石破総理80年談話出さず……出せず? 青木氏「保守派に配慮しつつ石破カラーをどう出すのか腐心をしている」

3月28日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。3月28日の放送は朝日新聞の「戦後80年談話、出さず 自民保守派に配慮 戦争検証へ私的諮問機関 首相方針」という記事を取り上げ大竹やジャーナリストの青木理らがコメントした。

石破茂首相は、戦後80年の節目に合わせた閣議決定を伴う「戦後談話」について、自民党内の保守派の反発などに配慮し、出さない方針を固めた。その代わり、先の大戦に至った経緯などを検証するため、首相の私的諮問機関を設置する方向で調整に入った。有識者に意見を聴取したうえで、首相個人としてのメッセージを出す方針だと27日複数の政府関係者が明らかにした。

石破総理は就任後戦後80年の節目に合わせた対応の必要性を認識。1月の国会審議ではなぜあの戦争を始めたのか、検証するのに80年の今年は極めて大事だと強調した。ただ、関係者によると戦後70年談話に関する有識者会議の北岡伸一座長代理が今月10日の総理との会食で談話を出すことに否定的な見解を総理に伝えた。

政権内でも自民党内で見解が割れる歴史認識に踏み込めば、亀裂を生じさせかねないとの懸念が続出した。このため、総理は戦後80年談話を出さない代わりに、先の大戦の惨禍を繰り返さないための戦争検証を手掛けるべきだとの判断に傾いた。

大竹まこと「談話は河野談話から結構、過去の有名ですけどね」

太田アナ(アシスタント)「戦後50年に村山談話が出され戦後60年に小泉談話が出され、戦後70年に安倍談話が出され、戦後80年。さあ、どうするかという時には談話を出さないと」

壇蜜「これは決定?」

太田アナ「これは決まりみたいですね」

青木「朝日新聞が今日一面の特ダネだったんですかね。独自ダネというか。朝日がここまで書いてるし、こういう方向になるんだろうっていうことなんでしょうけれどもね」

大竹「保守派に気を遣ったっていうような書かれ方をしてますよね」

青木「だから紹介してくださった2015年の安倍談話が「私たちの子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命は背負わせてはならない」というふうに言った。この安倍さんの談話を重視している自民党の安倍チルドレンの人達っていうのは、それを上書きするような談話はいらないんだと。石破さんは出すつもり満々だったようですけれども、保守派に配慮したということなんで、選択的夫婦別姓の問題とか、あと僕名前言いたくないので言いませんけど、差別発言いっぱいしてる議員を参院選で公認するとか、石破さんは政権運営、与党内の調整難しいんでしょうけれども、保守派への配慮が目立つなあという感じですかね」

大竹「談話じゃないけど、でも石破さんの思いはね、「私たちはもう一度歴史に謙虚に学び日本の平和は尊い犠牲の上にある。そのことに思いを致したい」と3月の9日におっしゃってはいますね」

青木「そうですね。それを談話にしたかったんでしょうけどね。ただその代わりに私的諮問機関を首相として設置をして、先の大戦に至った経緯を検証するということなので、保守派に配慮しつつ石破カラーをどう出すのか腐心をしているところなんでしょうか」

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