「財津和夫へのダメだしが黄金コンビ誕生のきっかけ」伝説の音楽ディレクターの逸話を紹介

EPOの音楽性と人生に敬愛 ©STVラジオ

シンガーソングライターで"選曲家"の松崎真人が、日本の曲・日本語の曲を中心に"厳選かけ流し"(イントロからアウトロまでノーカット)でお届けするSTVラジオ『MUSIC☆J』。今回は、あの財津和夫(チューリップ)にダメ出しして、結果として日本歌謡界の黄金コンビ誕生のきっかけをも創り出した伝説の音楽ディレクターの話を取り上げます。(文中敬称略)
 
松崎:ちょっと面白い案件で、「チューリップ」が初めて、外部の作詞家を迎えた曲です。当時(チューリップの)メンバーは、外部の作詞家に任せることに対して非常に抵抗があったらしいですが、その外部の作詞家がなんと松本隆で、これが松本隆の、「はっぴぃえんど」を離れて、他のグループに作詞家として詞を提供するきっかけになった曲です。ですから、「チューリップ」にとっても、松本隆にとっても、記念すべき曲ですね。1973年の曲です。

M05「夏色のおもいで/チューリップ」

松崎:財津和夫が悔しかったのも判りますよね。この1曲前のシングルが「心の旅」で、自分で詞を書いているわけですから。「もう行ける」と思ったところで詞にダメ出しされたら、それは気持ち的には萎えるんじゃないかなと思います。

松崎:そのダメ出ししたディレクターが伝説の方でして。新田和長という方で、この番組ではおなじみ「ザ・リガニーズ」の元メンバーでして、(中略)早稲田大学から東芝に入って。1969年以降、手がけたアーティストが「オフコース」「赤い鳥」「RCサクセション」「トワエモア」「加藤和彦」「北山修」「はしだのりひこ」つまりフォーク・クルセイダーズ全員ですね、そして「チューリップ」「甲斐バンド」「長渕剛」「寺尾聰」「稲垣潤一」「加山雄三」と、ほぼ現代日本のニューミュージックという流れを作ってきた人たちを"総くくり"できる人たちを輩出してきた方です。

松崎:僕は直接、面識はないんですが、(「バースデイ・スーツ」の)相方の佐木伸誘は東芝時代にギリ、面識があるみたいで、「とにかくスゴい人なんだ」という話は昔から聞いておりました。

松崎:この曲(夏色の思い出)を(松本隆が)書いたら突然、筒美京平から松本隆が呼び出されて、(筒美京平から)「この曲は君が書いたんだね」と言われて、「これだよ。これこそヒット曲と言うんだよ。素晴らしい」と絶賛されたということなんです。これが、筒美京平と松本隆の長きにわたる黄金コンビのきっかけになったということを考えれば、その橋渡しをした新田和長の果たした役割もスゴいものだと思います。

松崎:昔は、作詞家、作曲家だけでなく、ディレクターやプロデューサーにも、いわゆる"伝説の人"はたくさんいたんですよ、ということをお話ししました。で、新田和長が手がけたアーティストをもうひと組。

M06「誰もいない海/トワ・エ・モワ」

この曲を聴くと「夏も終わりだなぁ」という思いがこみ上げます。そんなことを思うリスナーも多かったのか、20曲目には多くのリクエスが寄せられていました。行く夏を惜しみつつ、今回の『MUSIC☆J』もタイムフリーでお楽しみ下さい。

<14日のプレイリスト>
M01「かっこつかないね/田原俊彦」
M02「天国にいちばん近い島/原田知世」
M03「情熱☆熱風☽せれなーで/近藤真彦」
M04「まちぶせ/三木聖子」
M05「夏色のおもいで/チューリップ」
M06「誰もいない海/トワ・エ・モワ」
M07「線香花火/さだまさし」
M08「線香花火/N.S.P.」
M09「盆がえり/小椋佳」
M10「ルパン音頭/三波春夫」

M11「長い夜/松山千春」
M12「サファリ・ナイト/大橋純子」
M13「Tシャツに口紅/ラッツ&スター」
M14「カラーに口紅/コニー・フランシス」
M15「ルーシーはムーンフェイス/SPARKS GO GO」
M16「シー・シー・シー/ザ・タイガース」
M17「ダンシング・ロンリー・ナイト/ザ・ジャガーズ」
M18「君に逢いたくなったら・・・/ZARD」
M19「音楽のような風/EPO」
M20「夏の終りのハーモニー/井上陽水・安全地帯」
M21「北海盆唄よりドリフ音頭/ザ・ドリフターズ」

<松崎真人の編集後記>
「音楽のような風/EPO」彼女も、ドラマー村上ポンタ秀一から高く評価されていたアーティストで、一緒にツアーを回った後、同じメンバーでアルバムを作ろう!と盛り上がったらしい。大人の事情でそれは実現せず、音楽的進化を求めた彼女は渡英してしまう。帰国後はショーロ・クラブと活動するなど、商業的成功よりも自らの心の求める方へ音楽の舵を取り続けているEPO。敬愛する先輩のひとりだ。(松崎真人)

STVラジオ『MUSIC☆J』(毎週土曜 18:00~21:00)※14日は特番のため20:00までの短縮放送。
 

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MUSIC☆J
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 18時00分~21時00分
出演者:松崎真人(まつざき・まこと):シンガーソングライター・選曲家(北海道出身)
番組ホームページ

70年代~90年代の日本のポップス・日本語のポップスを中心に"厳選かけ流し"でお届け。パーソナリティは、北海道出身のシンガーソングライター・松崎真人。音楽への深い造詣と知識に裏打ちされた含蓄あるトーク、選曲の幅広さでリスナーの支持を全国に広げている。松崎の"微妙な滑舌"も病みつきになるかも。(ナイターオフ期は、火~金19:00からで、広島・RCCラジオでも同時ネット)。

※該当回の聴取期間は終了しました。

マカロニえんぴつ“ケンティー”がJ-WAVEに登場!? わずか5秒でテンパって…

マカロニえんぴつのはっとり(Vo/Gt)、高野賢也(Ba)、田辺由明(Gt)、長谷川大喜(Key)が、新曲『運命さがし』から思いついた新コーナーについて語り合った。また、高野の知り合いという「ケンティー」も登場した。

この内容をお届けしたのは、10月13日(火)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』内のコーナー「GRUUVE BUNCH」。毎週月曜~木曜の22時35分ごろからオンエアする同コーナーでは、番組がプッシュする4組のクリエイターをピックアップ。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

『GURU GURU!』は世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく"逆転ラジオ"。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。

この日の放送は10月20日(火)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

あのケンティーが帰ってきた?

10月から「GRUUVE BUNCH」の火曜ナビゲーターを担当しているマカロニえんぴつ。2回目の放送となった今回は、リスナーから高野にまつわるリクエストが届いた。

<リスナーからのリクエスト>
マカロニえんぴつのラジオといえば、あのコーナーを『GURU GURU!』でもやってほしいです。賢也さんがもっとも輝く「KENYA TIME」を!

「KENYA TIME」は、かつてマカロニえんぴつがナビゲーターを務めていたJ-WAVE『THE KINGS PLACE』(月曜~木曜 25:00-26:00)でもおなじみだったコーナーだ。

はっとり:「KENYA TIME」を説明してよ。知らない人が多いだろうから。

高野:マカロニえんぴつには「ケンティー」と呼ばれるキャラがもうひとりいるんですよ。

はっとり:キャラ?

高野:いや、キャラじゃない。そういう方がいて。

はっとり:マカロニえんぴつにはそんな人いないよ?

高野:ごめん、語弊があった。俺の知り合いで、ケンティーっていうのがいて。そいつがたまにふらっとやってきて、ちょっとキザなことを言って去っていく。ちょっとチャラいキャラなんだけど、なんか憎めないことを言ってくるんだよね。

はっとり:ちょっとキザだし、自己肯定感が高い。昔の言い方で言うとナルシストっぽい。でも、自分に自信がある人って逆に「かっこいい」になっているから。ケンティー、俺たちもラジオのこのブース内でしか会えないけど、来てほしいなって思うよね。

田辺:そういう「KENYA TIME」のお便り、読んでほしいセリフとかがいただけたら、たぶんケンティー呼んでくると思うんだけど。どうなんだろうね、ケンティー。

はっとり:今日来なさそう?

長谷川:ケンティー来ないかなぁ。

はっとり:説明だけだとどうも伝わんないからな。

すると、突然ケンティーが姿を現した。

ケンティー:よお、お前ら。ケンティーだぜ!

田辺:ひさしぶりです!

ケンティー:お前ら、元気やってっか!

はっとり・田辺・長谷川:元気です!

ケンティー:相変わらず(六本木)ヒルズ、でけえ! まあ、俺ん家のほうがでけえけどな。じゃ、またな!

わずかな言葉を残してケンティーは去っていった。

長谷川:ケンティー来てくれたね。

はっとり:ケンティー、ファンクラブラジオではもっと伸び伸びしているじゃん。でも、電波に乗ったらすげえテンパってなかった? テンパりすぎて5秒ぐらいしかいなかった(笑)。

高野:時間が許す限り、メールが届く限り、ケンティーは来てくれると思います。

はっとり:「GRUUVE BUNCH」でも「KENYA TIME」やりたいよね。

高野:彼もすごくやりたがっていたから、ぜひ。

はっとり:俺、もう「KENYA TIME」のファンだから(笑)。

ここで、マカロニえんぴつが9月16日にリリースした新曲『運命さがし』をオンエアした。

マカロニえんぴつ「運命さがし」MV

新曲から発案したコーナー「きみは好き?」が始動 

続いて、はっとりは「GRUUVE BUNCH」での新コーナーを考えてきたと話す。

はっとり:新曲の『運命さがし』から思いついたんだけど、この曲は「きみが好き」がキーワードで、それにちなみ「きみは好き?」っていうコーナー。物でもなんでもいいよ。好きってあふれているじゃん。でも、今それを言うことがちょっと恥ずかしいというか。

田辺:そうだね。

はっとり:なぜなら、批判とか知らないやつに横やりを入れられて、自分の好きを否定されることによる“恐れ”みたいな。それであんまり好きなことを言うのがちょっとはばかられる時代じゃない? だからこそ、リスナーの「本当はこれが好きなのよ」「みんなにも知ってほしいの」「でも、私だけじゃないはず」っていうのをここで紹介して、リスナー同士の共感を呼ぶ。「私だけだと思っていたら他にもいたんだ」って、うれしくない? どうでしょうか?

田辺:いいですね。俺らの好きもちょこちょこ挟んで紹介できたらいいよね。

はっとり:ちなみによっちゃん(田辺)の「きみは好き?」は、筋肉あるある?

田辺:筋肉あるあるだったら、スクワットしていちばん下にしゃがんでいるときがいちばんキツい。そのいちばんキツいときがいちばん好き。俺が最強になれる瞬間、みたいな。

はっとり:しゃがんでいるときなんだ。持ち上げたあの瞬間じゃないんだ。

長谷川:たしかに。

田辺:それは、もう出し切ったあとじゃん。やるぞっていう、そのとき。

高野:けっこう低い位置からのスタートだと負荷がかかるよね。

はっとり:なんでお前、鍛えている側で入ってくるんだよ。

高野:俺だって最近、スクワット頑張ってるよ。ジムに行って。

はっとり:聞くところによると、肩に石灰が入っているらしい(笑)。大丈夫?

高野:そうなの! 注射で3回くらいやったんだけど、半分やっと取れて、それ以上、注射するともう肩の腱が切れるので開けて取り除いてくださいって言われて。

田辺:怖い怖い(笑)。

はっとり:10分で収まらないな。面白すぎるから“肩石灰”の話やめてもらって、俺が聞いたからいけないんだけど。肩石灰、4週にわたって聞かせて(笑)。

高野:経過報告しますね。

はっとり:大丈夫なんでしょ? 肩石灰は笑える範囲なんだよね。

高野:全然笑える(笑)。演奏にも支障ないのでご心配なく。

マカロニえんぴつは現在、全国7都市11公演を巡るアリーナツアー「マカロックツアーvol.22 ~いま、きみがすき!篇~」を開催中。また、10月18日(日)には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される、murffin discsの設立20周年を記念したライブイベント「murffin discs 20th Anniversary “murffin Carnival!!”」に出演する。同イベントには、マカロニえんぴつのほか、SUPER BEAVERやsumikaなど多数のアーティストが出演する。

さらに、11月4日(水)には同会場で、オフィシャルファンサイト・OKKAKEの会員限定イベント「OKKAKE感謝祭☆代々木体育館に集合!みんなで秋の大運動会?!」を開催する。

マカロニえんぴつの最新情報は公式サイトまで。

『GURU GURU!』のコーナー「GRUUVE BUNCH」の放送は毎週月曜~木曜の22時35分ごろから。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

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