補償の先にあるもの。あんしん財団がつくる”働くひとの安心”

ゲストは、一般財団法人あんしん財団 埼玉支局 支局長の守谷 祐太(もりや・ゆうた) さん。1964年の設立以来、全国約17万社が加入する同財団の、時代に合わせたサポートの形についてうかがいました。月々一律2,000円という手軽さで、万が一の補償から、レジャーやeラーニングといった充実の福利厚生までをワンストップで提供。さらに、職人の技を子どもたちに伝える社会貢献活動「技伝プロジェクト」の取り組みなど、中小企業とそこで働く人々が安心して一歩を踏み出せる環境づくりについてお話をうかがいました。

福利厚生の新しいかたち

西田 福利厚生は今、とても注目されていますよね。社員のモチベーション向上にも関わると思いますが、どのような取り組みをされているのでしょうか。

守谷 中小企業で働く方々が、安心して働ける環境づくりを目的に「ケガの補償」「福利厚生サービス」「災害防止サービス」という3つのサービスを提供しています。近年、福利厚生を重視する企業が増えている一方で、大企業のように制度を充実させるのは難しいという声も多くあるんです。

西田 なるほど。たとえば、どんなサービスがあるのでしょうか?

守谷 旅行やレジャー、映画、ショッピングなどのサービスを、会員料金や特典付きで利用できます。また、自己啓発の一環として、eラーニングを無料受講できるんです。

西田 福利厚生と聞くと「休むこと」のイメージがありますが、最近は学びも含まれつつあるのですね。

守谷 はい。働きやすさだけでなく「社員が成長を実感できる機会を提供し、満足度を高めること」が企業の魅力づくりにもつながっていくと考えています。

未来へつなぐ「技伝プロジェクト」

西田 社会貢献活動にも取り組まれているのですね。

守谷 はい。そのひとつに「技伝(わざでん)プロジェクト」があります。日本が誇る中小企業のものづくりの技術や、仕事のおもしろさを、職人さんから直接子供たちに伝えてもらうために、各地でワークショップを開催しているんです。

西田 たとえば、どんなことをされているのですか?

守谷 コマづくりなどの伝統工芸に触れられる体験を、全国各地で開催しています。

西田 なるほど。ところで、「あんしん財団」という名前になったのはいつ頃なのでしょうか?

守谷 12~13年前ですね。それまでは「財団法人 中小企業災害補償共済福祉財団」という長い名前でした。

西田 「あんしん財団」の方がわかりやすいですね。現在、どれくらいの企業が加盟していますか?

守谷 全国で約17万社です。53万人弱の方々に加入いただいています。

西田 すごい人数ですね。ご家族も含めると、100万人以上の方に関わるサービスかもしれませんね。

働くひとの安心、その先へ

西田 では最後に、今後の展望をお願いします。

守谷 お客さまの約99%は中小企業です。これからも中小企業のみなさまのニーズに応えながら、働く方々が安心して働ける環境づくりを支えていきたいです。

西田 あんしん財団として、大切にしている考え方はありますか?

守谷 わたしたちは、厚生労働省から特定保険業の認可を受けている財団です。そのため、「認可を受けた信頼できる団体である」という安心感をお伝えしたうえで、ご提案をしています。

西田 ケガへの補償だけでなく、福利厚生まで、働くひとを幅広く支える仕組みがあるのですね。ひとりあたり月々2,000円の会費で、それらをワンストップで利用できるというのは、中小企業にとって心強い存在だと感じました。

(TBSラジオ『見事なお仕事』より抜粋)

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