辰巳ゆうと、憧れの氷川きよしの号泣エピソードに感激。

演歌の辰巳ゆうとが、4月から東海ラジオで深夜番組のパーソナリティを務めている『26時の歌謡曲』(毎週水曜深夜26時~27時)。辰巳は大阪出身の21歳。去年1月にデビューした。都内の大学に通う学生(4年)でもある。

生まれてまもなくカラオケ喫茶の常連に

番組のトークは、まず今月は「自己紹介」を丁寧に。一人っ子で、祖父母に可愛がられ、特に祖父の影響で、生まれて数か月でカラオケ喫茶デビュー。最初に覚えた曲は三橋美智也の「哀愁列車」だったそうだ。3歳で初めて出場したカラオケ発表会では、ディック・ミネの「旅姿三人男」をマゲ姿で歌った。番組では、そんな思い出の「昭和の名曲」をかけることも。5歳の発表会では、氷川きよしの「ズンドコ節」を歌った。辰巳がその頃から憧れていたのが氷川きよしだった。

氷川きよしが飛び入りで

辰巳が中学1年で出場したカラオケ大会のゲストが氷川だった。これが、辰巳と氷川との出会いだった。氷川が所属する事務所主催の大会で、辰巳の歌手への入り口となった。番組の第2回に飛び入り出演した氷川は、このときの辰巳のことを「坊主頭で学生服でかわいかった」と言い「出会いから好印象を持った」という。その後の辰巳は、高校に入ると月一回、東京にレッスンに通い、大学進学を機に上京し、デビューの準備を進めた。そして2018年「下町純情」でデビュー、日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得した。氷川は「デビュー曲を聞いて号泣」「レコ大受賞でまた号泣」と、かわいい後輩に対する号泣エピソードを披露した。

演歌の路上ライブ

実は、辰巳は、週2回の路上ライブを上京後1年間続けた。場所は演歌好きが多いと思われる都内のいくつかの街。緊張と不安の中で始めたライブに「足を止める人はほとんどいなかった」というが、ある日「足を止めてくれて聴いてくれた人がいたときはとてもうれしかった」そうだ。本人が「いちばんつらく、いちばん楽しかった」というストリート時代の思い出の曲は、春日八郎の「赤いランプの終列車」。

辰巳のしゃべりは落ち着いている。安定感がある。低音の声もいい。安心感がある。しゃべりも声も深夜に合っている。東海ラジオ『26時の歌謡曲』辰巳ゆうとの担当は毎週水曜深夜26時~27時。辰巳ゆうとがゲストの東海ラジオ公開録音「歌謡曲主義 セントレアスペシャル」は、5月11日(土)10時30分~と13時30分~、中部国際空港セントレア4階イベントプラザで開催。

26時の歌謡曲
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週水曜 26時00分~27時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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上通にあるオモケンパーク ©RKBラジオ

北部九州・山口災害情報パートナーシップを結ぶコミュニティFM各局とRKBによるコラボ番組『ローカる!』。地域密着のコミュニティFM局のパーソナリティにとっておきの街ネタを紹介してもらう。4月は熊本県熊本市にある「熊本シティエフエム」とのコラボでお送りする。20日の放送では、熊本市中心部のアーケード・上通にある建物「オモケンパーク」を紹介した。(報告:『ローカる!』ディレクター荒木風花)

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