パリ五輪最新出前リポート・陸上男子日本代表選手の健闘ぶりに、松本特派員も胸アツ!

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週金曜9時~13時)。8月8日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、パートナーで俳優の内藤剛志とともに、松本特派員によるパリオリンピックの最新出前リポートを聴いた。

野村邦丸アナ「さて、ここからは現地パリで取材中、文化放送のクロワッサン王子・大阪四条畷出身、松本ディレクターの渾身の出前リポートです。松本君、コマンタレブー!」

松本D「よろしくお願いします!」

邦丸「昨日松本ディレクターは、陸上男子110mハードルの準決勝、これを陸上競技場で見ているわけだ」

松本「はい! そうですね。村竹ラシッド選手、日本勢初の決勝進出ということで、その場を見守っていました」

内藤剛志「へえ~っ!」

邦丸「男子100mハードルっていうと、それまで日本人選手がオリンピックに出ても、予選敗退が当たり前だった競技ですよね」

松本「そうですね。前回大会も準決勝までしか駒を進められなくて、なかなか決勝の壁というのが厚かったんですけど、今回ついにそこを破ってくれたという形です。着順では決勝進出ではなく、タイムで入った形ではあったんですけど、明日に向けては『しっかりとメダルを狙って走りたい』と、語ってくれました」

邦丸「それから陸上男子3000m障害の決勝で、三浦龍司選手が東京オリンピックに続いて2大会連続の8位。これも快挙だと思うんですけども、松本ディレクターもクロワッサンを食べながら取材しました。どうでした?」

松本「なかなか難しいレースだという風に聞いていたんですが、実際のところは中盤スローペースになって、後半は1周勝負だったので、凄く難しいレースだったように見えました。、ご本人に聞いたら後半までしっかり力を溜めて、ラスト1周で後ろからまくってまくってまくって、前から数えて『今何番目だ?』と思ったら8位だったんで、『ああ入賞だ!と思った』とおっしゃってました」

邦丸「このレースでは、転倒する選手たちが続出したそうですね」

松本「三浦選手も巻き込まれそうになる場面もあったんですけど、それこそラスト1周が混戦になって、1人先頭集団の選手が倒れて、意識を失ってっていうような形で。レースが終わった後もゴールとは反対側で医療班が駆けつけてるのを見ていたんで、ちょっと心配だなあ、と」

邦丸「何も無ければいいんですけどねえ。頭を打ったというのが気にかかるところですが」

松本特派員は今日、陸上男子4×100mリレーの予選や女子のスポーツクライミング、女子卓球などを取材し、11日の閉会式を見守って帰国する予定。

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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 選手には「理論を立てて言えるような意思を持ってほしい」

1月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、最も影響を受けた人について訊いた。

――仁志敏久さんは指導者としてどのような信念をお持ちでしょうか?
仁志「技術に関して言うと、僕の考えはフィジカルの上に技術が成り立っていると考えています。今後はさらにそういう考えが強くなっていくと思います。できない技術に手先を変えても変わるものではないです。例えばスイングをしてみてスイングの軌道がよくない時、軌道を直せばよくなるわけではない。いいスイングの軌道になるような身体の使い方は元々持っているので、身体の動き出しが原因なのか、それとも体のアライメント、元々の骨格の問題なのかとか、フィジカルの上に技術が成り立っていると思うところは色々あります。選手としては自分の考えや意思を持って行動、決定を大事にしてほしいかなと思うんですよね。自分勝手な意思ではいけませんけど、ちゃんと人に説明を順序よくできる、理論を立てて言えるような意思を持ってほしいなとは思います」

――仁志さんは過去に関わった恩師のなかで最も影響を受けた方を常総学院高校時代の木内幸男監督とおっしゃっていましたが、今はいかがですか?
仁志「今も変わらないですね。考えの根本は木内さんで、野球に対して考えるきっかけをくれた人ですね。木内さんと野球をやっていると、ひとつのサインが出ただけで『何でこのサインを出したのかな』と考えるようになるんですよね。『何でここでバントなんだろう』、『監督がエンドランを出すということはここでこうなってほしいんだろうな』とか。監督の考えに依存しすぎてはいけないですけど、野球は固定観念が根本にあるので、木内さんの野球というのは奇策みたいな風に言われるんですけど、固定観念を外せば別に奇策でもなかったりするので」

――外から見て奇策でも、木内監督のもとでやっている部員たちにとっては、あり得る、準備できていたということでしょうか?
仁志「特に昔の高校野球は0アウト、ランナー1塁の場面はバント、この場面だったらスクイズみたいな形式があったんですけど、木内さんは形式的にこだわらない。木内さんのなかでは常識的なんですよ。形式と常識の違いは、野球に関する常識はその人によって違い、形式は誰もが同じことをすること。だから木内さんのやることが分からない人は、形式にこだわっていればいるほど分からない」

――これだけ野球に携わってきた仁志敏久さんも野球の常識を自分なりに作られているんですね。
仁志「そうですね。色々考えて今があるんでしょうね」

――仁志さんの常識がライオンズに受け入れられたということですね。
仁志「そうですね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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