来年は中国茶ブーム到来⁉ 安渓鉄観音茶にはキノコの味噌バター炒めが◎

<生活情報>
「2027年は中国茶ブーム到来⁉ ひと足お先に、テイスティング!」
今週はスーさんが夏休みということで、火曜日の代打パーソナリティーを務めてくれたのは料理家で管理栄養士の長谷川あかりさん!

長谷川あかり「来年は、中国茶ブームが来るはず!!」

※個人の直感です。

そう語るあかりさん!その理由は…?
これまでは、大人同士で集まるというとお酒を飲むというイメージが強かったのが、健康志向というのもあってか食事の楽しみ方の1つとしてお酒を飲む以外の楽しみ方も広がっている印象。なので、食事の時にも、お酒以外のドリンクとのペアリングを楽しみたいという需要が、今後さらに高まっていくのでは…?と思っているんだとか。
中国茶は華やかなものからフルーティーなもの、香ばしいものまで、バリエーション豊富で、中華料理に限らず和食やフレンチ、イタリアンなど幅広いジャンルの料理と組み合わせられる点も魅力的!まるでワインのよう!とはいえ、名前だけでは、どんなお茶なのかわからないことも多いので…今回は、あかりさんが気になっているお茶を試飲しました。

①渋みが少なくまろやかな味わい「白牡丹(ハクボタン)」!

▼福建省・武夷山南部の有名な白茶。
※白茶とは…白い産毛に包まれた新芽を微発酵させて作るお茶で、「弱発酵茶」とも呼ばれる。
・「白牡丹」は緑茶と烏龍茶の中間のような、まろやかな甘い味わいが特徴。渋みが少なく繊細。
・体の中の余分な熱を取ってくれるとも言われている。

★お茶の入れ方
・150mlのカップに茶葉を5~6gほど入れて、85~90℃のお湯を注ぎ、1分~1分半ほど蒸らします。
・飲みきったら、継ぎ足しで3~4煎飲むことができます。

長谷川「美味しい!シャンパンのような華やかな香りとミルク感を感じる…!モッツァレラチーズのような立ち位置のお茶。」
山内「渋みがない!烏龍茶とかジャスミン茶よりまろやか。」

【お料理とのペアリングを考えるなら?】
カルパッチョとかの前菜に合わせるのが良さそう。あとは和菓子!白あんの羊羹とかお饅頭にも合いそう!繊細な味の食べ物との相性がいいかも!

▼今回スタッフは「ルピシア」で購入。50g入りで税込み900円でした。
・そのほか、中国茶を取り扱うお店などでも購入可能です。
・では続いて2つめをお願いします。

②蘭のような華やかな香り!「安渓鉄観音(アンケイテッカンノン)」!

▼福建省安渓を中心として栽培されている烏龍茶の一種。
・“鉄観音茶”というと、街中で気軽にお茶を楽しめる「貢茶(ゴンチャ)」などのメニューにもあるので、聞いたことがある人は多いのでは?
・色が鉄のようで、他のお茶より重いので、鉄観音と名付けられたといわれているそう。
・鉄観音茶の中でも「安渓鉄観音」は、中国でも名高く、十大銘茶の一つとされている。
・蘭の花を思わせるような華やかな香りと、深みのある渋味、コクが味わえるお茶。

★お茶の入れ方
・ティーポットに茶葉を1人あたり3~5gほど入れて、沸騰したお湯を注ぎ、アクを取り除いて香りを出すために最初のお湯はすぐに捨てます。
・もう一度お湯を注ぎ、蓋をして30秒蒸らして飲みます。3煎ほど楽しめます。

長谷川「香りは渋め、でも鼻から抜けていく感じ。フルボディな感じ。」
山内「香ばしい香り。おいしい!」

【お料理とのペアリングを考えるなら?】
チョコレートやキャラメルなどの焼き菓子に合いそう。お料理ならキノコを味噌バターで炒めたりしたようなこってりとした香り高いお料理とマッチしそう。味噌を先に焦がしておいて、そこにマイタケなどのキノコを入れて焼いた豚肉を合わせる。最後にバターを入れる!

・今回スタッフは「中国名菜 銀座アスター」で購入。30g入りで税込み648円でした。
・そのほか、中国茶を取り扱うお店などでも購入可能です。

③緑茶のような清涼感がある台湾烏龍茶!「文山包種茶(ブンサンホウシュチャ)」!

▼標高の高い場所で栽培された、台湾産烏龍茶の一種。
・凍頂烏龍茶、東方美人茶などと並んで、台湾三大烏龍茶の1つとされている。
・「文山包種茶」の他に、清茶という呼ばれ方をすることもある。
・鮮やかな緑色の葉っぱでお茶は黄緑色ですが、緑茶のような渋みは少ない。

★お茶の入れ方
・300mlのポットに茶葉およそ3gを入れて、95~100℃のお湯を注ぎ、2分ほど蒸らします。
・茶器の1/3まで飲みきったら、継ぎ足しで3~4煎ほど飲むことができます。

長谷川「薄い色の見かけに寄らず、味はぐっと重たく来る!」
山内「薄めの緑茶の色!ジャスミン茶寄りな感じ?」

【お料理とのペアリングを考えるなら?】
塩味のチキンソテーとか!軽やかな鶏肉の脂をさっぱりと後味良く流してくれそう。あと、山菜の天ぷらとか薬味系のお料理とか、苦みやちょっとクセのあるお料理とも合いそう。今日飲んだ中では、一番色々なお料理に合わせやすそう。

・今回スタッフは表参道にある中国茶専門店「遊茶」で購入。20g入りで税込み1,836円でした。
・そのほか、中国茶を取り扱うお店などでも購入可能です。

会食ではお酒派だった山内アナもあかりさんの直感に納得!
ぜひ、皆さんも色々な中国茶を試してみてください。そして、来年は中国茶ブームが来るのか…⁉乞うご期待!

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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金融マンと寿司職人の“二刀流” 50歳を過ぎて寿司職人の学校へ入学した男性

11月は新米のシーズンということもあるのでしょうか。1日が「すしの日」、22日は「回転寿司記念日」と寿司にまつわる記念日が続きます。寿司ロボットの技術は見事ですが、やはり、職人さんが握った寿司はたまりませんね。

画像提供:小川浩司さん

今回は、金融マンの傍ら、“出張寿司職人”としても活躍されている男性のお話です。

大きな観音様が駅を見守る、神奈川県の大船。この大船ご出身で、いまも鎌倉・腰越にお住まいの小川浩司さんは、昭和44年生まれの57歳。普段は、都内の会社で金融関係の仕事をされています。

実は小川さん、もう一つの顔があります。週末を中心に首都圏各地で開かれるホームパーティーに出向いたり、お店を間借りして、手際よく寿司を握っている“出張寿司職人”なんです。だいたい、ひと月に3回、この3年半でおよそ120回の“出張”を重ねてきました。

若い頃の小川さんは、「スタミナが第一!」と、魚よりも肉でした。なかでも焼肉が大好きで、地元・神奈川に多い精肉スーパーの超常連。さらに本場・韓国、ソウルの明洞に足しげく通っていたこともあって、友達からは“ヨン様”ならぬ“ミョン様”とニックネームを付けられたほどだったんです。

そんな小川さんが寿司に目覚めたのは、コロナの時期でした。在宅勤務の空き時間、ぼんやりとインターネット動画を眺めていると、あるインフルエンサーの方が、寿司をテーマにしゃべっていたことをきっかけに、「寿司職人」という仕事が気になり始めます。

小川さんはその時、50歳を超えたばかり。仕事・家庭・趣味も充実していましたが、定年後のことを考えると、経済的なことや社会とのつながりに少し不安もありました。

「もしも、寿司を握ることが出来れば、定年後にすし屋さんのパートでも働けるし、たとえ、自給自足の生活になっても、魚をさばければ生活できるはずだ!」

色々と考えた小川さん、まずは寿司職人への道を一歩踏み出すことにしました。

小川さんは、寿司職人を養成する専門学校の門を叩きます。1クラスには20人くらいいましたが、見渡すと周りは、海外に寿司屋さんを出して一旗揚げようという若い人たちばかり。でも、何人かは、同じように手に職をつけたいと考えた中高年の方の姿も見えました。

最初のステップは、寿司のにぎり方を徹底的に学びます。にぎり寿司に合ったシャリの量と重さを、サッと手に取った指先の感覚で憶えていかなければなりませんが、小川さんはさっそく苦戦。シャリの形を整えていくのもままなりません。

続いて、小川さんの前に立ちはだかったのは、様々な魚たちでした。アジを三枚におろしていくのも、なかなかきれいに出来ません。穴子が出てくると骨の多さに大苦戦。真鯛はウロコの多さに、もう圧倒されてしまいます。一方、脂がのったブリに至っては、どこから包丁を入れていいのか迷うばかり。でも、小川さんは諦めませんでした。

「せっかく始めた以上は、何とかして形にしたい!」

その思いを胸に練習に練習を重ねた小川さん、いつしか魚の筋肉の繊維をサッと見極め、迷わずスッと包丁を入れ、身と骨が分かれるように捌くことが出来るようになります。

晴れて2022年春、小川さんは、無事に専門学校を卒業。お勤めになっている会社の上司の方に、寿司職人としても活動したいと申し出ると、まるで目が点になったように驚かれました。それでも寿司職人への熱い思いを伝えると、副業として認めてくれることになりました。

今ではお店を間借りして営業する機会やリピーターのお客さんも増えてきた小川さん。少し前にはお子さんの高校合格のご褒美に、“人生初めての回らないカウンター寿司”を食べさせてほしいという依頼も受けたそうです。

「子供が元気よくお寿司を食べてくれたり、カウンター越しにお客様から直接美味しいとおっしゃっていただけると、やってよかったという気持ちになりますね」

一方、寿司を握り始めたことで、本業のお仕事にもいい影響が出てきたといいます。

「副業が出来たことで、思い切りがよくなりました。たとえ本業でヘマをしたとしても、副業があるからと気持ちがラクになったんです。これから、もっと年齢を重ねてもチャレンジは続けていきたいと思っています」

金融マンと寿司職人、小川さんの“二刀流”への挑戦は、新たな人生を切り開いています。

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