コンサドーレ野々村会長「いちばん点を取れるのは誰か?でミシャが判断」興梠慎三の開幕フル出場を語る

雪の壁も突き破れ!! ©STVラジオ

サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和会長が出演するSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』。3月12日、コンサドーレの2022シーズンが開幕しました!。リーグ初戦のエスパルス戦には、注目のFW興梠慎三がスタメンでフル出場して、サポーターも注目!。その話も含めて、野々村会長に聞く「ウィークリー・コンサドーレ」…と、行くべきところで、まさかの出来事が…!。このあたりは、radikoタイムフリーで聴いてもらうとして、閑話休題。

吉川:スタメン見た時に「あ、こういうスタメンですねえ!」というワクワク感がありましたね。

野々村:あった?。(興梠)慎三の場合はミシャさんがよく知ってるからスタート(から使うこと)は判るけど、シャビエルって来たばかりじゃないですか。あんまりミシャさん、今までそういう感じで使うこと無かったので、珍しいなと言うか、「あ、やっぱ、そう言う評価なんだ」というか、まだまだコンディションは良くないと思うけど、シャビエルを使って行くことで高いレベルまで行くと思ったんだろうなと、僕も(スタメンを)見て「こんなメンバーか」と思いました。

吉川:そして、興梠選手はフル出場。

野々村:点を取りたかったからだと思いますよ。ミシャさんとしては、いちばん点を取れるであろう人は誰かってことで慎三を残して。(興梠が)疲れていたとしても、ボックスの中だけで仕事が出来るし、ボックス以外のところでそんなに仕事を慎三が出来ないくらい体力を消耗したとしても、チャンスを作れるって思ったんじゃないですかね。

吉川:サポーターも「あ、やっぱ興梠は90分行けるんだ、行くんだ」ってところの頼もしさも感じましたね。

この開幕戦の4日後、23日に行われた「ルヴァン杯」の初戦。鳥栖に行く予定だった野々村会長は、新千歳空港周辺の記録的大雪の影響で、現地に行くことが出来なかったそう。

野々村:初めてですよ、行かれるはずのスケジュールなのに試合に行かれなかったのは。

吉川:選手たちは、アウエイ続きだったからあれ(試合に臨めた)でしたけど、北海道からだったら大変でしたね。

野々村:北海道からだったら、ちょっと無理だったんじゃないですか。…恐らく。あの日は、みんな無理だったでしょう。

チームの試合運営上は”ラッキー”だったアウエイ連戦でしたが、ルヴァン杯初戦のサガン鳥栖戦では、試合開始早々に”アンラッキー”に見舞われました。

吉川:ちょっとザワついたのは、最初のオウンゴール…

野々村:(中略)西大伍が、あの強い(バック)パスを出した理由は、(GK中野)小次郎に余裕を与えるために出してるんです。要は、弱いボールを出すと相手がプレッシャーに来る、そうするとプレイ(の選択肢)が制限されちゃうから。あそこで強いパスを出して、しっかりコントロールして逆サイドに向けると、恐らくあのプレッシャーはかわせたと思うんです。

野々村:だから、小次郎の方に少し、立ち上がりというのもあって準備が出来ていなかったのと、若干、パスがずれたと言うのがあったと思いますけど。一応、狙いがあるミスだと思います。ただ、あんなにあんなことばっかりやってると、逆転するまで大変ですからね、1点取られると。

吉川:後半になって、田中俊太、高嶺朋樹、金子拓郎と(交代で投入)。後半すぐからでしたけど、このプランって、早かったんですか?

野々村:前半を見て「こりゃ、変えなきゃダメだ」と思ったんじゃないですか。当然、ルヴァン杯を勝ち上がるために勝ち点を取りに行かなきゃならない。じゃ、3人入れ(替え)たら変わるだろうと、ミシャさんは思ってたと思います。

吉川:変わりましたね。

野々村:スゴいなぁと思って。彼ら、もう「お兄さん」ですね。

吉川:もう、なんかベテランの存在感のような感じ。

野々村:そんな感じ、2年経つと、こんなに変わるんだと思って。(中略)今回は「あの3人、スゴかったな」でいいんじゃないですか。

それぞれの開幕初戦を冷静に見て、わかりやすく内容を分析してくれた野々村会長。そして、番組からビッグなお知らせ。チェアマン就任2日前の3月13日(日)、13:00~17:00 の4時間!「GO!GO!コンサドーレ」の特番が決定!!。もちろん、野々村会長が生出演です。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』(毎週土曜 あさ7:30~8:00)

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GO!GO!コンサドーレ
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分
出演者:野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌会長)、吉川のりお(STVアナウンサー)
番組ホームページ

北海道コンサドーレ札幌会長・野々村芳和さんと吉川のりおアナのアラフィフコンビがお送りする【痛快スポーツトークバラエティ】。サッカー番組のようでサッカー番組じゃない!?。誰でも今日からサポーターになれる、そんな番組です。

※該当回の聴取期間は終了しました。

「ワールドシリーズ連覇」に貢献!ドジャース・大谷翔平&佐々木朗希のピッチングを五十嵐亮太が解説

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。11月8日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! ここでは、アメリカ・大リーグ(MLB)でワールドシリーズ連覇に貢献したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、佐々木朗希投手について振り返りました。


五十嵐亮太さん



◆佐々木朗希の“魂の3イニング”

藤木:ワールドシリーズも盛り上がりましたが、メジャーリーグ30球団あるなかでワールドシリーズを連覇することが、どれだけ難しいことなのかを実感しましたね。

五十嵐:MLBでの連覇は、(ニューヨーク)ヤンキースが1998~2000年に3連覇して以来ですから。

ブルペンでは、佐々木朗希投手が見事にハマりました。もともと先発ピッチャーなのですが、シーズンの後半にケガから戻ってきた後、中継ぎで2試合だけ投げました。そのピッチャーが、ポストシーズンに入ってから抑えに抜擢されたんですよね。1年目のルーキーが、シーズン終わりから中継ぎをやって、いきなり大事な場面でクローザーを任されるってすごくないですか!?

藤木:そうですよね。しかも、強敵といわれていた(フィラデルフィア)フィリーズ相手に3イニングを完璧に抑えた。あの魂の3イニングがなかったら、もうフィリーズに負けていたんじゃないかと。

五十嵐:おっしゃる通りです。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)でフィリーズと対戦して勝ったこともすごいけれど、勝ち切るためには、抑えがしっかりしていないといけないなかで、そこに佐々木投手が見事にハマりましたよね。ワールドシリーズを連覇した凄さもあるけれども、その前もしっかり勝たないといけないわけで。だから、佐々木投手がいなかったら行けなかったのかなと僕は思います。

◆大谷翔平、最終戦のピッチングを分析

藤木:ワールドシリーズの最終戦、大谷翔平選手が中3日で先発しました。しかも、ヒットやフォアボールで塁に出て、走塁もして、(バッティングでも)頑張っていたじゃないですか。その影響もあってか、制球が定まらずなかなか苦しい展開でしたよね。

五十嵐:中3日ですから、もちろん疲れがあるなかでの登板だったということと、あのときの大谷選手が、今までの登板と何が違うかというと、あの試合は先発ピッチャーをブルペンに入れていたので、長いイニングを投げる必要がなかったんです。つまり、序盤から飛ばしていくピッチングスタイルで良かった。でも、疲れもあって“飛ばしていこう”という気持ちと、うまくかみ合っていなかった。そこで、ちょっと“力み”が生まれてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまったんです。

“ストライクが取れない”となると、スライダーやスイーパーもそうでしたが、変化球が甘めに入ってしまうんですよ。それを捉えられてホームランにされるというところがあったので、試合の流れやチーム状況によってピッチングスタイルは変わりますが、そういったところで“うまくいかなかったのかな”と見ていて感じました。

――ほかにも、ワールドシリーズMVPを獲得した山本由伸投手の活躍を振り返る場面もありました。

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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM

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