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福岡RKBラジオで毎週水曜日23：30から放送中の「Augusta Caravan in RKB」は音楽事務所・オフィスオーガスタがおくる音楽番組で、現在、シンガーソングライターの浜端ヨウヘイさんがパーソナリティを務めている。

また、現在RKBラジオで随時流れているステーションジングルも彼が手がけたものである。

ステーションジングルは時間にして10〜30秒、楽曲でいう「サビ」の1フレーズだけで、元々はこの部分しか作られていなかったのだが、浜端さんの中には当初からこの「ラジオ」がテーマの楽曲をフルサイズの1曲に完成させたいという思いがあったという。そこで番組内で「曲のかけらを探しに行こう」というコーナーを立ち上げ、リスナーと一緒に作っていくことにした。

浜端さんが歌詞やタイトル、イントロのパターンなどへの意見を呼びかけ、リスナーやスタッフは浜端さんに「このようにしたらどうだろうか」「私はこちらのイントロ案がいいと思う」などメッセージを送ることでキャッチボールをし、リスナーを含めた“チーム”での楽曲制作を進めた。次第に議論が活性化し、寄せられる意見が音楽プロデューサーのような内容に変わってくると浜端さんも手応えを感じたようだし、我々スタッフもリスナーとの間に信頼関係が築かれているのを実感して、聴いていてうれしかった。

そして10ヶ月の月日を経てついに完成したこの曲を、3月31日の放送で初OAした。

タイトルは「ラジオと君と僕のうた」。番組リスナーと浜端さんの絆が生んだ、明るいポップスになっている。

浜端さんは「双方向のメディアであるラジオならではの企画でした。この曲を通して、ラジオのことをもっと好きになってもらえたり、興味をもってもらえたら嬉しいです」と語る。

この放送回は4月7日までタイムフリーで聴くことができるので、「ラジオと君と僕のうた」を是非聴いてもらいたい。

※該当回の聴取期間は終了しました。