親しい友人や家族にプレゼントをするときに、 喜ばれるラッピング方法があるって、知っていましたか?
TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
12月7日(水)放送後記
生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ!」。
お話を伺うのは…生活は踊る”月1レギュラー”、医療ジャーナリストで医師の森田豊さんです!

寒い日が続いていますので、体調管理には注意してください!きょうは今年最後の出演となりますので、一年の締めくくりに医学的見地に基づいた「師走の大クイズ大会」をお送りします!
Q、これからのクリスマスシーズン、贈り物をする機会も多くなりますよね。そこで、親しい友人や家族に贈り物をする際に、結果的に喜ばれるラッピングの方法として、報告されているのは次のうちどれでしょうか?
A:美しくラッピングする
B:不格好にラッピングする
C:ラッピングしない
正解は、Bの不格好にラッピングする
ネバダ大学の研究によると、美しくラッピングされたプレゼントを贈られた人は、中身を見たときの感動が少なくなる傾向にあったというんです。理由としては、ラッピングによる外見が完璧であればあるほど、中身に対する期待が
高まってしまうから。
不格好なラッピングを受け取った場合には期待度が低く、その分、実際のプレゼントに対する満足度が上がるようです。
ただ、この研究結果が当てはまるのは親しい友人や家族に対してのみのようで、友人とは言えないほどのそれほど親しくない知人には、美しくラッピングしたほうがいいと報告されています。
それほど親しくない人にとっては人間関係がまだ曖昧なため、ラッピングを通じて、送り主が私のことをどのように考えているかの第一印象につながるからです。

Q、ヨーグルトの味の濃さが「より濃く、より高級感を感じる」というスプーンが報告されました。次のうち、どのようなスプーンでしょうか?
A:軽いスプーン
B:重いスプーン
C:先がフォークみたいになっているスプーン
正解は、Aの軽いスプーン
イギリスとスペインの共同研究によると、重さが違うスプーンでヨーグルトを食べるという研究をしたところ、軽いスプーンで食べた時の方が、重いスプーンよりヨーグルトの味が、より濃く高級感を感じたという結果が得られました。
スプーンが軽いから、味も薄いだろうと勝手に脳が錯覚し、予想より濃く感じという精神的不連続性が発生したことによると考えられています。これを利用すれば、もしかしたら、軽いスプーンを使えば薄味でも濃く感じ、減塩になり生活習慣病予防になる可能性があるかもしれないと思います。
そして、別の研究で興味深いものがありました。明治大学とキリンホールディングスが9月から始めている実証研究で、人体に影響のないぐらい弱い特殊な波形の電波を、食品や食器に流すことで、実際の塩味よりおよそ1.5倍強く塩味を感じることがわかりました。この食器を使えば自然と塩分をカットできるようになるかもしれません。
Q、落ち込んでいるときに、ある行動をとると、元気が出る という研究結果があります。どんな動きだと思いますか?
A:ヘンテコな動き
B:しょんぼりした動き
正解は、Aのヘンテコな動き
アメリカ・サンフランシスコ州立大学の大学生に対して行った研究によると「背中を丸めてしょんぼりと縮こまった姿勢で歩くグループ」と「同じ側の手足を同時に前に出して動かす、ヘンテコな動きで歩くグループ」に分け、歩いたあとに、元気度、幸福度などを自己評価してもらいました。
すると、ヘンテコな動きのチームは元気度が大幅に高まり、しょんぼりした姿勢のチームは、元気度の大幅な低下がみられました。なぜこういう結果になったのかは説明はありませんでしたが、落ち込んだ時は、同じ側の手と足を同時に前に出して歩くようなヘンテコな動きをしてみたらどうでしょうか?
Q、悪夢を頻繁にみる人は、何かの病気になりやすいという報告があります。さて、どんな病気でしょうか?
A:認知症
B:胃炎
C:片頭痛
正解は、Aの認知症
バーミンガム大学が高齢者2600人に対して調査したところ、中年のころに、少なくとも週に1回、悪夢を見た人々は悪夢をほとんど見ない人と比較して、その後の10年間で認知機能の衰えが生じる可能性が4倍も高いことが判明しました。
質の悪い睡眠によって認知症の原因となるタンパク質が蓄積するのではないかと考えられています。質の高い睡眠を得るために、昼間に適度な運動をして、お風呂にしっかりつかってほしいです。
ちなみに一般的な認知症予防には、有酸素運動、人との接触機会や会話を増やす、読書や楽器演奏など脳を使う、魚介類を食べるなどが推奨されています。
また最近では、30分以内の昼寝も効果があると報告されています。

