甘みとみずみずしさがたまらない!鍋で食べたい福岡・筑前の花園レタス
葉物野菜がおいしくなる季節。日々エリアの情報を取材・放送しているRKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーが10月30日に訪れたのは、福岡県筑前町のレタス畑です。出荷作業の合間に手を休めてくれたご家族と一緒に『#さえのわっふる』で中継リポートをお送りしました。(報告・スナッピー神谷留菜)
家族4人で球場1つ分のレタス畑を管理
福岡県筑前町の井上ベジファームで、レタスの収穫が始まりました。代々、家族でレタス農家を営む井上あすかさん(29)のレタス畑は、なんとみずほPayPayドーム1個分! 収穫の繁忙期にはパートのスタッフがいるものの、普段は家族4人で広大なレタス畑の管理をしています。
ここで大切に育てられているレタスは「花園レタス」と名付けられています。シャキシャキ新鮮な花園レタスはとにかくみずみずしくて、噛めば噛むほどジュワッと甘さが染み出てきます。
「美味しさの秘密は筑前町にあるんです」とあすかさんは言います。四方を山に囲まれている筑前町は、1日の寒暖差が大きく、それがレタスをより甘くするのだそう。また、野菜を育てる上では欠かせない水も、山からの豊富にもたらされています。
そんな花園レタスも、今年の夏は猛暑や害虫の被害が出ましたが、涼しくなってきて、出荷が本格化しています。
冬にオススメのレタスの使い方は?
あすかさんおすすめのこれからのレタスの食べ方は「レタス鍋」。あすかさんのご家庭では、白菜の代わりに鍋にレタスをたっぷり入れます。豚肉と白ネギを入れたらカンタン、レタス鍋の完成です。「夫婦でレタス3玉ペロッと食べられます」と笑顔で話していました。
「消費者には、新鮮で安心、そして美味しいお野菜を食べて『食べること』の幸せを感じて欲しい、との思いで毎日頑張っています」と張り切るあすかさんですが、実はかつてサービス業に従事していた頃、ストレスで身体を壊したことがあり、その経験から食べるものにより一層気を遣うようになったそうです。
花園レタスは町内の道の駅・筑前みなみの里で販売しています。出荷に訪れたときに出会うお客さんたちから「レタス待ってたよ」「今年も食べるのが楽しみ」という声が励みになっています。
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カンニング竹山が聞いた『踊る大捜査線』の裏側!いかりや長介さんの魅力を語る
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 4月7日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、『ザ・ドリフターズ』のリーダーを務め2004年に亡くなったいかりや長介さんについての思い出を語った。
カンニング竹山「今日はですね、ドラマの関係者に面白い話を聞きまして、それを話したいんですけど、邦丸さんは、いかりや長介さんにお会いしたことはありますか?」
邦丸「ドリフターズの他のメンバーには全員お会いしたんですが、長さんだけはないんですよね」
竹山「なるほど。その、いかりや長介さんの話をしたいと思うんですけど。とある酒場みたいなところで偶然『踊る大捜査線』のスタッフと一緒になって、いろいろ話聞いて面白かったんです。僕は子どもの頃『ドリフ』世代なわけです。子どもの時はもうとにかくいかりや長介さんは大嫌いです」
邦丸(笑)
竹山「やっぱり子どもは、加藤茶さんか志村けんさんを追いかけて、そこで笑ってたわけですよ。だから志村さんと茶さんのリアクションのまんま、「なんだよ、いかりや、うるせえなあ」「怖えーなあ」ってずっと思ってたわけです。いかりやさんは『ドリフ大爆笑』あたりだと、もしもシリーズで解説をしている人。たまに雷様になってる人。全員集合だと「おいーっす」の人で、「怖えーなあ」と思ってたわけですよね。
そんないかりやさんが、私が大人になるにつれて、ひっかかるというか魅力的な大人に見えてくるわけです。ドラマにもいっぱい出てた。お酒のCMではウッドベースを弾いて、かっこいい、いかりやさんを見ていた」
邦丸「かっこよかったね~」
竹山「なんだこの人? とか思ってるうちに、ミュージシャンだったんだとか、そういうのがだんだん分かってくるわけですよ。
それで、自分がガッツリいかりやさんにはまったのは、フジテレビで『ドリフに大挑戦』という番組が今から5~6年前に始まって、ちょうど僕らみたいな中堅とかが昔のドリフターズのスタジオコントをやるんですよね。その時に、う~ん、この言い方はちょっと違うけど「ドリフのコントだろう」みたいな、子どもが見るようなベタなコントだろう、ぐらいの考えも一番はじめはあったわけですよね。でも昔の台本もらったりして読み込むと、まあ~よくできてるんですよ。
お客の前だけじゃなくテレビカメラの前でやるから、カットで笑わせるとか、場面で笑かせるとか、次は4カメで撮るからこうなるんだとか、その時後ろに写ってるこいつは黙っておかなきゃいけないんだとか、まあ~完璧に出来てんですよ。で、これ誰が作ったんだって話になると、いかりやさんだってなるわけですね。作家といかりやさんが昔入念に作っていた。
これは、いかりや長介さんって、とんでもない男だったかもしれねえぞと思うわけです。そして、あの個性豊かなドリフのほかの4人を「バカ野郎!」って沈ませたり、乗っかったり。いかりやさんってすごいなって、だんだんプロになって分かってきて。いかりやさんはプロが惚れ込むプロだというのが、もともと僕のベースにあったわけです。
で、偶然大ヒットドラマ・映画の『踊る大捜査線』のスタッフの方と会ったときに、いろいろ聞いたら、あのドラマの『和久さん』という刑事を演じた、いかりや長介さんの存在っていうのは、やっぱめちゃくちゃすごくて。ドラマってランスルーとかリハーサルとか何回も同じ芝居を役者さんがやるんですね。だいたいみんな本気で台本持ち込まずにやるわけです。そこはそうそうたるメンツじゃないですか。織田裕二さんから、柳葉敏郎さんから、映画とか特番では、真矢みきさんもきたりとか。役者さんによっては本気でやる人と、本気っぽいけどちょっと流し気味でやる人がいたりする。それでリハーサルの空気がモヤモヤっとする時もあるらしいんですよ。
その時にいかりやさんがいると、批判するとかじゃなく役者さんのやり方を全部把握して、ちょっとモヤモヤとしてきたなっていうときは、いかりやさんが自分のセリフをめちゃくちゃ本気でやるらしいんです。それで場がキュッと締まって本番に行ける。すごく緊迫した空気になると、いかりやさんはちょっとふざけた感じでやる。それによって場が和んでみんなで「よし作ろう!」と本番に行けるとか。実は、それをいかりやさんはずっとやってたんだって聞いてすごいベテランだなって。
あと、『踊る大捜査線』に初めて出るゲストの俳優さんもいらっしゃるじゃないですか。そういう人はみんな大ヒットのドラマに出るからって緊張なさるんですって。そのときに必ずいかりやさんが行って、全然関係ない話とか「競馬好きなんだって?」とか話したりして和ませたりしてたんですって。
それで普通は大体役者さんは楽屋に入ったりするんだけど、いかりやさんは楽屋の横にある前室に、楽屋みたいなのをあえて作っておくんですって。なんでそうなったのか分かんないですけど。前室ではメイクしたりもする人もいて、他の演者さんたちがいかりやさんの周りに集まるんですって。そこで世間話とかしたり、ちょっと緊張してる方とかもみんなでワイワイやって和ませて、それであの大ヒットのドラマを作ってたんです。いかりやさんは主役ではないですが重要な役でした。和久さんっていうベテラン刑事の役でしたけど、その和久さんという人がいなかったら、あの警察署のあの雰囲気はなかなかできなかったと聞きました。
あと、面白い演出だなと思うのは、警察署のシーンとかではコメディのシーンがいっぱいあるんですよね。そういう時には〇〇っていう演出があったりしたそうです」
邦丸「へえ~!」