カメルーン生まれ日本育ちの漫画家・星野ルネが出題する世界のことわざクイズ!
TBSラジオで平日15時30分から放送中の「ACTION」。水曜パーソナリティは、Creepy NutsのDJ松永さん。
7月8日(水)のゲストは、カメルーン生まれ日本育ちの漫画家・星野ルネさん。今年5月に『まんが アフリカ少年が見つけた世界のことわざ大全集』を出された星野さんから、世界のことわざについてDJ松永さんがお話を伺いました。
松永:どういうきっかけで漫画家になったんですか?

星野:なにか表現がやりたくて兵庫から上京したんですが、結局自分のやりたいことや表現する場所というのは、人が与えてくれるものじゃないということに気が付きますね。その時期にSNSやYouTubeが盛り上がってきたんです。それで自分でメディアを持って発信しようと。それで自分のことを毎日漫画で表現しようと思って、Twitterを使って自分のアフリカ系日本人というキャラクターを紹介しようと思い、漫画を描き始めました。2018年ぐらいですね。
松永:えぇ、めちゃくちゃ最近!星野さんってなにかすると形になるのが早いですよね。
星野:いろいろ迷走しながらですけどね(笑)
松永:Twitterをきっかけに、お声がかかるんですか?
星野:自分の描いた漫画がバズったんです。それを見た出版社の人が「本にしませんか?」と。

松永:それで最初の作品である『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』が発売されることになったんですね。この中で一番反響があったエピソードはなんですか?
星野:一番人気があったのは僕の高校の入学式の話ですね。地元でアフリカ系って僕の家族しかいないので、小学校の入学式は僕のことを物珍しそうに見て噂をしているんですよ。面倒臭いなと思って。それがある程度すると慣れていって。それで中学校に入学するとまた同じ現象が起きて。
松永:入学の度に同じことが起こるの、面倒臭いですね。
星野:それで高校も同じことが起こるのかなと思ったら、意外にもあんまり僕を見てこないんです。高校生にでもなるともう大人だからそういうことをしなくなるのかなと思っていたら、窓の外の別の人をめちゃくちゃ見ていて。今まで僕以上に目立つ生徒を見てこなかったので、「誰を見てるの?」と思って窓の外を見たら、全身民族衣装の僕のお母さんが立ってました(笑)
松永:入学式みたいな行事で、気合が入ると全身民族衣装になっちゃうんですね(笑)
幸坂:星野さんに世界のことわざを紹介していただきましょう。
星野:最初はこちら。「贈られた馬の歯を見るな」これはギリシャのことわざですが、どういう意味でしょうか?
松永:えぇ、どういうこと…?「現実を直視するな」みたいなことですか?(笑)

星野:これは、「人からもらったものを値踏みしてはいけない」という意味です。馬って口をめくって歯を見ると、それで年齢が大体分かるんですって。白くてピカピカなら若い馬、色褪せてたら年老いた馬。「人から馬をもらっといて、それが若いか年老いているかを確認しなさんな。ありがたく頂戴しなさいよ」という意味ですね。これって世界中どこでも通用する考え方ですよね。
松永:確かに、自分の生活に当てはまりますもんね。
星野:やっぱり自分が贈ったプレゼントの値段を検索されるのは嫌ですよね(笑)
星野:次は「ヤシの実の中の蛙のようだ」これはインドネシアのことわざです。
幸坂:なんだろう…。「井の中の蛙」みたいなことですか?
星野:ズバリ正解です!
松永:わ!当てやがった、コイツ(笑)
星野:まぁ、これは是非当ててほしかったです(笑)「井の中の蛙 大海を知らず」と同じで、「自分の殻にこもって外の世界を知らない」という意味です。すごく面白いのが、日本とインドネシアで同じ意味のことわざがあるし、その上どちらも「蛙」が出てくるという。
松永:なんで蛙なんでしょうかね?
星野:理由を探したんですがよく分からなくて。日本もインドネシアも蛙には「世界を知らない」イメージがあるんでしょうね。蛙にとってはとんだ風評被害ですが(笑)

星野:「魚と客は3日目から臭う」これはチェコのことわざです。
幸坂:「3日坊主」的なことですかね?
松永:「去る者追わず」的な意味かな?
星野:あぁ~、惜しい!いや、惜しくないか(笑)
松永:うわ、よく考えられて「違う」って言われた!恥ずかしい!!
星野:つまりこれはどういうことかというと…
ことわざの正解はいかに!?この他にも、いろいろなお話を伺いしました。
