柳亭小痴楽~二ツ目集団ユニット「成金」が教えてくれたこと

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に落語家の柳亭小痴楽が出演。二ツ目の若手落語家と講談師11人によって結成したユニット「成金」について語った。

柳亭小痴楽

黒木)今週のゲストは柳亭小痴楽さんです。去年(2019年)、真打に昇進された小痴楽さんを有名にさせたのが、若手落語家と講談師11人で構成されたユニット「成金」だそうですが、この「成金」についてお聞かせください。

柳亭)前座修行で4年間、休みなしで通い詰めて修行をするのですが、同じ修行をすると仲間意識が強くなります。私がいちばん上で、その下は3年くらい離れていますが、前座修行を共にした11人で結成したユニットです。仲がよくて、プライベートでも飲みに行く上に、お互いの芸も好き合っているのです。芸が全然違うからいいのですね。神田伯山(当時・松之丞)と桂伸衛門の2人が飲んでいるとき、「一緒にやりたい」と言ったことがきっかけでつくりました。毎日のように11人で集まって、どのようなことをやるのか話し合いました。月イチにするのか、毎週にするのか。「毎週でないとお客さんは定着しないだろう」とか、「毎週なんて、めんどくさいだろう」などと意見し合って。名前も「成金」だから、生意気ではないですか。私はいまだに反対しているのですが。いまはこのユニットも解散しています。

黒木)「どなたかが真打になったら解散」ということだったのですよね。

柳亭)それを最初に決めていたので、終わっているのですが、終わったいまでもこの名前には反対しています。生意気だから。

黒木)どなたがネーミングしたのですか?

柳亭)昔昔亭A太郎です。いろいろな言い訳をつくりました。毎週金曜日にやっていたので、「金曜日に成り上がろうという意味です」とか、「将棋で言えば、自分たちはまだ歩兵だから、金になる“成金”ね」とか。後付けで名前の理由をいろいろつくって、なるべく生意気にならないようにしました。でも、楽しかったですね。5~6年くらいやりました。最初の年は、お客さんが30人も入ればいっぱいになるような、小さなCD屋さんでやっていました。それでも10人しか入らなかったですね。年末には大きくやろうということで、3部制にして、メンバーにそれぞれゲストを1人ずつ呼んでもらってやったのです。歌丸師匠、小遊三師匠、昇太師匠という、落語芸術協会の大幹部3人に声をかけて、「出てください」と言ったら出てくれました。その翌年から、お客さんが一気に増えました。お三方が「奴らを可愛がってやってください」と言ってくださったので、お客さんも信用して来てくれたのでしょう。

黒木)そして、次にやったのが「大成金」ですか。これはいまでもやっているのですよね。

柳亭)どんどん生意気になって行きます。

黒木)みんなそれぞれの個性が好きで、信頼し合っている11人という、とてもいいユニットだったのですね。

柳亭)「切磋琢磨」という言葉がありますが、そんな感じですかね。芸歴は私がいちばん上ですが、年齢はいちばん下なのですよ。後輩に17歳上がいたりして、いろいろな意味でトントンでした。「あのセリフをやるなら、こっちの方がよくないですか?」などと言い合ってくれました。

黒木)普通だと、あり得ないですよね。

柳亭)11人のなかで、いちばん影響を受けて伸びたのは私だと思います。枕もつくれない、落語も教わったことしかできなかったのが、ふざけられるようになったのは、あの人たちのおかげです。伯山さんがお客さんをたくさん呼んでくれて、私では呼べないような、700人ほど入る大きな小屋でやったりもしました。そこで松之丞(伯山)が、「アニさん、これは僕の客じゃないですから、香盤ですから。アニさんが先輩なので、トリで行きましょう」と言うのですよ。「意地悪だなあ、お前」と言いながら、私がトリをやりました。松之丞が「ワッ」と盛り上げた後の、トリのプレッシャーと闘いました。誰も私を求めていない700人の前で、「頑張らなきゃ」という経験をもらって、いい勉強になりましたね。

黒木)そのときのモチベーションは何だったのですか?

柳亭)出番だからやるけれど、「降りたら松之丞を殴ろう」という気持ちで頑張りました。でも終わったら、松之丞は先に帰っていたのですよ(笑)。

柳亭小痴楽

柳亭小痴楽(りゅうてい・こちらく)/落語家

■1988年12月、5代目・柳亭痴楽の次男として誕生。本名:沢辺勇仁郎。
■2005年10月、16才のとき、入門を申し出た途端に父が病に伏したため、2代目・桂平治(現:桂文治 )へ入門。「桂ち太郎」で初高座。
■2008年6月、父(痴楽)の門下に移り「柳亭ち太郎」と改める。
■2009年9月、父(痴楽)の没後、父の弟弟子・柳亭楽輔の門下へ。
■2009年11月、二ツ目昇進を期に「3代目 柳亭小痴楽」を襲名。その後、二ツ目の若手落語家と講談師11人によるユニット「成金」を結成。メンバーには講談師の6代目 神田伯山ほか、昔昔亭A太郎・瀧川鯉八など。
■2011年2月、「第22回 北とぴあ若手落語家競演会」奨励賞を受賞。
■2015年、2016年と2年連続「NHK 新人落語大賞」ファイナリスト。
■2019年9月、真打に昇進。同時に6代目・柳亭痴楽襲名の話もあったが襲名せず。
■ユニット「成金」については、メンバーの誰かが真打になったときに終了するとされていて、小痴楽の真打昇進前日の2019年9月20日に終了。全メンバーが出演する年末開催の「大成金」は継続。

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乃木坂46賀喜遥香「本当に太陽みたいな人」坂道選抜で櫻坂46山﨑天とのシンメに歓喜&大緊張!?

乃木坂46の賀喜遥香がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 乃木坂LOCKS!」(毎週木曜23:08頃~)。10月8日(木)の放送では、遥香先生も参加している坂道選抜が歌う楽曲「Audition」について語った模様を紹介します。


乃木坂46の賀喜遥香


<生徒(リスナー)からのメッセージ>
「青葉坂46のオーディションテーマソング『Audition』のMVが公開されましたね! 3つの坂道で衣装が違って、どのグループにも似合っているなと思いました。また『遥香先生と天ちゃん先生のシンメ良すぎない!?』ってなりました。2人とも高身長で、声の相性もめっちゃ良くないですか!? お2人で歌っているところを何回も聴いてしまいますし、MVで遥香先生が映るたびに『カワイイ~!!』ってなっていました。『Audition』のMV撮影の裏側やエピソードなどがあったら聞きたいです!」(滋賀県 28歳)

◆素敵なMVができあがりました!

賀喜:私たち乃木坂46と櫻坂46さん、日向坂46さんの3つの坂道のなかから選ばれた15人の坂道選抜が歌っている、青葉坂46のオーディションテーマソング「Audition」のMVが公開されたんですよ。

すごいこだわりの詰まったMVで、よく見たら衣装が違うんです! それぞれの坂道のイメージに合わせて衣装さんが作ってくださって、それがうれしかったんですよね。「乃木坂46ってこうなんだ!」みたいな、改めて自分たちの個性を感じることができて楽しかった。


乃木坂46の賀喜遥香


賀喜:こちらの楽曲は15人で歌っているんですけど、センターが私たち乃木坂46の“にゃん”ですね、井上和先生です! ほかにも、乃木坂46から5人が代表して選ばれたので、「乃木坂46を一身に背負って頑張ろう!」という気持ちもあります。

乃木坂46から坂道グループが始まって、そこからどんどん新しい坂道が生まれていって、今の三坂ができあがっているので……。だから、フロントメンバーも各坂道から1人ずつなんですね。(日向坂46の)小坂菜緒さんと(櫻坂46の)森田ひかるちゃん、そして、井上和ちゃん。そう考えると、最初に生まれた乃木坂46が責任を持ってというか、センターに立ってこの歌を歌うことに意味があるんだろうなと思って。

多分、井上和ちゃんからするとものすごくプレッシャーだし、アイドル歴も、両サイドのお2人のほうが和ちゃんより長かったりするから、すごい葛藤もあったと思うんだけど、にゃんはすごく堂々と立ってくれていて、私たちからしたら誇りだったね。それも和に直接言った(笑)!

「私は、和がここに立っていることに意味があると思うからさ。だから、ありがとう!」って言ったら、和も「そんなそんな……」とか言っていたけど(笑)。本当にありがとうだったの!


乃木坂46の賀喜遥香


賀喜:私の隣には(日向坂46の)正源司陽子さんがいらっしゃって、シンメが(櫻坂46の)山﨑天ちゃんだったから、「私、天ちゃんとシンメだ!」と思って! それこそ、坂道合同オーディションのときに天ちゃんも一緒だったから、うれしいなと思っていたんですけど、私は緊張しいですし、なかなか自分から声をかけることができないんです。

だけど、「Audition」のMVのダンスの振り入れというか、リハーサルみたいな日があって、そのときに天ちゃんが……もう本当に太陽みたいな人なんです! 温かくて眩しくて。それで、私と2人で踊る振り付けがあったときに、天ちゃんが肩を組んできてくれて、「かっきー! シンメうれしいよ~!」みたいな、すごく明るく声をかけてくれたの!

肩をガシーッて揺らしながら「これが最初で最後のシンメかもしれないし、うれしいよね~!」みたいなことを笑顔で言ってくれたの。なのに、私は挙動不審になりすぎて、緊張しすぎて、天ちゃんに肩を持たれて揺らされながら、「はい、すごくプレッシャーです……」って(笑)。そうしたら、天ちゃんが「えー! 嘘!? なんでよ!」みたいな(笑)。

それを後悔しているんです。私も「天ちゃんとのシンメうれしいよー!」みたいな感じでいけば良かったのに、緊張しすぎて「ありがとうございます……」みたいになっちゃったから(笑)。だけど、天ちゃんが場を明るくしてくれたし、振り付けもみんなで揃って頑張って、すごく素敵なMVができあがりました!

自分もオーディションを受けた身なので、オーディションを受けるときの不安とか緊張とか、そういう気持ちは今でも忘れられないくらい覚えています。だから、青葉坂46のオーディションを受ける方々の気持ちが少しでも軽くなったらいいなとか、「オーディションを受けてみよう!」と思ってもらえるきっかけというか、背中を押せる曲、MVになっていたらいいなと思っています!



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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:アンジー校長(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)、たんぼ教頭(溝上たんぼ)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
番組公式X:@sol_info

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