「ルーレットは次からなくなるんじゃない?」カンニング竹山が五輪柔道にチクリ
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 8月5日の放送では月曜レギュラーのカンニング竹山と、柔道団体戦で注目されたルーレットについて意見を交わした。
邦丸「オリンピック情報はいろんなところでバンバン流していますけど、竹山さんは結構オリンピック見てますか?」
竹山「やっぱりなんだかんだで夜まで見てますね。あとは朝起きて全部情報を集める。目が覚めてスマホで「あ、金取った」とか「負けた」とか情報集めて、それを詳しく見ていくことが多いですね。このあいだの柔道の団体戦の時なんかは、もう早くから最後まで見てましたね。「なんだこのルーレット!?」とか思いながら。(笑) バラエティと一緒じゃないかよって」
邦丸「あれって、(出目が)決まってたんですよね?」
竹山「いやいや決まってないですよ。決まってないと思いますけど、僕らがバラエティに出る時に同じようなルーレットが出てくるんですよ。そのときは心のどこかで「サブ(副調整室)で(出目を)押してんだろ!」って、僕が勝手に思ってるんです。そういう感覚があるから、デジタルルーレットを見ると「いいの?」って気がちょっとあったわけです。でもあれは今の技術でガチなんでしょうね」
邦丸(無言)
竹山(笑)
邦丸「デジタルルーレットにする必要があるんですかね?」
竹山「いや~、どうでしょう? 一番いいのは、箱に入ったくじを引くとか、サイコロで決めるとか、アナログな方が公平性がありますよね」
邦丸「そっちですよね。よりによって斉藤立選手の相手が最強ですよ。あれはもう…」
竹山「いや、斉藤選手も頑張りましたよ。でも邦丸さん、斉藤選手は4年後強くなりますよ。悔しさも分かったし、世界と戦ったし、4年後は強くなると思うな」
邦丸「だから、ルーレットやめたほうがいいよね」
竹山「ルーレットはね(笑) 次から無くなるんじゃないですか?」
このあとは、現地パリでクロワッサンばっかり食べている特派員の松本ディレクターが、オリンピックの最新情報をお届けします! さらにクロワッサン以外のグルメも堪能したそうです。
【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 選手には「理論を立てて言えるような意思を持ってほしい」
1月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、最も影響を受けた人について訊いた。
――仁志敏久さんは指導者としてどのような信念をお持ちでしょうか?
仁志「技術に関して言うと、僕の考えはフィジカルの上に技術が成り立っていると考えています。今後はさらにそういう考えが強くなっていくと思います。できない技術に手先を変えても変わるものではないです。例えばスイングをしてみてスイングの軌道がよくない時、軌道を直せばよくなるわけではない。いいスイングの軌道になるような身体の使い方は元々持っているので、身体の動き出しが原因なのか、それとも体のアライメント、元々の骨格の問題なのかとか、フィジカルの上に技術が成り立っていると思うところは色々あります。選手としては自分の考えや意思を持って行動、決定を大事にしてほしいかなと思うんですよね。自分勝手な意思ではいけませんけど、ちゃんと人に説明を順序よくできる、理論を立てて言えるような意思を持ってほしいなとは思います」
――仁志さんは過去に関わった恩師のなかで最も影響を受けた方を常総学院高校時代の木内幸男監督とおっしゃっていましたが、今はいかがですか?
仁志「今も変わらないですね。考えの根本は木内さんで、野球に対して考えるきっかけをくれた人ですね。木内さんと野球をやっていると、ひとつのサインが出ただけで『何でこのサインを出したのかな』と考えるようになるんですよね。『何でここでバントなんだろう』、『監督がエンドランを出すということはここでこうなってほしいんだろうな』とか。監督の考えに依存しすぎてはいけないですけど、野球は固定観念が根本にあるので、木内さんの野球というのは奇策みたいな風に言われるんですけど、固定観念を外せば別に奇策でもなかったりするので」
――外から見て奇策でも、木内監督のもとでやっている部員たちにとっては、あり得る、準備できていたということでしょうか?
仁志「特に昔の高校野球は0アウト、ランナー1塁の場面はバント、この場面だったらスクイズみたいな形式があったんですけど、木内さんは形式的にこだわらない。木内さんのなかでは常識的なんですよ。形式と常識の違いは、野球に関する常識はその人によって違い、形式は誰もが同じことをすること。だから木内さんのやることが分からない人は、形式にこだわっていればいるほど分からない」
――これだけ野球に携わってきた仁志敏久さんも野球の常識を自分なりに作られているんですね。
仁志「そうですね。色々考えて今があるんでしょうね」
――仁志さんの常識がライオンズに受け入れられたということですね。
仁志「そうですね」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー