壱岐島の真ん中に民間初のコワーキングスペースが誕生!

長崎県壱岐市芦辺町にある「合同会社イキテイク」

北部九州・山口災害情報パートナーシップを結ぶコミュニティFM各局とRKBによるコラボ番組『ローカる!』。地域密着のコミュニティFM局のパーソナリティにとっておきの街ネタを紹介してもらう。1月は長崎県壱岐市にある壱岐FMの放送エリアで話題のスポットを訪れた。1月1日の放送では壱岐島のちょうど真ん中にできた民間初のコワーキングスペースを紹介した。(報告:『ローカる!』ディレクター荒木風花)

「イキテイク」とはどんな施設?

訪れたのは「イキテイク合同会社」。代表の柴山琢磨さんにどのような施設なのか話を聞いた。

柴山さん:メインの利用方法としては、2時間500円でWi-Fiや電源使い放題のコワーキングスペースです。勉強や仕事の場として使っていただけます。島内の方はもちろん、福岡や東京からワーケーションで来られている方も多くいらっしゃいます。パソコンとスマホとWi-Fiがあれば仕事ができるという方に来ていただいて、仕事の後は壱岐を観光してもらうという流れが出来ているかと思います。

イキテイク合同会社から見渡せるのは段々畑…山…。ある意味、島らしくない田舎の風景が広がっている。

柴山さん:「イキテイク合同会社」は壱岐のちょうどど真ん中で山々に囲まれた閉鎖的なエリアです。ご覧の通り、人も車もほとんど通っていませんのでかなり静かな落ち着いた中で仕事や勉強に取り組むことができます。

大自然の中にある「イキテイク」だが、ホームページを見ると、コンサルティングやプログラミング教室、チラシ・ポスター制作、写真・動画制作など…数えきれない事業がある。柴山さんはいったい何者なのだろうか…

柴山さん:基本はパソコンやインターネットを使って、ホームページやチラシを作ることを仕事にしていますが、島の中でIT関係に詳しい人が少ないということもあり、企業や個人にインターネットの構築の提案だったり、PCの導入のお手伝いもしています。

まさに、壱岐においてITの「アンパンマン」的存在だ。さらに現在は子供向けのロボットやプログラミング教室も行っているそうだ。島の子供たちの可能性を広げるため、力を入れていることの一つだという。そんな柴山さんがITと出会ったきっかけは…

柴山さん:壱岐の高校を卒業して、大学進学をきっかけに島を出ることになりました。大学を卒業し、社会人経験を経て25歳で壱岐に戻りました。そこから壱岐市役所に入庁し、公務員として14年間勤めました。公務員人生の中で、市役所内のパソコンやネットワークを管理する部署に配属されたことがきっかけでITの世界を知りました。勉強していく中で職員さんの業務が改善したりという経験から自分でITの会社を作りたいと思っていました。「イキテイク」を設立して今年で5年目になります。

こだわりが詰まったリフレッシュスペース

1階のリフレッシュスペースにあるハンモックでくつろぐことも

市が運営しているコワーキングスペースはもちろん、「イキテイク」をはじめ民間が運営するコワーキングスペースが増えつつあることで、島全体がワーケーションの場所として広まっていくのではないかと考えている。仕事に集中できることはもちろん、リフレッシュの場も充実している。柴山さんのこだわりも詰まった場所だ。

1階のリフレッシュスペース くつろぎながら仕事することも

柴山さん:1階のリフレッシュスペースには和室にハンモックやソファがあります。2階はブックスペースがあります。鬼滅の刃やスパイファミリー、呪術廻戦など今話題の作品を取り揃えています。その他に絵本やIT系の本も自由に読むことができます。

2階のブックスペース 柴山さんのこだわりが詰まっている

小スペースではWeb会議などのために貸切ることもできるという。柴山さんがお気に入りなのがこの2階からの景色だ。

柴山さん:今、鳥がチュンチュン鳴いている音が聞こえていますが…(笑) 田んぼが多いので、渡り鳥などを自然に見ることができます。癒されてほしいです。

イキテイクの新たな取り組み 犬猫の保護団体を設立

イキテイクの入口にて 柴山さん自身も保護猫を飼っている

柴山さんが新たに取り組んでいることがある。昨年、犬猫の保護団体を設立したのだ。背景には長崎県が抱えるある問題があるという。

柴山さん:長崎県は犬猫の殺処分率が全国でワースト1なんです。特に足を引っ張っているのが壱岐市です。壱岐市ではおととしのデータによると年間二百数十頭が殺処分されていることが分かっています。この数は長崎県全体の数の半分なんです。それをなんとかしようと「壱岐島わんにゃんお守り隊299(にくきゅう)」という団体を作りました。現在、20数名の会員とともに、犬猫の保護や里親探しなどをしています。

多くの事業の中からいくつかを成熟させたいと話す柴山さんのこれからが楽しみになった。

コワーキングスペースは事前に予約することをお勧めする。

合同会社イキテイクの情報はこちらから

ローカる!
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 11時00分~11時15分
出演者:荒木風花
番組ホームページ
公式Twitter
公式Instagram

※放送情報は変更となる場合があります。

16万人が熱狂した、伝説のイベント!「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」公演を記念した書籍が7月18日に発売決定!

2024年2月18日に開催され、5万3千人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計16万人が熱狂したイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」。この伝説のイベントを記念した書籍『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』(著者・オードリー)が、イベントからちょうど5か月後となる2024年7月18日(木)に、新潮社より刊行されることが決定した。

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

イベント当日、朝から終演後までオードリーのふたりに密着した様子、本番中の全コーナーを捉えた250点以上の写真と1万4千字のレポートを収録予定。「公式余韻本」の名の通り、まさに、イベントの感動の“余韻にひたれる”豪華カラーページになっている。

さらに、この本だけの特別企画も満載!

イベントでの共演を振り返る、春日×フワちゃん、若林×星野源の対談/オードリーがリスナーの質問に答えるインタビュー/イベント当日のゲストへのインタビュー【ビトタケシ、ニッチロー、TAIGA、ダブルネーム・ジョー、松本明子、フワちゃん】/2.18目撃者インタビュー【はなわ、谷口大輔、千葉雄大】/人気漫画『1日外出録ハンチョウ』特別コラボ漫画/高田文夫エッセイ/石井玄(製作総指揮)×安島隆(総合演出)の対談……などなど。

イベントをご覧になっていてもいなくても、リトルトゥース(リスナー)のみなさんに間違いなく楽しんでいただける内容です。

■書籍内容紹介
<16万人が熱狂した、伝説のラジオモンスター。最高にトゥースな、2.18東京ドーム公演!>
250点以上の写真と1万4千字の密着レポート、若林×星野源の対談、春日×フワちゃん、オードリーがリスナーの質問メールに答える企画も収録。オープニング、トークゾーン、ひろしのコーナー、プロレス、DJプレイ、ラップ、死んやめ、エンディング、漫才……。全コーナーの興奮と感動の余韻に浸ってください!

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

■書籍データ
【タイトル】『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』
【著者名】オードリー
【発売日】2024年7月18日(電子書籍版も同時発売)
【造本】B5判・ソフトカバー・104ページ
【定価】2200円(本体価格)、2420円(税込み)
【ISBN】978-4-10-355432-5
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355432/
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