声優・置鮎龍太郎、司馬遼太郎の短編傑作「彰義隊胸算用」を朗読

「彰義隊胸算用」を朗読する声優置鮎龍太郎

「川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選」(ラジオ大阪・TBSラジオ 毎週土曜18時~)は、司馬遼太郎の遺した傑作短篇作品を、いま話題の人気声優の朗読でお送りする番組です。


2012年10月よりラジオ大阪とTBSラジオの2局で同時放送中のこの番組は、昨年10月に10期(SEASON 10)を迎えました。今期も総勢8名の役者が1人1作品ずつ、計8作品の朗読に挑みます。


2月19日(土)より放送を開始した第10期4作⽬は「彰義隊胸算用」。朗読を担当するのは当番組6回目の出演となる置鮎龍太郎。人気アニメ等に多数出演するほか、舞台俳優活動でも注目を集めています。3月26日(土)まで全6回の放送です。

 

【「彰義隊胸算用」作品あらすじ】

時は動乱の幕末。鳥羽伏見の戦いで敗れた将軍慶喜は江戸城を去り上野寛永寺に蟄居恭順した。これに不満を持つ抗戦派の幕臣を中心に彰義隊が結成される。

頭取に渋沢成一郎、副頭取に天野八郎が就くも反りが合わず、隊は渋沢派と天野派に分裂して天野派による渋沢暗殺未遂事件が発生。隊を離脱した渋沢は新たに振武軍を結成する。やがて新政府軍の攻勢で彰義隊は壊滅、一部の兵は榎本武揚の率いる艦隊で蝦夷地を目指し、渋沢もまた蝦夷地に逃れた。

彰義隊と振武軍の残党は渋沢を隊長に彰義隊を再編成するのだが…。

 

【置鮎龍太郎コメント】

<作品について感じたこと>
このお話し、何だか知ってる気がする?と思ったら、昨年の大河ドラマ序盤でも描かれていた、あのエピソード!と思い至りました。

<読んでみて感じたこと>
今回も勝ち越せない闘いに挑んだ気がしましたが、永遠にそんな事は不可能なのでしょう。それもまた我々にとっての楽しさの一つかも知れません。

<番組リスナーの方へメッセージ>
読み物として描かれた世界の一端だけでも、皆さまにお届けできれば幸いです。

 

【置鮎龍太郎(おきあゆ・りょうたろう)プロフィール】

11月17日生。福岡県出身。
主なアニメ出演作品は、「地獄先生ぬ~べ~」(ぬ~べ~役),「SLAM DUNK」(三井寿役),「テニスの王子様」(手塚国光役),「トリコ」(トリコ役),「BLEACH」(朽木白哉役),「鋼の錬金術師」(スカー役),「烈火の炎」(紅麗役),「機動戦士ガンダムSEED」(アンドリュー・バルトフェルド役)など主要キャスト多数。また2016年からは劇団ヘロヘロQカムパニーの劇団員となり舞台俳優としても活動中

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川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選
放送局:OBCラジオ大阪 他1局ネット
放送日時:毎週土曜 18時00分~18時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:竹下景子、置鮎龍太郎
番組ホームページ
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※該当回の聴取期間は終了しました。

【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 選手には「理論を立てて言えるような意思を持ってほしい」

1月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、最も影響を受けた人について訊いた。

――仁志敏久さんは指導者としてどのような信念をお持ちでしょうか?
仁志「技術に関して言うと、僕の考えはフィジカルの上に技術が成り立っていると考えています。今後はさらにそういう考えが強くなっていくと思います。できない技術に手先を変えても変わるものではないです。例えばスイングをしてみてスイングの軌道がよくない時、軌道を直せばよくなるわけではない。いいスイングの軌道になるような身体の使い方は元々持っているので、身体の動き出しが原因なのか、それとも体のアライメント、元々の骨格の問題なのかとか、フィジカルの上に技術が成り立っていると思うところは色々あります。選手としては自分の考えや意思を持って行動、決定を大事にしてほしいかなと思うんですよね。自分勝手な意思ではいけませんけど、ちゃんと人に説明を順序よくできる、理論を立てて言えるような意思を持ってほしいなとは思います」

――仁志さんは過去に関わった恩師のなかで最も影響を受けた方を常総学院高校時代の木内幸男監督とおっしゃっていましたが、今はいかがですか?
仁志「今も変わらないですね。考えの根本は木内さんで、野球に対して考えるきっかけをくれた人ですね。木内さんと野球をやっていると、ひとつのサインが出ただけで『何でこのサインを出したのかな』と考えるようになるんですよね。『何でここでバントなんだろう』、『監督がエンドランを出すということはここでこうなってほしいんだろうな』とか。監督の考えに依存しすぎてはいけないですけど、野球は固定観念が根本にあるので、木内さんの野球というのは奇策みたいな風に言われるんですけど、固定観念を外せば別に奇策でもなかったりするので」

――外から見て奇策でも、木内監督のもとでやっている部員たちにとっては、あり得る、準備できていたということでしょうか?
仁志「特に昔の高校野球は0アウト、ランナー1塁の場面はバント、この場面だったらスクイズみたいな形式があったんですけど、木内さんは形式的にこだわらない。木内さんのなかでは常識的なんですよ。形式と常識の違いは、野球に関する常識はその人によって違い、形式は誰もが同じことをすること。だから木内さんのやることが分からない人は、形式にこだわっていればいるほど分からない」

――これだけ野球に携わってきた仁志敏久さんも野球の常識を自分なりに作られているんですね。
仁志「そうですね。色々考えて今があるんでしょうね」

――仁志さんの常識がライオンズに受け入れられたということですね。
仁志「そうですね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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