サイゼリヤが約6年ぶりの値上げ 永濱利廣氏「庶民の強い味方のポジションは損なわれない」

10月15日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、エコノミストの永濱利廣氏と寺島尚正アナウンサーが、サイゼリヤのメニュー値上げについて意見を交わした。

永濱氏「持続可能な価格改定とみていい」
ファミリーレストラン大手のサイゼリヤは14日、メニュー全般を10月29日から平均6%値上げすると発表した。値上げは2020年7月以来、約6年ぶりとなる。
例えば「ミラノ風ドリア」は300円(税込み)から320円になるほか、400円のメニューは420〜430円になる。一方で「ランチ」や「モーニング限定メニュー」のほか、「フレッシュワイン」は価格を据え置く。ジョッキのビールは10円値下げし、390円にする。
サイゼリヤは「エブリデイ・ロー・プライス」を掲げていて、複数のメニューを組み合わせても、1000円前後の低価格路線が支持されてきた。
寺島アナ「インフレ時代にお財布に優しいレストランとして人気のサイゼリヤ、ついに値上げということなんですが、この動きは永濱さん、どうご覧になりますか?」
永濱氏「やっぱりサイゼリヤというと、なかなか値上げしないというところで有名だったと思うんですけど、そこが値上げということは、限界まで低価格を守り抜いたんですけども、その末の企業と顧客の双方が納得感を持てる、持続可能な価格改定とみていいんじゃないかなというふうに思いますね」
寺島アナ「えぇ」
永濱氏「当然これ、価格を上げるってことなんで、それに見合った品質と、行き届いたサービスを提供することが重要なわけですけども、おそらくサイゼリヤさんは、私もたまにお店を見かけますけども、やっぱりものすごい行列ができたりしていて」
寺島アナ「人気ですねぇ」
永濱氏「そういった意味では、若干値上げになりますけれども、こういったインフレ時代の中でも、サイゼリヤさんが持つ庶民の強い味方的なポジションっていうのは、損なわれる可能性は低いんじゃないかなと個人的には思いますけどね」
寺島アナ「サイゼリヤも、値上げしても品質を維持して、安定して供給するために、価格を見直すと言っていますからね。ですから、量が減ったりすることもなく、それでもやっぱり限界がありますから、っていうので値上げするということのようですからね」
永濱氏「当然、それだけの集客力があるわけですから、実際これ、サイゼリヤさんがいきなり値上げしたんじゃなくて、しばらく前に値上げを検討っていう報道が出ていて。でも、そのタイミングで株がものすごい上がったんですよね」
寺島アナ「上がったんですね」
永濱氏「ということからすると、やっぱり値上げによる業績改善の期待っていうのは、マーケットでも大きいという見方もあると思います」
