筋トレの継続にも役立つ!? 「習慣化」を身につけるための3つの方法
2月2日「西川あやの おいでよ！クリエイティ部」（文化放送）、特集コーナーは「続く筋トレ」をテーマにお届けした。
西川あやの「『日経トレンディ』が発表した2023年・ヒット予測ランキングで、コンビニジムが1位に輝いたんですって。その代表例として挙げられるのが、RIZAP（ライザップ）が運営するchocoZAP（ちょこざっぷ）」
中田花奈「話題ですねえ」
西川「1日5分からでもコンビニ感覚で使えるジム。着替え不要で、入館から5秒で筋トレをスタート可能。番組でも何度か触れていますが、去年スタートして既に500店舗以上、展開していると。有名ですね」
入山章栄「個人的にRIZAPの社長、瀬戸さん知っているんです。chocoZAP、経営学的にもおもしろい仕組みだなと思っています。ポイントは習慣化なんですよ。結局筋トレも習慣にできるかどうかじゃないですか。僕は習慣化というのは、大まかにいうと2つやり方があると思っています。1つ、言葉は悪いですが中毒性があるぐらい『ドハマり』すること。RIZAPはどちらかといえば、こちらなんです」
中田「うん」
入山「トレーナーさんがすごくいい人なんです。意識されているかはわからないけど、多くの場合、男性会員に女性のトレーナーが、女性会員に男性トレーナーがつく。すごく親身に接してくれるから、自分のため以上に、このトレーナーさんの期待に応えるためにがんばろう、と思ってドハマりする。短期的にものすごく効果が表れ、やせる方が出てくるんだけど、課題は、その期間が終わるとトレーナーさんがいなくなるじゃないですか」
中田「はい」
入山「応援してくれる人がいないからリバウンドするんですね。chocoZAPはその逆をやろうとしたんだと思います。RIZAPはRIZAPで効果出てくるけど、長続きしないね、と。chocoZAPは習慣化のもう1つのパターンで『めっちゃ気軽にできる』。着替えなくていいですから」
西川「トレーニングウェアを持っていかなくてもいい！」
入山「そうすると気軽にできるので、習慣化ができる。RIZAPは、RIZAPとchocoZAPで2つの違う習慣化のアプローチを目指している、というのが僕の理解」
西川「いろんな企業努力で、RIZAPとchocoZAPのパターンを見つけたんでしょうね。中田さんもYouTube動画（視聴）で筋トレを続けているとおっしゃいますけど、習慣化が大事とのことです」
中田「家でできるし、私ができる理由は、その時間だけテレビをメッチャ見られることなんですよ。そのぐらいの筋トレなので。特別な時間、うれしい時間にしたから、私にとって『テレビを見られる、許されている時間』という感覚です」
入山「学者っぽいことを言うと、習慣化にはもう1つパターンがあるんです。学者の世界で挙げられるのは『別の習慣とくっつける』ということ。たとえば朝、歯を磨きながら何かする。同時にできるから習慣化しやすい。中田さんの場合はテレビを見るというご褒美の習慣がある。それと筋トレ、という『習慣と習慣』をくっつけたから、効果的なんですよ」
