コンサドーレ野々村会長「失点したDFの反応が薄いと興梠慎三は感じた」移籍選手のメンタル効果に期待

まさかの”ダブル・リモート”で収録! ©STVラジオ

3月にJリーグ・チェアマンに就任するサッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和会長が出演するSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』。次期チェアマンの生の声が聴ける貴重な番組にいきなり”昇格”してしまいました!?。なのに今週は、まさかのダブルリモート収録。野々村会長は、コンサドーレのキャンプ地・熊本のホテルから。吉川アナは、自宅から(新型コロナ濃厚接触者の可能性のため)。それでも番組は、いつも通りに行きます!!。

気がつけば、Jリーグ開幕まで1週間です。熊本で2次キャンプを続ける北海道コンサドーレ札幌に、昨シーズンまで浦和レッズでプレイし、沖縄1次キャンプに「練習生」として合流していた西大伍選手が正式に加入しました。コンサドーレ・ユースの出身で、日本代表経験もある西選手の”復帰”について、野々村会長は…。

野々村:何度か今までもコンサドーレに来るチャンスと言うかタイミングはあったけど、そうならなかった。そんな経緯も含めて、色々な彼を取り巻く状況も含めて、もう一回、純粋にサッカー選手としてしっかりチャレンジして、周りの選手たちとも上手くやって、チーム(の一員)として機能して行ける選手かどうか、って言うのを普通に、この2~3週間、見ていたんだろうと思いますね。それで、三上GMやミシャ監督も含めて、判断をしたと言うことだと思います。

野々村:僕は、(GMや監督が)そう決めるんであれば、(西には)とにかく頑張ってやって欲しいなと思います。

吉川:そう言う意味では、興梠選手と西選手と(日本代表経験のある)、いわゆる日本を知っている、トップを知っている選手達がベテランとして入って来て、コンサドーレに与える影響は、試合以外でも大きいんじゃないですか?

野々村:大きいかもね。やはり、外から入ってきた選手は、チームの中の全体観の印象をいちばん先に感じるはずで、例えば(興梠)慎三としゃべってると練習の中でも「失点をした時の”失点しちゃった側”のディフェンダー(DF)のリアクションとかが何かちょっと薄い、みたいな感じを受ける」と。レッズの時とは違って。

野々村:こういうことを感じるのって、チームの中にずっといると判らないので、(興梠のような)そう言う人が来て、もっと"やられない"ような、戦術的なことじゃなくて、気持ち的なところをどうしなきゃいけないのか、みたいなことが彼らによって、いまの選手たちに伝えてもらえると、「あ、そうなのか」って言うことを気づく選手も増えると思うので、良かったと思いますよ、ベテラン・経験者が入って来たことは。

よく「精神的支柱」という言葉が聞かれますが、今季加入の興梠慎三、西大伍には、ピッチの中だけではなく、こんな精神面での戦力アップにも、野々村会長は期待しているということのようです。さらにコンサドーレには、今やJ1最年長となった小野伸二もいます。メンタル的な支えは万全と言ってもいいでしょう。

次回の放送日、2月19日はコンサドーレの開幕日!。14:00~アウェイで清水エスパルスと対戦です。5年目のミシャ・サッカーに、サポーターとしては期待せずにはいられません!。番組でも、開幕戦の展望を野々村会長に話してもらいましょう。”コンサドーレのこと”を聞けるのも、残り少ないですし…。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』(毎週土曜 あさ7:30~8:00)

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GO!GO!コンサドーレ
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分
出演者:野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌会長)、吉川のりお(STVアナウンサー)
番組ホームページ

北海道コンサドーレ札幌会長・野々村芳和さんと吉川のりおアナのアラフィフコンビがお送りする【痛快スポーツトークバラエティ】。サッカー番組のようでサッカー番組じゃない!?。誰でも今日からサポーターになれる、そんな番組です。

※該当回の聴取期間は終了しました。

参院選後の石破政権はどうなる?

7月11日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは、「参院選後の石破政権、どうなるのか?」というテーマで、ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を伺った。

長野智子「今回の参議院選、普通は参議院選挙っていうのは原則として政権選択選挙にはあたらないんですけれども、今回は国民が今の政権を信任するかどうかを示すことを含めて、あとは衆議院が少数与党というのも含めて、実質的な政権選択選挙につながるのではないかといわれております」

鈴木哲夫「そう言ってもいいですよね。だから本当は政権選択選挙は衆議院議員選挙、総選挙なんだけれども、そもそも衆議院のほうで既に少数与党で逆転しちゃっているわけですよね」

長野「そうなんですよね」

鈴木「自民党・公明党にしてみれば、かろうじて参議院のほうは数が多いから『衆議院で何かがあっても参議院で否決すりゃあいい』って、なんとか保っているんだけど、今度の選挙で参議院も自公が少数になっちゃったら、衆参両方で数少ないんだから、そもそも“与党”って言い方していいのかどうか、自民党は比較第一党ですよね?」

長野「そういうことになりますね」

鈴木「だからそういう意味では、おそらく今度の参議院もひっくり返っちゃうようなことになったら、その後の政権はどういう枠組みになるのかとか、野党が一つ結束すれば別の総理が誕生する可能性があるし。それから自民党が強かだから、別の連立で勧誘して『一緒にやろうや』みたいな、そこで総理を決める時には石破さんとか自民党じゃなくて野党の誰かに……」

長野「連立組んだ人から出てきちゃうかもしれないからね?」

鈴木「そう、そう。かつて“自社さ政権”っていうのがありましたよね?あの時は自民党がいちばん数が多くて、社会党は少なかったんだけどね。あとは、(新党)さきがけでしょ?でも、総理大臣は社会党の村山さん。これは当時の自民党の永田町的な人いっぱいいるじゃないですか、亀井静香さんだとか森喜朗さんだとかいっぱいいたんだけど、それが要するに、『数が多い自民党が出張っていったらまとまらない。我々がいちばんバックヤードに回って、社会党を立てて、それでまとめていくんだ』みたいな、当時取材してて『うわぁ』って思ったけど、いま考えたら『これも茶番だな』って思うんだけど(笑)」

長野「そうですねぇ」

鈴木「でも、そういうことも起きる。何が起きるかはわからないわけです。今度の参議院選で自公が過半数割れしたらね。そういう意味ではやっぱり政権の形を決める選挙」

長野「特別な参議院選挙ということになりますか?」

鈴木「かなり特別だと思いますよ」

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