落合恵子~「あなたを生きられるのは、あなたしかいない」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、作家で児童書籍専門店「クレヨンハウス」主宰の落合恵子が出演。これまでの「クレヨンハウス」について、また今後の活動について語った。

落合恵子

黒木)今週のゲストは、作家で子どもの本の専門店「クレヨンハウス」を主宰している落合恵子さんです。今年(2020年)6月に第55回ENEOS児童文化賞を受賞された落合さんですが、「クレヨンハウス」の活動は45周年を迎えます。これまでの活動を振り返っていかがですか?

落合)「子どもに教えてもらって来た」ということが大きいですね。大人は子どもに教える側だと思ってしまうときがあるではないですか。私も大学の教師をしていたので、どうしても若い人を見ると、「こちらが教える側」となってしまうことがあったのですが、子どもはいろいろなことを教えてくれるのです。驚くこと、道端の草1本について。あるいは、その1本に止まっているテントウムシについて。子どもから教えてもらったことはたくさんあります。「いろいろ学ばせていただいてありがとう」という気持ちです。

黒木)「クレヨンハウス」の活動でいろいろなことがおありになったと思うのですが、印象に残っていることは何ですか?

落合)夏のオーガニックの野菜があるではないですか。ある子どもが、うちの夏のオーガニックの野菜を見て、「カットされていない野菜を見た」と感動していたのです。いつもはスーパーでカットされた野菜を見ているのですって。来年(2021年)はきちんとトマトを育てて、ナスを実らせて、その子たちに見せたいと思っています。このように、嬉しいことはたくさんありますね。

黒木)そうなのですね。

落合)お好きな本を見に来られるお年寄りのなかには、「自分は、本当は絵本作家になりたかった。ずっと夢見て来たのだけれど、親父の跡を継がなくてはいけなくて」という方もいます。「長男だったから、全部諦めて生きて来た。75歳になったので、もう自由になった。これから絶対に1冊絵本を描くから」とおっしゃるのです。私は待っているのですよ。

黒木)描いて欲しいですね。

落合)本当に。実際の人生は、なかなか夢が叶わないケースもたくさんあると思いますが、70数年かけた夢として、1冊の絵本ができるということは素敵だと思いますね。

黒木)本当に楽しみですね。これからの「クレヨンハウス」はどのようにしたいですか?

落合)おそらく私は、そのときこれをやりたいと思ったら、やってしまうと思うのです。いつも、いま目の前にあるもので、最も関心のあることをやりたいと思いますから、いろいろなテーマをきっとやって行くのだと思います。もう1つ、私は若いときに編集者になりたかった。その夢をいまようやく叶えられています。それはものすごく楽しい。自分の本をつくるよりはるかに楽しくて、これはずっとやって行きたいと思いますね。

黒木)欲しいものがあったらやってしまうと。

落合)どうしても欲しいものがなかったら、「つくる」ということになるかも知れません。私の好きな言葉に「I can’t live your life」という言葉があります。そのまま訳せば、「私はあなたを生きられません」ということですが、少し深めると、「あなたを生きられるのはあなたしかいない」という意味になります。1人ひとりの子ども、それもその子どもの人種や、親の仕事、あるいは親がいるとかいないとか、そんなことにまったく関わりないところで、その子がその子として生きて行ってもらえたら嬉しいと心から思います。

落合恵子

落合恵子(おちあい・けいこ)/作家・クレヨンハウス主宰

■1945年、栃木県宇都宮市生まれ。
■1967年、文化放送にアナウンサーとして入社。「セイ!ヤング」「こんばんは、落合恵子です」などでパーソナリティを担当。
■1974年に文化放送を退社。本格的な文筆活動を開始。
■海外取材で子供の本の専門店を見たのがきっかけで、1976年、本をはさんで大人と子どもが向かい合う場として児童書籍専門店「クレヨンハウス」を開設。
■東京都渋谷区神宮前に開店。1986年に港区北青山へ移転。約5万冊の児童書、オーガニックレストラン、子どもと大人の本のフロア、安全安心な玩具、女性の本やオーガニックな生活必需品などを扱う。
■1991年には大阪府吹田市に「クレヨンハウス・大阪店」をオープン。
■クレヨンハウスが絵本や児童書を月に1度届けるサービス「絵本の本棚」も人気。
■その他、総合育児雑誌『月刊クーヨン』、オーガニックマガジン『いいね』の発行人も務め、絵本の刊行や翻訳も多数手がける。
■近著に『泣きかたをわすれていた』『明るい覚悟』などがある。
■2020年、第55回ENEOS児童文化賞を受賞。

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FM802『802 RADIO MASTERS』内「MUSIC MATE」10/14(水)は台湾のMUSIC MATEが登場!

中島ヒロトがDJを担当しているFM802のラジオ番組『802 RADIO MASTERS』では、毎週水曜 17:00〜17:10 にて『MUSIC MATE』をお届けしています。
EXPO 2025 大阪・関西万博の開催により、国内外のヒト、モノ、カルチャーの交差が一層活発となったここ大阪。そんな大阪のMUSIC STATION FM802が、各国/地域のMUSIC STATIONと連携し、その国のカルチャーや音楽を共有するというコーナーです。
毎週さまざまな国/地域のラジオ局で働く音楽を愛する仲間=MUSIC MATE が、現地の最新音楽情報を届けてくれます!

●10/14(水)の放送では、「台湾」のMUSIC MATEが登場!

台湾のMUSIC STATION「HIT FM」のDJ Erinから現地の最新情報が届きました。

●DJ Erinは、毎週月曜から金曜の14:00〜16:00の番組を担当されています。

愛称は、Relax DJ、とのこと。

●そんなDJ Erinに、身の回りの最新ニュースについて伺うと…

現在、Hit Fmにとって最も大きなイベントの一つが「第61回 金鐘奨(Golden Bell Awards)」です。授賞式は10月17日にTMA Music Centerで開催されます。
今年、Hit Fmの期間限定番組『Let’s Go 台中!』が「社会コミュニティ番組賞」にノミネートされました! この番組は、台湾中部の魅力的なイベントやスポットをリスナーに紹介するプログラムです。リスナーの皆さんに楽しんでいただけたことを嬉しく思っていますし、審査員の方々にも気に入っていただけることを願っています。ぜひ健闘を祈っていてください!とのこと。

【DJ中島ヒロト】
もちろん受賞することを祈っていますー!

●さらに、台湾の最新エンタメニュースについて伺うと…

今、台湾で最も熱い音楽の話題といえば、この10月に目白押しの「コンサートラッシュ」です。北部から南部まで、台湾全土で大型ライヴが目白押しとなっています。
BIGBANGが10月9日〜11日の3日間にわたり台北ドームで公演を行ったばかりで、来年には高雄での追加公演のために再び台湾を訪れる予定です!また、優里も10月9日・10日に台北アリーナで2公演を開催しました。
そして、この熱いラインナップは毎週続いていきます。10月31日には藤井風が高雄でパフォーマンスを披露する予定で、台湾のファンは今から本当に楽しみにしています!とのこと。

【DJ中島ヒロト】
台湾の皆さんが待っていてくれているということが嬉しいです!

●そして最後にFM802リスナーにオススメしたい、台湾のアーティストを教えてくれました!

アーティスト:理想混蛋(読み方:リーシャンフンダン)

彼らはこれまで決して主張しすぎることも、かといって控えめすぎることもなく、音楽の道を着実に歩んできました。ステージを重ねるごとに魅せる音楽的進歩とアップデートは、青くピュアだった初期から、果敢に挑戦し限界を突破していく姿まで、聴く者を惹きつけてやみません。
彼らの最新アルバムは、確固たる自信に満ち溢れると同時に、異なるジャンルのミュージシャンとの豪華コラボレーションも実現させています。さらに素晴らしいのは、月日と経験を重ね洗練されながらも、ありのままの素直な情感と「創作の原点」を今なお保ち続けている点です。間違いなく、私がこれまでの理想混蛋の作品の中で一番大好きなアルバムです!とのこと。

●オススメしてくれた曲は、「大概也只能是思念(ただ想うことしかできないだろう) 」

フォークが持つピュアな手触りと、ロックが持つ胸熱なエナジー。人生への観察眼や日常の気づきを描き出す彼らの楽曲は、普段は言葉にできない心の機微を、旋律に乗せて美しく届けてくれます。聴く人はその歌によって「受け止められ、慰められ、癒やされ」、その温かいパワーを力に変えて、再び勇敢に前へと踏み出すことができるのです。とのこと。

【DJ中島ヒロト】
ミドルバラードで、優しく、そして力強い感じが伝わりました!

●こんな感じで、毎週水曜のこの時間は各国のMUSIC MATEが登場します!

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802 RADIO MASTERS「MUSIC MATE」来週もお楽しみに〜!

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