震災報道は迷惑なのか

8月28日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「震災報道は迷惑なのか」というテーマで、ジャーナリストの青木理氏に話を伺った。

長野智子「実は、今週のAREA DIGITAL(アエラデジタル)で、熊本地震について各局民放のニュースキャスターが続々と現地に入って被災地の情報を伝えたことに対して、SNS上で多くの批判が集まったという記事があって。『復旧作業の邪魔である』とか『各局が別々で押しかける意味がわからない』とか『報道ヘリで少しでも支援物資を運んでください』とか、このことについてどう思いますかということで、私の話はぜひAERAを見ていただきたいんですけれども。青木さんにぜひ同じテーマでお話を伺いたくて。実際に足を運んでらっしゃるので」

青木理「いまはフリーランスですけれども、僕は熊本も取材をしてきましたし、能登地震もその後何度か現地入りさせてもらいましたし。元々は通信社の記者だったんですけれども、通信社記者時代には阪神大震災の現場には、1995年1月17日の未明というか5時過ぎぐらいに発生して、その日の午前中には僕はもう神戸にいましたから、東京から現地に入っていきましたし。東日本大震災も今でも被災地には通っていますので、決して災害専門記者、震災専門記者ではないんですけれども、震災報道っていうものには、ある意味では関わり続けてきたところはあるので、思うところは色々ありますけれどもね」

長野「私もこの記事の中で答えてはいるんですけれども、現場を見て、伝える側が自分で見たことや感じたことっていうのを伝えるのはとても大切なことだとは思うのは前提としてあるんですよね。ただ、それが被災者の方にとっては非常にいま不快な出来事になったりすることもあって。その辺、どういうふうに思われますか?」

青木「それはもちろんあると思うんですね。たとえば僕も今回の震災で熊本に行って、ある避難所に行ったら、NGO(非政府組織)の方達が炊き出しをしていて、プロの料理人たちが現地に入って『本当に美味しいプロの料理をぜひ食べてください』っていうことで炊き出しをしている現場があって。僕も取材させてもらおうと思って、近くで見ていたんですね。そしたら、その炊き出しをされている方々に言われたのが『すみませんけど、ちょっと離れてください』と。『どうしてですか?』っていうふうに聞いたら、避難所でやっている炊き出しって、外から結構食べに来るとかっていう人もいるんですが、そういう人たちにしてみると、もしかしたらメディアに写真を撮られる、映像を撮られるっていうことになったら恥ずかしいと。それで来なくなってしまうことが多いので『ちょっと離れてください』っていうふうに言われて離れたりしました。あるいは避難所で、僕はしませんけど、許可をとった上であればいいんですけど、たとえばカメラを向けるっていうのは、本当にいくら不十分な避難所であっても非常にプライベートな場でもあるので、そこにカメラを向けるっていうのは明らかに迷惑。っていう意味で言えば、本当にメディアの記者っていうのが迷惑になる。特にこういう区分けするのは良くないかもしれないんですけど、僕はどっちかっていうとペンの記者ですよね。そうすると極端なことを言えば、カメラなんか持たずに見て聞いて書くこともできるんですけど、かつてのテレビも今のテレビもそうだと思うんですけど、いわゆるENGっていうでっかいカメラを持って、後ろに音声の人とか照明さんとかがついていくっていう。テレビっていうメディアのある種の暴力性みたいなものっていうのは、やっぱりそういう被災者の方々に対する迷惑っていうのは増幅させるところはあると思うんですよね」

長野「そうですね」

青木「ただ一方で、その前提の上で申し上げるんですけれども、ありとあらゆる取材・報道っていうのはそうかもしれませんけれど、長野さんがおっしゃったように、現地を見たからこそわかること、あるいは現地で感じて話を聞いてようやく問題点に気づくことっていうのがいっぱいあって。そういうのを取材者たちが見て、きちんと報道することがなかなか良くなっていないっていう意味で言うと、テレビ・新聞も含めて僕らも役に立ってないって言えるのかもしれないですけど、それによって被災の状況に対するどういう支援が適切なんだろうっていうようなことは、少しずつでも改善されていくと僕は思っていますから、迷惑なことはあるかもしれないけど現地を知って、現地の人に話を聞いて、その話を共有するっていうメディア・ジャーナリズムの役割っていうのは、それを上回る重要性があるんだっていうふうには考えてほしいなとは思いますけどね」

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【四柱推命*今月の運勢】2026年10月31日までの運勢「12月生まれ」(誕生日:12月7日~1月4日生まれ)のあなたの運気は? 恋愛運・仕事運【月運占い】

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする「今月の運勢」。四柱推命・算命学・九星気学など東洋占術に詳しい、東京・池袋の占い館セレーネ所属の占い師・桜羽結万(さくらば・ゆま)さんが、2026年10月31日までの運勢を生まれ月別に鑑定します。仕事運や金運、恋愛運をチェックして、10月の残りの日々をより良く過ごすヒントを見つけてみましょう。



■12月生まれの月運(12月7日~1月4日生まれ)

仕事で大きなチャンスに恵まれたり、ステップアップにつながる兆しが見えたりしそうな時期です。

金運も好調な傾向にあり、収入や臨時収入についてうれしい動きがあるかもしれません。責任ある立場を任されるなど、目上の人からの後押しも期待できそうです。

ただし、思わぬ障害や予定の変更が生じる可能性もあるため、順調なときほど慎重さを忘れずに。確認や準備を丁寧に行うことが、チャンスを生かすポイントです。

恋愛面では、真剣な交際につながるご縁が期待できそうです。仕事を通じた出会いや、信頼できる人からの紹介などにも目を向けてみましょう。

パートナーがいる方は、結婚やライフプランなど、これからの人生設計について話し合うのによいタイミングです。お互いがかなえたい夢や希望を共有することで、二人の絆が深まりそうです。

■監修者プロフィール:桜羽結万(さくらば・ゆま)
東京・池袋の占い館セレーネ所属。占い師を母に持ち、占い歴約20年。野村證券・パーソルキャリアでの勤務を経て占い師として独立。2024年にはスキルシェアサイト「ココナラ」にて結婚分野ランキング1位・仕事分野2位を獲得。現在はSATORI電話占いをはじめ、年間1,000名を鑑定している。
Webサイト:https://selene-uranai.com/
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