林部智史 無限の可能性を引き出すカヴァーアルバム「カタリベ2」は女性曲ばかり
TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)6月19日(水)の放送に、シンガーソングライターの林部智史がゲスト出演した。林部は6月5日にカヴァーーアルバム『カタリベ2』をリリース。東海エリアでは、6月27日(木)にNiterra日本特殊陶業市民会館。7月7日(日)に静岡市民文化会館でコンサートを行う。
カヴァーアルバムは6年ぶり
『カタリベ1』のリリースから6年。林部は「デビュー前からカヴァー曲を歌っていて、そのときに見つけてもらってデビューしたので、カヴァーはみなさんが求めているものでもあり、コンサートで歌わなくてはいけないもの。でも『カヴァーの人』になりたくない気持ちもあって、その6年間だったのかなと思う」
「この6年間でオリジナル曲もたくさん出してきて、なるべくオリジナルのイメージをというところはあった。それプラス、今年はデビュー8周年。数字の8を横にして、今年のテーマはインフィニティーマーク=無限でやっている。無限の可能性を引き出すには、何をしたらいいんだろうとなったときに、逆に、カヴァーだった」
「カヴァーにいろいろ挑戦したほうが、自分にないものを取り入れられるんじゃないかということで、今年は原点回帰で、無限の可能性を引き出すために、カヴァーにしようということになった」
選曲基準は?
「今回は8周年の8に因んで、ぼくが生まれた年が1988年なので、88年以降で選曲してみようかなというコンセプト。それから、集まったのが全部女性曲。これは、自分の可能性を引き出すために、よりむずかしい楽曲も入れちゃおうという意味も込めて、挑戦的な楽曲も入っている」
「男性曲も候補に入っていたが、圧倒的に女性曲のほうが多かった。今回のアルバムに入らない曲も、一応歌ってみて、デモ段階で形にして、みんなで精査してわけだが、結局、自分の色が出しやすいのが、不思議と女性曲だった」
「元のオリジナル曲が好きだから、真似しちゃうのもある。それは悪いことだとは思っていなくて、真似したときに、女性曲だと、それが味になったりするので、それも(女性曲を)取り入れた理由」と話した。
林部は現在ツアー中で、東海エリアは、6月27日(木)Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール。7月7日(日)静岡市民文化会館中ホールで開催。
林部智史のカヴァーアルバム『カタリベ2』収録曲は「PIECE OF MY WISH(今井美樹 / 1991年)」「誰より好きなのに(古内東子 / 1996年)」「シングル・アゲイン(竹内まりや / 1989年)」「promise(広瀬香美 / 1997年)」「SUMMER CANDLES(杏里 / 1988年)」「 サンキュ.(DREAMS COME TRUE / 1995年)
「NAO(HY / 2006年)」「桜の雨、いつか(松たか子 / 2000年)」「I'm here saying nothing(矢井田瞳 / 2001年)」「ほんとはね。(より子。 / 2002年)」「名前のない空を見上げて(MISIA / 2004年)」「ハピネス(AI / 2011年)」※( )内オリジナルアーティスト / 発表年
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