決しているのです。

宮家)問題解決をしたということです。そうでなかったら、1965年からの日韓関係というのは成り立たないわけです。韓半島を併合したのですから、過去には問題があった。しかし、それをアメリカも水面下で努力して、日韓でまとめたのが1965年の合意です。これに韓国の一部の人たちは文句を言っていたかも知れないけれども、国家が約束したことですから国際法上の拘束力があるわけなので、それを韓国政府は守らないといけないのです。ところが、何とそれを、途中でひっくり返すのですよ、韓国は。

飯田)「最高裁が言ったから従うしかない」というようなことになっています。

宮家)最高裁が言っているということは百歩譲ってわかる。だけど、韓国も三権分立の民主主義の国でしょう、あなたたち政府は行政権でしょう。だったら行政権の長として「そうは言っても、国際法があります。従って、行政の立場からするとそれはできません」と司法府に言うべきなのです。言わなかったら、国際的に信用はゼロになりますよ。ところがそれをやらないのです、いまの韓国は。こうなると、「どうつき合っていいかわからない」という気持ちが出るのは当然だと思います。

飯田)日本としてはもう、「こんなことは受け入れられない」と言うしかない。

宮家)しかも、韓国がゴールポストを動かすということは、これが初めてではありません。慰安婦のときもそうです。「解決する気はないのね、どうやってあなたたちと話したらいいの?」という気持ちが深まるだけで、まったく生産的ではないと思います。

「お客さんの顔が約20cmの距離で漫才を…」ますだおかだが30年以上前に出演したラジオ番組の思い出を語る

お笑いコンビ・ますだおかだ(増田英彦、岡田圭右)がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「サントリーウエルネス presents ますだおかだのココキク!〜心に効くかもしれない話〜」。リスナーから届いた心温まる話や悩み、失敗談など人生のいろいろな壁や転機に、ますだおかだの2人が寄り添い、応えながらリスナーと共感し、ヒントを見つけていきます。

番組では、10月24日(土)と31日(土)の2週にわたり、10月18日に東京・渋谷区立宮下公園の芝生ひろばでおこなわれた「TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2026」での公開収録の模様をオンエア! 本記事では、24日放送分の内容を紹介します。


パーソナリティのますだおかだ(左から:岡田圭右、増田英彦)


◆「ココキク!」公開収録の模様をオンエア!

快晴で日差しが照りつけるなか、公開収録の会場となった渋谷区立宮下公園の芝生ひろばには、多くのリスナーが集まりました。パーソナリティのますだおかだが登場し、会場から大きな拍手と歓声で迎えられるなか、増田が早々に「大丈夫ですか? 何人か倒れてません?」と笑いを誘います。

さらに、「座ったほうがラクやったら座ります? なんやったら寝転びます?」と冗談交じりに声をかけると、岡田が「寝転ばんでもええねん。横になると、横のお客さんと膝枕みたいになってまう」とツッコミを入れ、冒頭から2人の軽妙な掛け合いで、会場は笑いに包まれます。


公開収録の様子


◆「スペイン坂スタジオ」でのほろ苦い思い出

続いて、渋谷でのイベントにちなみ、ますだおかだの2人も訪れたことがある「TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオ」(以下、スペイン坂スタジオ)の思い出を語ります。2人が初めてTOKYO FMの番組にゲスト出演したのは、デビュー2年目の32年前のこと。スペイン坂スタジオはガラス張りで、外からスタジオ内を見られる造りになっていました。

そのスタジオで、2人はガラス越しにスタジオをのぞく観客に向けて漫才を披露したそうで、「お客さんの顔が、ガラス越しで約20cmのなかで漫才するんですよ(笑)。しかも、こっちの声は外に聞こえているんですけど、外からの笑い声は聞こえなかった」と増田が当時の状況を説明します。

続けて、「しかも、僕の前にいるおっちゃんが全然笑わなかったんです。そのときのおっちゃんが、あの方ということで……」と観客に語りかけ、会場から笑いが起こります。


パーソナリティのますだおかだ・増田英彦


◆リスナーメッセージを紹介!

番組中盤では、10月のマンスリーテーマ「私のA面B面」に寄せられたリスナーからのメッセージを紹介しました。そのなかで、「A面は普通の大学生で、B面は“親父”です。父と毎日晩酌をして、スルメ食べながら父が語る会社の愚痴を聞くのが最高です」といったエピソードを取り上げると、2人とも「ええ子やな~」と顔をほころばせます。

そこから話題は、それぞれの父との思い出話に。岡田の父はお酒好きだったそうで、増田が「岡田さんの実家が駄菓子屋さんで、子どもがいっぱい来てるなか、奥のほうで飲んではったな」と当時を振り返ると、岡田もうなずきつつ「俺と違って親父は口数が少なかったから、ほぼそんな会話してへん」と明かします。また、増田の父も無口でお酒を飲まない人らしく、父と酒を酌み交わした思い出がないと言います。

そんななか、岡田が「たまに、父と息子で酒を飲むエピソードとか、よく聞くやん。あんなん最高やと思うで」としみじみ語ると、増田も「酒を飲まない人も、とりあえず、『20歳になったら居酒屋さんに行こう』って、子どもが小さい頃から約束しておくほうがええかもしらんな。ちょっと勉強になったわ」と新たな気づきを得た様子でした。

◆NHKではハリセンが使えない!?

「ふつおた」のコーナーでは、リスナーのメッセージをきっかけに、岡田がハリセンを使ったツッコミにまつわるエピソードを披露。「後輩のアメリカザリガニ・柳原(哲也)は、大喜利のコーナーがあったら大きいハリセンを持つねんけど、NHKでは『ハリセンで人の頭を叩くのをちょっとやめてください』と。NHKは、もうハリセンを使ったらあかんねん」と語り、増田や観客を驚かせます。

さらに岡田は、「その結果、柳原は小さいハリセンを用意して、自分の膝を叩いてた(笑)。そんな寂しいことあるか?」と苦笑。かつては定番だったハリセンを使ったツッコミも、時代とともに変わりつつあることを嘆きます。


パーソナリティのますだおかだ・岡田圭右


そして、エンディングでは、長年ともに活動してきたからこその2人だけで話すことへの照れくささや、隣で何度も聞いてきた「相方の鉄板エピソード」の裏話も飛び出し、終始笑いに包まれたイベントとなりました。


公開収録の様子



----------------------------------------------------
この日の放送をradikoタイムフリーで聴く
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:サントリーウエルネス presents ますだおかだのココキク!〜心に効くかもしれない話〜
放送日時:毎週土曜 11:00~11:25
パーソナリティ:ますだおかだ(増田英彦、岡田圭右)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/masuoka/
番組公式X:@kokokiku_tfm

Facebook

ページトップへ